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ボス戦①

コメントなどもよろしくお願いします




ダンジョンに入って一週間ぐらいが経過した。時計などの時間がわかるものを持っていないので、完全に自分の感覚頼りだ。人間の生活リズムは本来25時間周期でできていると言われているので、もう少し時間が経っているのかもしれない。




そして現在、4階層(仮)まで到達している。

これまで起こったことは以下の通りだ。





まず、三階層(仮)で出るモンスターは素早いウサギだった。

目が赤く、体毛は白い。大きさは普通のウサギと同じぐらいだが、異常に早い。

見た目は目が赤いこと以外普通のウサギと同じで、目に見えて筋肉が発達しているというわけではない。

魔法で身体強化的なやつを使っているのかもしれない。





もしそうであれば早く習得しておきたい。

身体的能力の底上げは地味だが強い。剣技などは一撃分しか速度や威力が上がらないし、そのあと硬直時間が存在する。だが剣技に対し、身体強化はMPが続く限り速度や威力は上がったままだ。さらに身体強化を使用したまま、剣技を使えば、もう一段階威力が上がる。





そしてウサギは、基本的には単体で行動しているので一体に集中できたが、移動するスピードが早く、俺の腕では剣を当てることができなかった。

結局、疲れるのを覚悟で「バッシュ」を放ち無理やり当てるか、着地地点を狙って「プラズマボール」を使って倒した。





攻撃方法としては、爪で引っ掻いてきたり、噛んできたりしてきた。

初めてこのモンスターと遭遇した時は、今までより戦いづらく焦ってしまい、攻撃をくらってしまったが、終盤の方では、攻撃を喰らわずに倒すことができていた。





攻撃を喰らったところは今は治っているが、変な感染病にかかっていないか心配だ。




ちなみにMPの回復方法は一定時間休むことであった。

意識はあってもいいが、とりあえず体に力が入っておらず、リラックスしておけば良い。

だが、どちらかと言えば寝ていた方が回復スピードは早かった。




次に三階層では宝箱、もとい木の箱を二つ見つけることができた。





一つ目の宝箱がある部屋にはトラップが仕掛けてあった。

宝箱を開けると真上から矢が飛んできた。これは前回と同様に、宝箱を開けた瞬間後ろに飛ぶことにより回避することができた。ステータスの俊敏性が高かったから避けることができた完全にステータス任せの回避方法である。





中身はガラス瓶の中に薄水色の液体が入ったもの。

回復薬、いわゆるポーションというやつだろう。

傷が回復するのか、MPが回復するのか、それとももっと別の効果があるのかどうかはまだ使っていないのでわからない。





そして二つ目の宝箱は初めてのミミックであった。

見た目は前回同様の宝箱であった。

見た目だけでは判断できそうにない。

開けようとして近づいて行ったら、突然動き、飛びかかってきた。

だが、この不意打ちの攻撃もステータスが上がったことにより、横に飛んで回避することができた。そしてそのまま「プラズマボール」を使い倒した。





最後にレベルも上がっている。現在のステータスはこんな感じだ。





――――――――――――――――――――――――――――――



暁月 海斗   レベル: 5


17歳


MP 18/18


STR(攻撃力) : 20


VIT (防御力): 19


DEX (命中率): 17


AGI (俊敏性): 30


INT (魔法攻撃力): 18


LUC(運): 18



スキルポイント: 2



<取得剣技>


バッシュ   LV2



バックチェンジ



<取得魔法>


プラズマボール  LV2



<取得スキル>


索敵


―――

―――――――――――――――――――――――――――




プラズマボールとバッシュのレベルが2に上がった。

バッシュはただ速度と威力が上がっていくだけのようだが、プラズマボールは少し違った。





―――――――――――――――――――――――――――


 

プラズマボール  LV2


高電圧の弾を発生させる。

基本的には直線的にしか飛ばすことができない。

一定確率で相手をスタン状態にさせる。 



―――――――――――――――――――――――――――




というものだった。相手をスタンできるのはかなり大きい。スタンしている間に近づいてバッシュを使ってもいいし、魔法はMPがある限り連発できるので、そのままプラズマボールを打ち続けてもいい。

剣技と違い魔法には魔法を使用した後に硬直時間というものが存在しないのだ。

しかし、連続で魔法を使うことはできるが同時に使うことはできない。魔法名を早口で言うことで連発スピードは上がると思うが、試していないので何とも言えない。



あとはバックチェンジ。

バックチェンジは取得必要ポイント2の剣技で


―――――――――――――――――――――――――――




バックチェンジ



相手の背後に高速で移動する




―――――――――――――――――――――――――――




というものだ。

これが本当に使える。高速移動と言っても、ほとんど瞬間移動みたいなもので、相当な格上と闘わない限り通用するだろう。

でも、自分でもどういうルートを通って相手の背後に回っているのかわからないので、その通り道に剣を構えておかれたら斬られると思うとゾッとする。





ちなみに今のところ、1レベル上がるごとにスキルポイントは2ずつ増えていくことがわかっている。





取得可能魔法の欄に「罠解除」というのが出てきたが、これはまだ取っていない。

取得必要ポイントは2なので取ろうと思えば取れるが、新しい剣技も取得したいので現在保留中だ。





そして四階層(仮)。

ここでの階層では、まだ宝箱は見つけていない。





四階層(仮)のモンスターは、今まで出てきたモンスター+ネズミであった。ネズミはそこまで強くなく、基本的に集団で動いていた。たまにゴブリンとウサギの混合の集団など別々のモンスターが連携して襲ってきた。




こういう時に「プラズマボール」の派生魔法である「サンダーボルト」をとっておけば良かったと思う。



―――――――――――――――――――――――――――



サンダーボルト



狙った相手を中心として高電圧が発生する。  



取得必要ポイント: 5




―――――――――――――――――――――――――――




という効果の初めての範囲魔法である。

おそらくこれもレベルアップしたらスタン効果がつくだろうから、複数体を同時にスタンできる可能性がでてくる。

なかなか有用だ。




今まであったこととしては、こんなところだろうか。




★☆☆☆☆




そして現在目の前には、過度な装飾が施されているあまりにも場違いで巨大な扉があった。



ありがとうございました!

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