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44/52

44???

 真っ暗闇の中に小さな光が灯ってから約一か月半、日に日に強くなっていった光は今や真っ暗闇を明るく照らしていた。


(そろそろ……かしら……)


 この一カ月半、力を取り戻すため再生に力を注ぎ契約者との交流もしなかった。

 契約者の中から見る外の世界はとても楽しそうで……。


 それに、未来でしか見たことのない食べ物を自作していた。

 自分のこの契約者が未来で人気の食べ物をつくったのかと目を見張った。


 人間との交流なんて不要だ。と考えていた自分が、なんとなくで契約をした自分が、契約者と早く会話をしたいと強く願っていたことに気づいて自分のことながら驚いた。


(あの時の私の勘は間違ってなかったのね)

 

 外の世界に行けるくらいまで回復するためにはもう少し時間がかかる。

 こんなに待ち遠しい気分になったのは初めてだ。

 

 契約者の中から見る世界は今日もキラキラと輝いていて―――。

 自身の少し先の未来を覗き、今日も心を躍らせた。



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