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初戦闘①

今回もやはり短いです



(なんなんだあれは?)




バランスボールぐらいの大きさをしており色は水色。

だが体表の色が水色かというとそうではない。

透明感があり、先の景色が透けて見える。

いい表現方法が見つからないが、例えを挙げるならば、透明の容器の中に水を入れたのを見ているかのようだ。




それは「スライム」と呼ばれるモンスターそのものであった




(マジか・・・)



ここはほんとにどこなのだろう、日本の変な地下研究室にでもきたのだろうか。あるいは異世界か。



(異世界召喚ならもう少しマシな召喚場所があっただろ)



などともはや焦りや混乱を通り越して呆れていた。人間処理しきれない情報が一気にくると逆に冷静になるのかもしれない。


定番としてはここから戦ったりしていくのだが、もし戦うにしても武器と呼べる武器になるようなものは持っていない。

あえて言うならばシャーペンぐらいだろうか。




(どうする?戦うか?)




ゲームや漫画通りならば、触れると溶かされるのだがこいつはどうなのだろうか?




こっちに向かってくる。だがスピードは遅く、焦るほどではない。

走って逃げようと思えばぜんぜん逃げれるスピードだ。




漫画とかならば核と呼ばれるものが透けて見えており、それを破壊すれば倒せるものなのだが、目の前のこいつにはそういったものが見受けられない。



見えないだけであり、存在しているのかもしれないが。




(とりあえず触れたら本当に溶けるかどうかだけ確かめてみるか)




とりあえずカバンの中から芸術の教科書を取り出し「スライム」に投げつける。あわよくばこれでダメージを与えられればいいのだが。




(そんなに甘くないか…)




投げつけた教科書は「スライム」の中に入り、徐々に内部の水によって溶かされていっている。

内部にある液は塩酸や硫酸みたいなものだと考えればいいだろう。




(どうする?逃げるか?でも移動スピードも早くないし逃げようと思えばいつでも逃げれる。色々試して危なそうならその時は逃げよう)





ありがとうございました

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