表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

46/53

46マカロン

 な、名前かぁ……。

 安直に精霊ちゃんとかは……。違うよねぇ……。


 私はうーんとうなりながら考える。


 未来の精霊だから……未来ちゃん?紫色だから紫ちゃん?


 やばい思いつかない!


 頭をフル回転させながらもこんなに思いつかないとは……。

 自分のことを自分でなめていた。


『なんでもいいですよ?そこまで考えなくても』


 そんな状況を見て気を使ったのか、精霊が声をかけてきた。


「!だめでしょう!名前は大切なんだから!!気持ちはありがとう」


『……了解いたしました』


 硬いですね。もっと仲良くなりたいな~。……そういえば!

 ピーンと思いついた。


「ねぇ!あなたの名前、マカロンとかどう!?」


 確かマカロンには「特別な人」という意味があった気がする。

 私はこの子と契約をしたのだし、特別だろう。人かどうかはわからないが。

 それにマカロンは前世の私の中で、一、二を競うほど好きなお菓子だった。ああ次はマカロンをつくろうかなぁ。なんてことを考えていると、


『マカロン……いい名前ですね、かしこまりました』


 私が契約した未来の精霊――マカロンは、そう言い強い光を発した。


「うわぁぁ!?……だ、大丈夫……?」


 私は、思わず声をあげてしまい、少しの恥じらいを隠すためそう聞いた。

コメント、ブクマ、評価、いいねよければお願いいたします<(_ _)>




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ