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入学試験直前

読んでいただいてありがとうございます。

3年後の学園の試験まで冒険者ギルドに入ってひたすら低ランクの魔物を倒してキースはレベルを上げていた。

スキルが身につかない今、レベルを上げてステータスでスキルの補完をしなくてはならない。

学園の試験まですでに冒険者ギルドでDランクまでランクを上げていた。

すでに充分の実力をついている。


しかしキースはイマイチ自分の力に懐疑的だった。

実感が無いのである。

「お前の腕は充分学園レベルを超えている」

父上に稽古の後太鼓判をもらったがイマイチピンとこない。

父親のジークハルトから見たら正直言って手加減できない相手になっていた。

スキルとレベル差で勝っているがスキル差を埋めるための技術は相当のものだ。

特に受け流しからの攻撃は目を見張るものがある。

心配する要素は無い。


逆に座学の方が心配だ。

賢い子だがあまり勉強をしている様子は無かったし家庭教師を呼んでいた頃もあったが自分には教えることは無い、とすぐ辞めてしまったこともあり大丈夫なのかと不安になる。

キースに聞いても任せてください、と自信満々である。

そんな毎日が過ぎていくといつの間にか3年が過ぎ試験を受けるため出発の日になった。

オニキアス領から学園のある首都レニスまで片道2日かかる。



出発の日になった。

2日の旅路なので近いなーと緊張感が無い、この世界に絶対安全などないのだ。

1日目は何事も無く夜も護衛が夜番もやってくれるし快適である。

2日目も朝早く起きて王都に向かう。お昼頃通りがかった。


そこで血の匂いを敏感に気づいたキースである。

馬車から降りて様子を見にいくと豪華な馬車とその前に騎士が2人がいた。

騎士と正対してるのは盗賊6人だ。

Dランク冒険者に盗賊対策の護衛クエストは良くあるものだ(キース受けたことないが)

これは冒険者たる俺がいくしかない!

背後から盗賊の集団に突っ込んだ!

人を殺すのは初めてだが悪相手だと躊躇はなかった。

後ろから盗賊の背中に一刺。

嫌な感触を感じたが確実に命を奪った感触だった。


突然現れた乱入者に盗賊は狼狽した。

キースはさらに盗賊を2人目も片付けた。

騎士達も体勢を取り戻しなんとか盗賊を撃退した。

生け捕りにした盗賊を縛り近くの町を通ったら衛兵に来てもらうとして

馬車に戻ろうとしたら騎士に待つように言われたので待っていると豪華な馬車から見るから高貴な少女が2人が出て来た。

なんと第3王女と公爵家の次女ということだ。

何でも王都に着いたら褒美をくれるらしい。

2人ともキースと同い年で今年から学園入るそうだ。

もっとも身分が違いすぎるので話す機会はないと思うが。


逃げるように馬車に戻って頼まれたので王女の馬車の後ろついて護衛して王都まて着いて貴族がよく泊まるという宿に着いた。

試験は明後日だ。

だが明日には王女を助けたお礼をもらうために王城に行かなく無くてはならない。

正直礼儀とかうるさく言われないで育ったので失礼があったらと思うと気が滅入るのだった。


続きも読んでもらうと嬉しいです。

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