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基本的に短い文しか書けないのがわかりました(泣)

すいません…



(どこだ?ここは?)



冷や汗が出てくる。

こんなに焦ったのは久しぶりかもしれない。

まだ子供の頃、両親と遊園地に行ってはぐれた時以来だ。

心臓の鼓動が早くなるのを感じる。


さっきまでは確かに通い慣れた高校の別館だったはずだ。いつも通りの退屈で眠い高校の5時間目の芸術。

それが今はまるで地下鉄の整備前のただ地下を掘りましたと言わんばかりの洞窟のようなところにいる。前後に真っ直ぐと道が続いており、薄暗いからか遠くまでははっきりと見えない。横幅は人が4人並べるかどうかという幅でちょうど学校の廊下のような広さだ。



焦っても仕方がないのは分かっているが、焦らずにはいられない。



(どうしよう・・・)



脈が早くなっていくのを感じる。パニックになりそうになるがしっかりと呼吸するということに意識をむけ酸素を体内に取り込む。



(落ち着け、、、パニックになってても何も解決しないぞ)



頭の中で必死に自分に言い聞かせる。



「誰かいませんかー!!!!」



とりあえず大声でだれか周りにいないか呼びかけてみるが返事はない。こちらを警戒して返事をしないだけなのかほんとにいないのかはわからないができれば前者であって欲しい。この状況で1人なのは流石に心細い。



(あっ、携帯)



と思い探そうとするが、校内には携帯は持ち込み禁止のため、今は持っていないことを思い出す。

いつもなら皆こっそりと持っているのだが、今日はたまたま運悪くうちの学年だけ荷物検査があると噂が流れてきたため、俺を含め全員携帯を真面目に朝のホームルーム時に提出していた。



(なんでこんな時に限って、、、ほんと運ないな)



いま持っているのは授業で使うための筆箱や教科書等々が入った学校指定のカバンのみ。

食料も水もない。絶望的状況だ。



サバイバル業界で用いられる3の法則というものを知っているだろうか。空気なしでは3分間、体温保持なしでは3時間、水なしでは3日間、食糧なしでは3週間、孤立では3ヶ月間しか人間というものは生きることができないといったものだ。



食料がないのはまだしも水がないのは非常にまずい。水なしでは三日間と言われているがそれは行動しない場合においての過程であり、実際行動するとなると、もって1日半ぐらいだろう。



それまでに最悪でも水だけでも確保しなければならない。



汗を一滴流すと生存可能時間が1分減るという、本当かどうかわからないことを聞いたことがあるが、救助が望めない今じっとしているわけにもいかない。



(とりあえず移動するか)




★☆☆☆☆☆☆




「えっ?」



少し移動すると信じられないものを見てしまった。



ありがとうございました

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