32キュッ
昨晩は投稿したと思ったらできておらず……すみません
「ほわぁぁ~疲れました」
私はカトレアちゃんの部屋の床に敷かれた布団に寝転がりながらカトレアちゃんと話していた。
なぜ、カトレアちゃんの部屋で寝ているかというと、カトレアちゃんと仲良くなりたかったからだ。
それをカロンさんとカトレアちゃんに伝えると、カロンさんは快く、カトレアちゃんはうつむきながら了承をしてくれた。
カトレアちゃんの部屋のベットは、1人用。そのため、床に敷布団を敷いてもらい、そこで寝ることにした。
久しぶりに敷布団でねるなぁ。あの高級ベッドでなれちゃったからちょっと痛いかも。
そんなことを思ってもいた。
「……そうだね」
しかし、カトレアちゃんはこちらに背を向け、私の顔をみてくれない。
あれ……なんか悪いことしちゃったかな。
明日はカトレアちゃんとカロンさんが街まで送って行ってくれるのこと。
しかし、かなり遠い。
なのでここは明日に備えるために早く寝ようと思っていた。
ふぁぁぁぁ。もう寝よ~。
と、寝に入っていると、
「ねぇ……リューナってみんなになんて呼ばれてる?」
「?えーとリュリュと家族には呼ばれてます」
「……ならリューって呼んでいい?」
「はい!嬉しいです」
まあ!可愛いこと!
ほんわかとした気持ちが溢れてきた。
「…………でよ」
「?なんですか?」
聞き取れなかったためもう一度聞くと、
「ボクのことも愛称で呼んで、敬語使わないでよ」
今まで向けられていなかった綺麗な顔をこちらに向け、真剣な表情を真っ赤に染めてそう言ってくれた。
私は胸がキュッとなった。
「!えーっと……よけれ…いいなら、そうしゃべらせてもらうわ。で、何て呼ぼうかしら」
私はそう言った後、安直にレアでいいかと思い、聞くとOKをもらえたため、レアと呼ぶことにした。
「じゃあ、改めてよろしくね!レア」
「うん。リュー」
その後は灯りを消し、暖かい気持ちで眠った。
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