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勇者パーティを追放された剣士、実は魔法が使えて世界最強に!?  作者: きむち
第2章:新たなる力と未知なる旅立ち
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第19話:試練を乗り越えた二人

お待たせしました! 第19話です!


魔王軍の卑劣な罠により、満身創痍となって倒れてしまったアルス。


暗闇の中で彼が目を覚ますと、そこには涙を浮かべたティアの姿がありました。


死線を乗り越えた二人は、お互いの弱さを自覚し、さらなる強さを求めます。


そして翌朝、次の目的地へ向かう馬車の中で、アルスにあの大異変が……!?

 アルスが目を覚ますと既に辺りは真っ暗だった。


 そこには涙を浮かべているティアがいた


「――アルス! よかったー!」


「うわ! ティア、ストップ」


「ごめん! つい」


 ティアは嬉しさのあまり、ついアルスに抱きついてしまった。


「本当によかったよ! 私、凄く心配したんだから!」


「ごめんね、ティア。心配かけちゃって……」


「回復はしてあるけど、まだ少しだるい?」


「少しだけ」


「ご飯食べる?」


「今はまだ、大丈夫」


「分かった」


 少し間が空いた後に、ティアは気になっていた事を尋ねた。


「私が、気絶させられた後……アルスはどうしたの? 気が付いたら傷だらけのアルスだけになってて」


「あの魔物は俺が倒したよ。でも危険な方法だった……本当にごめん、あのときは油断してた……」


「ううん……大丈夫だよ。だってあの状況じゃあ仕方がないよ……私のブーストがついていても見えなかったんだよね……しかも私が人質に取られた時点でお互いに命がかかっていたもの。」


 アルスは今回のことで自分の弱さを自覚した。


 どんなに強い魔法があっても、油断一つで全てがひっくり返ってしまうのだ、と。


 同じくティアも、自分の迂闊さでアルスを極限まで追い詰めてしまったことを自覚した。


 お互いを守るために、もっと強くならなければいけない。

 暗闇の中、二人の心には、これまでとは違う確かな覚悟が芽生えていた。


 翌朝、少し休憩をとってから次の目的地までへと向った。


「ティアは馬車を操縦できたんだね。」


「うん! 実は少しだけだけどやってたんだ! アルスはそこで休んでて!」


「ありがとう、ティア」


 ガタゴトと揺れる馬車の中、アルスは昨日の謎の音声を思い出した。


(そういえば昨日の気絶する前に何か言っていたなステータス? みたいな――)


「――うわ!」


「どうしたの!? アルス?」


「いや、何でもない」


「あら、そう……ならいいのだけど」


(ティアには見えていないのか?)


 アルスの目の前には半透明なボードが浮かんでおり、そこには自分の能力値を示しているかのような。数字や文字があった。 


(魔力以外のステータスは全て50だな。……でもこの∞……? なんだろうこのマークは)

ご覧頂きありがとうございます!


第19話はいかがでしたか?


危機を乗り越えて絆が深まった翌朝、ついにアルスの前に『ステータスボード』が出現しました!


しかし、魔力の項目に書かれていたのは謎の『∞(無限)』マーク。


他のステータスが50なだけに、アルスの持つ魔力の異常さが際立っていますね……!


この無限の魔力を秘めたステータスを手に入れたアルスは、これからどんな成長を遂げるのか。


次の街への道中も、ますます目が離せません!


次回、第20話もお楽しみに!


「ティアの馬車操縦レアで可愛い!」「魔力∞はチートがすぎる!!」と思った方は、

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みなさんのポチッとで、アルスのステータスがさらに開花するかも……!?

よろしくお願いします!

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