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おまけ

親友、桜目線からの二人。



翌日、登校した私は絶句した。


「なんであんたがここにいる?」


私と雅は同じクラスだけど、こいつは違うクラス。


なのに何故か雄大は私達のクラスにいた。


「俺もこのクラスがいい。雅といる」


どうやら誤解も溶けて上手くいったらしい二人。


それは喜ばしいけど。


「女々しいこと言うな!」


言葉と共に蹴りをお見舞いする。


全く……この女々しさ直せって……


「桜、心配かけてごめん」


雄大を足蹴にしてると、雅が申し訳なさそうに私を見ていた。


「雅、幸せ?」


「え?……うん」


「ならいいのよ」


雅には満面の笑みを贈る。


「ちょっと雄大!あんた、もうちょっとしっかりしないと私が雅もらうから」


「「なんで?!」」


私の言葉に突っ込む二人。


ハモっちゃって……息ぴったりじゃないの


「雅泣かしたらただじゃすまないわよ?」


雄大の胸ぐらを掴み、雅に聞かれないよう耳元で囁いてやる。


ブルッと体が震えたのは、単にくすぐったいからじゃないはず。


「ほら、さっさと自分のクラス戻んなさい」


雄大を立たせて背中をドンと押す。


つんのめりながら辿り着いたドア付近で、雄大は私を軽く睨んだ。


「あ、雄大!」


雄大に微笑んでみせた私の脇を雅がすり抜けていく。


雄大に駆け寄った雅は、何かしら耳打ちした。


ほんのりと頬を染める二人。


「……ごちそーさま」


まぁ上手くいって良かったじゃん。


特に雄大。


やっと片想いが実ったんだから。




雄大がへらへらしてるのは雅にだけ。


それを見た人は皆、雄大の気持ちなんてすぐに分かった。


それを知らないのはたった一人。


一番知ってもらいたい子。


ねぇ、雅。


嫌いって言いながら、あんたはすぐにあいつのミスに気付くよね。


それってずっとあいつを目で追ってるからでしょ?


嫌いって気持ちは、裏を返せばそれだけ相手を気にしてるってこと。


いわば、嫌い嫌いも好きのうちってことよね。




【End】


ここまで読んでいただきありがとうございます(*^^*)


怒濤の投稿ラッシュで読者さまを混乱させた感が否めませんが、これで完結となります。


長々とお付き合いいただきありがとうございました。

また次回お会いできますようm(__)m

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