プロットの原型
日陽中学に通っている岸辺たち五人。
中学卒業を間近に迎え、塚本は自身の家庭環境に悩んでいた。だがそのことは、岸部たちは知らなかった。周囲でそれを知っているのは、放課後に卒業文集の書き直しで同じく居残りとなっていた唐川(居残りの原因を話した)と、倉橋婦人(放課後母が仕事から帰ってくるまでの間かくまってもらっていた)くらい。
卒業式直前、倉橋の家へ行くと(仲のいいおばあちゃんの家へ)言って分かれた塚本の後を、興味本位で追跡(最近微妙に付き合いが悪い)結果倉橋老人が二人を殺す場面を目撃し、死体遺棄を手伝う事になる
塚本夫妻は娘の失踪をチャンスと捉え、どこかへ移住。倉橋老人は、自身の後継者問題や隠蔽やらで大忙し。死体遺棄三人組は同じ高校へ、唐川は一人別の高校へ進学。
唐川は突然の失踪というか、姿を消した塚本に対して疑問を抱いていて、数年後探偵業に付いた際に、移住した塚本夫妻に事情を聞きにいく事になる。
進学後、しばらく抜け殻だった岸辺を二人が励ましたが、谷中もダメージを負っていて、恋愛に逃避、セックスに逃避、在学中に妊娠発覚。
何とか三人卒業、唐川は実家、谷中は倉橋関連の配送業で倉橋孫のお守り、浦戸は市役所職員に。倉橋老人はこれくらいの時期に後継者問題等の忙しさから解放されボケる。
徘徊老人の誕生。
現在、倉橋孫のサイドビジネスが失敗し、犬の死体を沢山捨てて回ってる。それが表面化して報道中。
今年の夏に同窓会が開かれ、唐川が町に帰ってきてから、話が始まる。
ここまでが事件の背景。