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転生した俺は魔王となり魔物の理想郷を作ります  作者: 鈴木颯手
第1章奴隷編~スヴィニア国家弁務官区~
10/12

010(地図あり)

「それで?先ずは誰の所に連れて行けばいいんだ?」


 エイザ=ルートの協力を取り付けた俺は早速どこに行けばいいのかを聞かれる。とは言え俺はここに来たばかりな上に転生直後だから基礎的な知識もほとんど持っていない。その為、先ず行うべきなのは情報収集と言う名のお勉強だ。


「すまないが俺は知識がほとんどない。襲撃を受けた際に大半の事を忘れてしまったらしい」

「そうなのか?確かにそう言ったやつが偶にいるのは見たことがあるけどお前みたいに普通にしているのは初めて見たな」

「そう言う面で見ても俺は異質らしいな。そんな訳で色々と教えてくれ。国家から、種族、ここについてもな」

「分かった。協力すると言った以上とことん協力するぜ」


 エイザ=ルートは一度引き受けたら全力で成し遂げるタイプの亜人の様だ。今の俺にとっては凄く有難い。早速エイザ=ルートを先生とする勉強会が開催された。

 その結果、ミラから教えてもらえた以上の事が判明した。先ず、バーレンベルグ連邦帝国は前に聞いた通りだが想像以上にデカかった。建国から僅か70年でこのハーン大陸東部を支配する一大国家へと成長したようだ。周辺諸国は何度か領土拡大を抑えようとしたらしいが各国は独自に攻撃したため全て返り討ちにすると更に領土を奪いどんどん強大になっていったようだ。そして、今俺たちがいるのはスヴィニア国家弁務官区と言うバーレンベルグ連邦帝国の属国のような場所らしい。元々スヴィニア共和国だったこの地に侵攻して滅ぼすと生き残っている亜人達の迫害地域に改造したらしい。スヴィニア共和国は農業に適した肥沃な大地と魔石と呼ばれる魔道具の核となる鉱石などが大量に採掘されるというまさに国家としてみれば理想的な土地だったようだ。

 その結果、ここにはバーレンベルグ連邦帝国各地から亜人が移送され強制労働を課せられているようだ。国家弁務官区が誕生したのが9年前で当時移送されてきた亜人は数十万いたが今では半分に減っているようだ。それだけここの労働は大変だという事だろう。もしエイザ=ルートに会っていなければ俺は体を壊し、死んでいたかもしれないな。もしそうなら俺は大分幸運だったな……、転生してすぐにこのような場所にいるのが幸運なのかは分からないがな。


「バーレンベルグ連邦帝国を囲むようにアルー王国、ホーラント王国、ベル公国、スルーフ王国、タリア王国、ヴィスピア連合王国、ルーマ帝国、グリム・ヴァン公国、ゼルビア帝国が存在している。また、海の向こうの大陸にはミスラム第7王朝と言う長い歴史を持つ国家がある。後は海に浮かぶ島に魚人達の楽園があるらしいけどそこまでは詳しくは知らないな」

「バーレンベルグ連邦帝国はそれらの国全てと敵対しているのか?」

「いや、そうではないな。タリア王国は一時期やりあっていたけど革命が起きて以降は同盟関係にあるしルーマ帝国の圧迫を受けるグリム・ヴァン公国はバーレンベルグ連邦帝国の支援を受けているからな」


 それでも周囲の国家の大半が敵であることに変わりはないようだな。その内包囲網でも形成して足を揃えて侵攻したりしそうだな。

 とは言えこれで周辺諸国に関しては軽く知る事が出来た。次は俺達亜人についてだ。


挿絵(By みてみん)

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