表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

45/53

45 こんにちは



『こんにちは、リューナ。ワタクシはあなたが契約した精霊です』


「はぇ?」


 あれ?精霊って喋るの?え???

 私の頭の中が?で埋め尽くされることとなった理由は数分前に遡る――




「よし!今日もいいクッキング日和だわ!」


 それが日常となった私は今日もお菓子作りをしようとキッチンに立った。


「今日はなにをつっくろーかな~♪」


 うっきうきの私はプリンでも作ろうかと材料を集め始めた。

 すると胸のあたりが紫色に光って――


 紫色の精霊?が出てきた。

 その精霊はきょろきょろと辺りを見渡すと、私の方を見て喋った。


『こんにちは、リューナ。ワタクシはあなたが契約した精霊です』


「はぇ?」


 せ、精霊?しゃべったー!

 精霊って喋るの?え!?

 頭の中は?しかなくて――


「こんにちは。今日はいい天気ですね~(棒)」


 と後で振り返るとなんだよと思うことを口にしていた。


『……リューナ。ワタクシに名前をくれませんか』


 ……の部分で精霊は笑ったような気がした。気のせいかな。

 

「な、名前……」


 じ、実は私は名づけが大の苦手だ。

 前も犬を飼うときに名付けようとしたが、一瞬で却下された実績がある。


「ちょ、ちょっと待ってください……」


 頭の中で大会議が開催された。

コメント、ブクマ、評価、いいねよければお願いいたします<(_ _)>




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ