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第九話 買い物?デート?

後書きに重大な発表があります。


今回も駄文です。

分量も少ないです。

最後らへんは無理やりまとめた感じが否めないです…


楽しみにしている方々(いるのか?)申し訳ありませんm(--)m


そういえば、いつの間にかPV5000、ユニーク1000達成してました。

ありがとうございます!

【ラグナ商店街】


今日は休日だが、朝早くから商店街に俺は居る

せっかくの休みだから休みたいのだが、ある約束のため、俺はこの噴水の前でとある人物を待っている

集合時間は10時丁度

さすがに俺が遅れるわけにはいかないと思い、着いたのが9時丁度

…分かってる

柄にもなく焦りすぎたんだよ

こっちに来る前はこんなのんびりと買い物することなんてできなかったからな……

とまぁ、感傷に浸りつつ、目の前を通り過ぎて行く会社員やカップルを眺めているわけだが…

ア:「暇だな…」

エ:「ごめんなさい」

ア:「うわ!ってエリンか…。脅かすなよ」

エ:「普通に挨拶しただけで驚かないでよ……」

少し膨れっ面になったエリンを見て、俺は少しうれしいと思った

――?

何が嬉しいのだろうか?

俺はこの気持ちをどう表現するべきなのかよくわからない

何なんだろうな、この気持ちは…?

エ:「どうかしたんですか?」

慌てて思考の海から意識を引きづり上げると目の前には近づき過ぎなぐらい近いエリンの顔が――

ア:「ち、近い」

エ:「あ、ご、ごめん」

慌てて顔を離す俺たちは傍から見たらどう見えるんだろうな?

初々しいカップルにでも見えるんかな?

それにしても顔が真っ赤だな…

エ:「あ、あの…」

ア:「ん?」

エ:「今日の服……どうかな?」

そう言われて改めてエリンの服を見る

白のワンピース姿

たったそれだけにもかかわらず、どこかのお嬢様にも見える格好だった

ア:「可愛い…いや、綺麗というべきかな?」

エ:「そうですか、よかったです」

少し頬を赤く染めつつ、ほっと一息つく姿は先ほどとは対照的に可愛かった





【エリンside】





今日は待ちに待ったアラン君とのデートの日!

今までオシャレなんて気にすることなんてなかったから慌ててお母さんに聞いたら

「あら?彼氏でも出来たの?早く孫の顔を見せてね?」

と、茶化された

その後なんだかんだで聞いてると、そこまで化粧とかすることはなかった

お母さん曰く、

「あんたは素材が良いんだから素で勝負した方が一番なんだよ!」

とからしい

私はそこまで自信がないのだけれど……

服は私のお気に入りの白のワンピース

アラン君が褒めてくれるとうれしいな…





そうこうしているうちに時刻はもうすぐ10時

慌てて集合場所である噴水のところへ急ぐ

噴水の前ではすでに彼の姿があった

「(待たせちゃったかなぁ……)」

少しため息をつきつつも後ろから側へと近づいてゆく

彼は前の風景を見たまま私には気づかない様子

それにしてもカッコイイなぁ…

黒の上着とジーパンのラフな格好だけど、なんかこう…オーラが出ているみたいな感じがする

実際、周りを行く女の子や女性の人が彼を見てキャーキャー言ってた

うぅ…自信がなくなってきた……

そして――

ア:「暇だな…」

エ:「ごめんなさい」

ア:「うわ!ってエリンか…。脅かすなよ」

エ:「普通に挨拶しただけで驚かないでよ……」

予想外の返答に少しムッとするとアラン君は苦笑いしていた

そのまま思案顔に移ったので

エ:「どうかしたんですか?」

と、少し首をかしげながら彼の顔を覗き込むと――

ア:「ち、近い」

エ:「あ、ご、ごめん」

予想以上に近づいてしまった

あのままキスできたらな――とキスをできない今の自分の現状を見て少し後悔

もっと前からアプローチするべきだったかな

あ、それはともかく聞かないと

エ:「あ、あの…」

ア:「ん?」

エ:「今日の服……どうかな?」

そして、今日の聞きたいことの1つ、私の姿が彼の目にどう映っているのか?

良い評価だとうれしいのだけど

ア:「可愛い…いや、綺麗というべきかな?」

エ:「そうですか、よかったです」

その言葉を聞けて安心するも、彼の「可愛い」「綺麗」という言葉に少し赤面

は、恥ずかしいです……





【???side】





何時までも噴水前に居続けるのはもったいないと動き出す2人

そして、その動きを後ろからジッと見つめる怪しい影

「こちらKRT。本部どうぞ」

「こちら本部、MSA。KRT、状況をどうぞ」

「ターゲットは南に進行中。未だ手は繋いでおりませんが、先ほどからターゲット『エリン』の方が手を出したり引っ込めたりしてます、どうぞ」

「はぁ…やっぱり1人で悩んでるか……。本部了解、そのままターゲットの追跡を続けよ」

「KRT了解」





KRTとは俺ことケルトだ

MSAはメシアだ

今俺たちは何をやっているかというとターゲット…アランとエリンのデートを追跡している

なぜかって、楽しいからにきまってるだろ?

アランは知らんが、エリンは誘われることはあっても、いつも断ってばっかりだったからおそらくこういう類は今日が初めてのはず

さっきから初々しい動き(手を出したり引っ込めたり)を続けている

一方、アランは……慣れてるのか?

たまにエリンの方をチラッと見て微笑んでいる

そして――

「(見るのは構わないが邪魔だけはするなよ?彼女も今日を楽しみにしてたみたいだし)」

!?

おいおい、気づいてたのかよ…

ケ:「こちらKRT、ターゲットにバレていたようだ。しかし、邪魔をしなければいいようだ、どうぞ」

メ:「ねぇ、面倒だから普通に話さない?というか、どこからこんなトランシーバーとか持ってきたのよ」

ケ:「アクアが『追跡かい?ならこれを上げよう』とか言ってくれたんだ」

メ:「…びっくりだね」

俺もびっくりだよ





【アランside】





さて、ケルトとメシアがついて来ているのは知っていたが、彼女の喜び様を考えたら水を差されるのはどうも気分が悪いので、警告を念話で伝えるとしよう

まぁ、あいつらもわかってくれるだろう

この話は打ち切りにして、問題は目の前の彼女だ

先ほどから手を出しては引っ込め、また出しては引っ込めるを繰り返している

そろそろかわいそうだし、俺からさりげなく動いた方が良いよな

ア:「今日は人も結構いるし、はぐれないように手繋がない?」

エ:「え?あ、うん…」

真っ赤になりながらも手を出すエリンはどこか壊れそうなガラスにも見えた

なぜそう思ったかは知らないが、そう見えた。





場所は変わって、今はカフェに来ている

色々な場所を見て回って、気がつけばすでに午後3時をまわっていた

さすがにお腹もすいたので近くにあったカフェで軽食を取るとしよう

ア:「エリン。お腹は空いてない?」

エ:「ふぇ!?あ、うん。なんか食べたいかも……」

…今日は一段と奇声が多いな





【エリンside】





うふふふふふ……

はっ!

また意識がエスケープしてた…

でも、やっぱり夢じゃないかと思ってしまう

なぜなら、目の前でアラン君が楽しそうに話す姿を見て、自分の心臓がドキドキいっているのが分かる

これは夢のレベルじゃないよね…

私たちは現在、カフェでそれぞれの注文を言って、談笑をしている

はぁ~…やっぱり夢みたい…

ア:「…さっきから意識がいろんなとこに行ってるみたいだけど、やっぱり、俺みたいなやつじゃ不満だよね。ごめん」

エ:「え!?アラン君は大丈夫だよ!どっちかっていうと私が舞い上がりすぎてるだけだし…」

ア:「それでも、一瞬でも意識が違うところに行くってことは俺に何らかしらの不満があるってことでしょ?だからごめん」

エ:「あぅあぅあぅ……―――なら、私の言うことを1つ聞いてもらってもいいですか?」

ア:「俺に出来ることであれば」

エ:「なら……はい、アーン」

私が!

私が夢にまで見た!

アラン君にアーンすること!

ふっふっふ…クールなアラン君と間接キス…

ア:「あ~ん…んっ、そっちもおいしいね。はい、おかえしのあ~ん」

!?

はわわわわ!?

アラン君からあ~んですと!?

これはチャンス!

エ:「あ、あ~ん」

し・あ・わ・せ~





【アランside】





時間は経って今は午後5時ごろ

そろそろ寮の帰宅時間である6時が迫ってきている

ここから寮までは30分かかるからね

ア:「楽しかったけど、そろそろお開きとしようか?寮の帰宅時間が迫ってきてるし」

エ:「あっ、そっか。もうそんな時間か~…もったいないけど、仕方ないね」

さびしそうに笑う姿を見ると中々の罪悪感が……

戦場に生きてきた俺には無縁の世界だったはずなのに…

今では無くてはならない存在となった世界…

俺は…いつまで居られるのだろうか…

願わくば、長き時を共にあらんことを…

エ:「どうしたの?」

ア:「ん、何でもないよ。じゃ、また学校でね」

エ:「うん、じゃあね」

夕日に照らされる彼女の背中を見ながら思い耽るある日の夕方……





(一方…)





メ:「おしかったね~」

ケ:「まぁ、エリンのキャラが壊れてた気がするが…」

メ:「あ~…そうだね」

ア:『仕様だから仕方ないよ』

ケ:「うぉ!何時から居たよ!?」

ア:『「こちらKRT。本部どうぞ」からだね』

ケ:「つまり、最初から居たわけだ…」

メ:「何の意味が…?」

ア:『特にはないよ。さて…来週からはいよいよ学内戦争だね…』

ケ:「去年は上級性が猛威を奮ってたけど、今年は負ける気はないね」

メ:「うん!」

ア:『まぁ、今年はそれだけじゃないみたいだけどね』

ケ:「どういうことだ?」

ア:『…あくまで噂だが…の話なんだけどね。学内戦争の際には個人別に順位が分かるだろ?』

ケ:「あぁ」

ア:『その順位がある程度の数まで…初の試みとなる学園戦争に出場するらしい』

メ:「学園戦争?」

ア:『あぁ。他の学園と模擬戦争をやるらしい』

ケ:「へ~、たしかに今までにはない試みだな。形式とかはわかるのか?」

ア:『互いの学園グランド上に設置するフラッグを奪うらしい。戦争というぐらいだから死亡判定とかもあるんだろうけど、その辺はまだわからないね』

メ:「とにかく!今度の学内戦争で活躍して出ようね!」

ケ:「おう!」






どうも、アクアです


書く内容がある程度は決まってるんですが、文量がどうしても少なくなってきてしまいます…


今回、お伝えした学園戦争編はある程度長く書けるとは思うのですが…


さてさて、どうなる事やら?


ちなみに私事で申し訳ないのですが、一時的に更新を停止します


理由は書く暇がないからです、はい


8月を目標に再開したいと思います


……とまぁ、建前上はそうなんですが、裏として…


最新作を考え中です


うっ、すみません、何しろネタが出てきちゃったもんですから(笑)


ちょっ!ミサイルとか撃たなくていいから!


と、いうことで、そちらがある程度書いたら再開、という流れにするつもりです


詳しい更新は活動報告を見ていただければ幸いです


では、次回「学園頂上決定戦」お楽しみに~

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