お見舞い
間が空いてすいませんm(_ _)m
コロナや梅雨で忙しくしばらく投稿出来ませんでした。
これからもよろしくお願いします!
葵の家ってこっちであってるよな?少し心配になってくる。一応お見舞いにプリンとドリンクだけ買ってきたけど、葵の親にもなにか買っていった方がいいのか?お見舞いなんてあんまりしたことないからよくわからない。まあ、長居するつもりもないから大丈夫だろう。
(確かここのはず)
今では特に珍しくもなく、見なれた太陽光発電が黒色の屋根についている一軒家だ。
チャイムを鳴らして少し待つ。すると母親にしては若いような気がする声で応答があり、葵のクラスメイトで、お見舞いに来た旨を伝えるともしかしたら寝ているかもしれないから、その時は起きるまで待っていなくてもいいよと言われ、部屋まで案内してもらった。
やはり、声の主は葵の母親ではなく姉であり、今は大学生だなのだそうだ。肩ぐらいまである髪の毛の先だけにパーマをかけている。ロングパーマなのかと思ったが、その場合もう少し髪が長くなければならないのかもしれない。髪型にあまり詳しくないのでうまく表現することができないが、髪を茶色に染めており、右耳に2つ、左耳に1つピアスを開け、いかにも女子大生といった風だ。
しかし葵にお姉さんがいるとは知らなかった。素直に綺麗な人で相当モテそうだ。
葵の部屋につき、ノックをするが返事がないので寝ているのかもしれない。
「お邪魔しま~す」
と一応小声で言い、音が鳴らないようにドアをゆっくりあける。
思っていた通り部屋は電気がついておらず、ベットで寝ていた。息が荒いのでまだ熱があるのだろう。あのまじめな葵が学校をそっとやちょっとで休むとは思えないらか相当体調が悪かったのだと思う。
(でもなんかあれだな、こうやって寝顔を見るのは悪いと思うけどやっぱりかわいいよな~)
少し前、と言っても俺がダンジョンに巻き込まれる前だから3,4か月前の話になるが先輩と付き合っているという噂を耳にして少し落ち込んだのを思い出す。あの頃から仲がいいほうだったから少し夢を見たこともあったけど、所詮は仲がいい人のうちの一人ということだったのだろう。本人には怖くて直接確認していないが、「火のない所に煙は立たぬ」というぐらいだからそういうことなのだろう。
起こしても悪いのでプリンとドリンクをお姉さんに渡し「お大事にとお伝えください」とだけ言って帰った。
(いつでもダンジョンに行けるように帰ったらアイテム整理でもするか)
ありがとうございました。




