下校
執筆を再開しました。
やっと前期試験がおわりました。
これからも読んでくれるとありがたいです!
コメントやなどもよろしくお願いします。
「すまん。待たせたな」
「じゃあジュース奢って?」
「そういうのいいから早く行くぞ」
こうやってレイジと話しながら帰るもの久しぶりだな。ダンジョンの中じゃあ話し相手なんていなかったからな人と話すこと自体なかったからな。
「カイト、そういえば今日葵とは話した?」
「葵?いや、今日は見ての通りずっと囲まれてたから話してないな。どうしてだ?」
「葵、カイトが巻き込まれてずっと心配してたから」
「あいつらしいな。明日にでもお礼しとくよ」
葵か。一番最初に声をかけるべきだったな。明日ではなく今日、帰ったら電話しておこう。こういうのは早い方がいい。
「俺がいない間学校で何かあったか?」
「まあ、何か事件があったか?って聞かれるとカイトがダンジョン発生に巻き込まれた以上のことはなかったね。普通に文化祭や体育祭があったりしただけ。カイトの方こそどうだったの?ダンジョンって?答えなくなければ答えなくてもいいけど」
「なんというか、あんまり進んでいきなくなるような場所ではないな。だけどこれからもダンジョンの攻略を手伝う予定だ」
「へぇ〜。意外だね。カイトならそういう目立つ上に面倒なことは絶対やらないと思ったのに。心境の変化でもあった?」
「まあ、いろいろ思うところがあったんだよ。まだ地球に住みたいし、したいこともあるからな」
「無重力になるって聞いた時はびっくりしたけど、びっくりしただけなんだよね。なんか実感湧かないっていうか。危機感がないっていうか」
「みんなそんなもんだろ。じゃあここらへんで。また明日学校で」
「うん、じゃあね」
今日の学校はものすごく疲れた。明日は質問攻めは勘弁して欲しい。ただでさえ誰とも話しておらず、話すときに使う筋肉衰えているのに。筋肉痛になりそうだ。
プルルルルル
あれ?誰からの電話だろう?葵か?でも相手は非表示になっている。
「もしもし。暁月 海斗です。」
「もしもし。ダンジョン省の上原です。突然で申し訳ないんですけど、昨日話をしたもう一人ダンジョン発生に巻き込まれて生きて帰ってきた人_弥雷秀って言うのだけれど、弥雷くんは今から会えるんだけど、今から何か予定ある?」
「大丈夫です。特に予定ははいっていません」
「急でごめんね。この喫茶店まで来てもらえる?」
「わかりました」
ありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。




