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37/52

37なんか思ってたのと違かった

パソコンの方でいろいろありまして……

また再開いたします

 こ、こ、こ、こ、婚約者ぁぁ!?

 わ、私に?


 え、え~、まじで~?


 と緩みそうになる頬を必死に我慢し、父に聞いた。


「もう婚約者ですか?それに私と婚約してくれる方なんて……」


「ああ。リューナももうすぐ9歳だ。いてもおかしくはまったくないだろう。それに、同じ年頃のご令嬢は婚約者がいる方も多いんだ。後、リューナへの縁談は山ほど来ている」


「そうよ!私譲りの朱色の髪、お父さん譲りのルビーの瞳。それに綺麗に整った顔立ち!こんな美少女、みんな喉から手が出るほど欲しいに決まってるわ!」


 メナードさんの言葉を聞き、うんうん。と頷く父をみて、

 ……まあ、リューナ可愛いものね。 

 と納得して、2人が選んだ人からの縁談を受けることにした。




「はじめまして、クワソン伯爵家のリューナ・クワソンと申します」


「はじめまして、グリュック子息家のドイル・グリュックと申します」


 記念すべき一人目の方との縁談!なんだか優しそうだな。

 そして、親たちが退出して1対1で会話をするときとなった


「僕は、中位精霊と契約をしている未来を約束されたエリートなんです!そして―――――」


 ……なっがぁ。自分の話、なっがぁ。

 そろそろ表情筋が疲れてきた。

 この人は……ないな。


 ということで次!


「俺と婚約をしたいなんて、身の程――」


 はい次!

 

「あなたは可憐な花のよ――」


 ニコッ、次


「ぐへへ――」


 次!




 はいね、十数人、私と合いそうな方がいらっしゃりませんでしたわ。

 なんか、思ってたのと違かったですわ。大分!!

 そして最後のお見合いですね。


「お久しぶりですリューナ・クワソン様」


「……ごきげんよう――」


 ……そこには見知った顔の彼がいた。


「ルイス・アンスリウム様」


 

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