君が1番!!〜雪積も散歩の出会い道〜
今日はとてつもなく寒いという訳でもないのに朝起きれば雪が積もっていた。
きっと、夜の内に積もったのだ。昼を待たずに溶けるだろう。
予想は当たっていた。
ここ数日は寒くてなかなか外に出向くことはなかったので、化粧もそこそこにテキトーな格好でコンビニでも行くか、と扉に手を...っと、寒いから手袋もはめてこう。
そしてようやく外に出た(結局は寒いから言い訳を重ねて外には出たくなかった)。近くのコンビニに向かって歩いていたけど特別買いたいものがあるでもないのに財布を軽くするのも癪なので散歩に切り替えた。
隣のおばあさんに
「こんなに寒いのに散歩で体動かそうなんて偉いね」
なんて言われたけど(おばあさんは日課で玄関を掃除するためタイミングが合えば会える。ダジャレではない。)
ただ財布の金を使うのを渋り出しただけとは言えなかった。
なんだか散歩にも飽きてきたので(まだ10分もたってない)普段は遠回りだからと使わない道から帰ることにした。
そう、帰ることにした。
猫が箱に居た。いや“すててねこです。拾ってください”と書かれた箱にいた。まあようは捨てられていた。(何だよすててねこって。ステテコか?)猫の入った箱はまだ綺麗な見た目なのでつい最近に捨てられたようだった。それに猫は毛並みも良くて、程よく太っていた。きっとキャットは相当大事にされてたんだろう。
「さて、どうするか…」
家ペット可だし、寒そうだし、実家にいた猫に似てるし、猫好きだし…あ、飼わない理由が見当たらないな。コレ。
という事で、連れ帰ってきてしまった。とりあえず暖かい部屋で体を温めてあげた。
一応病院に連れていこうと思ってたのだが猫はすぅすぅと寝息を立てていた。
とりあえず病院は予約だけして明日連れていくことにした。




