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29ムシムリ……

せめて2日に1話というペースは崩さないように頑張ります……!

 なんで~~??

 これで精霊は来るって教えてもらったよ?手順も完璧だし……


「あっ。もしかして……」


 私は精霊と契約をしてから約1カ月、私は疲れたから~と勉強はしていたが精霊を実際に呼び出す実戦練習はしてこなかった。

 まあ?何回かやればできるかもしれないし?


 私は少ししかない希望を胸に新しい魔法陣のようなものを描き始めた―――。


 30分後―――


 「ぜぇー。ぜぇー。な、なんでよ!」


 50回近く試してみたが今のところ魔法陣のようなものは1回もうんともすんとも言わなかった。

 チッ……あ、おほん、おほん。うーん、どうしよう!

 ここ虫も多いし早くどこかに行かないとな……


 カサカサ―――。


 ん?なんのおと……

 そう思って振り返ると――


「いやああああああああああああ!!!!!」


 なんとびっくり後ろに大きなクモの魔物がいた。


 うそ……ここ魔物出るの!?

 私が下調べしたときにはたくさんの資料を読みあさったが、この森の中では出たことがないとのことだったはずだが、いた。

 魔物なんていないと思っていたため武器も何も持ってきていない。

 そもそもの話、私は虫が大の苦手だった。小さい虫ならまだしも、あんなデカい魔物……無理無理無理無理……武器持ってたとしても見たくないよ……。ほんとにムシムリ……。

 精霊もいないし終わった?これ……。


 私がどうしようか考えていてもクモの魔物は待ってくれない。

 クモの魔物は私が何もしないと見るやこっちに飛びかかってきた。


 あっ―――リューナ……ごめんね。


 と終わりを覚悟し目をつむった私だったが、クモの魔物はいつになっても襲ってこない。


 あれ?と思い恐る恐る目を開けると、クモの魔物の血がかかった剣を持ちこっちに向かって心配そうな顔を向ける女の子が立っていた。

 

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