表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

39/52

39完成!!

 あのお見合いから1週間が経過した。

 私はルイス様と婚約をさせてもらうことを決めた。

 

 そのため、今日は正式な婚約の取り決めをする日だった。

 と言っても親同士が書類に判を押したりするだけど。


 ルイス様とはあの後2人で、


 1.お互いの恋愛に関わることでは隠し事はしないこと

 2.好きな人が出来、その人と将来過ごしたいと思った場合は婚約破棄ができるよう努力する

 3.婚約者としての交流はすること

 4.スキンシップは必要以上にしないこと

 5.成人しても婚約し続けていたらこの話はなかったことにする

            etc......


 というような決まりを親同士の目を盗んでコソッとした。

 後でルイス様が書類にしてくれるらしい。


 そんなこんなで私の婚約に関する話がひと段落着いたところで、私は、ついにお菓子をつくろうと思う。


 収納庫から隠しておいた砂糖を取り出し、メアリーに薄力粉とバター、卵黄を頼んだ。


 それでは~レッツクッキング!!


 まず、薄力粉をふるって、バターを常温にしておく。


 カタカタ―――


「お嬢様……なにをつくっておられるのですか?」


 材料を混ぜ合わせている私を見て、不思議そうな顔をしたメアリーが聞いてきた。


「えーっとね……できてからのお楽しみ!」


「はぁ……」


 混ぜ合わせたものを冷蔵庫(精霊の能力を活用し作ったもの)にいれて冷やす。

 

 しばらくしたら生地を伸ばして……型がないわね。

 そのため、手で生地を丸めて潰し、円をつくった。

 いつか型もつくりましょ。


 そうして作ったものをオーブンに入れて様子を見ながら焼いて……

 完成!!リューナの手作りクッキー!!!


 まずは味見を……!?美味し~!!!私、天才か!?

 口の中でほろりと崩れ、口の中に甘みが広まってゆく……

 

 久ぶりのクッキー!あなたにまた会えてよかった~


 と一人舞い踊っていた。


コメント、ブクマ、評価、いいねよければお願いいたします<(_ _)>




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ