魔導世界の終末論(ウィザーリシュン)
初投稿です
暗闇の中、一人の男は目を覚ます。
まわりが闇で覆われているせいなのか、または意識が完全に覚醒しきれていないからか男の瞳には何も映さない。やがて完全に意識が浮上し、漸く男は自身の状況を理解した。
冷たい地面、朧気に見える鉄格子、拘束された自身の身体。間違いなく自分は捕まっていた。
男はとある国の工作員だった。彼の任務は潜入したこの国の国家機密の奪取。年若いながらも裏社会で高い実績をあげた彼にとって、難易度は高いが決して不可能な仕事ではなかったはずだった。
混乱する彼の思考に追い打ちをかけるように、それまで人の気配がなかった鉄格子の反対側から気配を感じる。
現れたのは地味ながらも整った顔立ちをした二十代前半の青年。真新しい軍服を着ていることから一見新兵のようにみえるが、その存在感は新兵のそれとは格が違った。
「やっと目覚めたか、ノースランド王国所属の工作員ノルド・イシュー。いや元リーデハイム公爵家序列第三位執事デルトルス・ワーグナーと言った方がいいかな。五年前に起きたリーデハイム公爵令嬢の婚約破棄騒動の当事者君?」
静かに、程よく低く響く声には威厳があり、デルトルスは無意識に目の前の青年に畏れを抱いた。
「っっ!? ……何のことだ? (馬鹿な、何故俺の正体を知っている?)」
デルトルスは青年が完全に裏社会の人間にあった時に隠蔽したはず自身の正体を知っていることに驚きを隠せない。
「惚けたても無駄さ。女に溺れて命の恩人と主人を陥れた裏切り者。結局その女の信用も寵愛も得られず、落ちぶれて工作員紛いなったのは当然の報いさ。心底笑えるよ」
青年は嘲るようにデルトルスを見下す。彼は終始笑顔だが、その目は恐ろしく冷たかった。
「俺は知っているよ。お前らの起こした茶番劇とその真実を、お前のやった外道な所業の全てをね」
「茶番劇だと!? あれは正当な断罪だ! アリシアはあの時泣いていたんだぞ‼︎」
「くだらないね。無実の令嬢を、自分の主を陥れたのが正当な断罪だと? さすが噂に聞く阿呆だよ。実に愚かだ」
五年前ノースランド王国で起きた婚約破棄騒動。
当時学院に在籍していたノースランドの第二王子が夢中になっていた同級生のアリシアという平民を苛めたとして、当時第二王子の婚約者だったリーデハイム公爵令嬢をアリシアの取り巻きだった第二王子や公爵令嬢の義弟を始めとした有力貴族子息達が何の証拠も示さぬまま、公衆の前で婚約破棄及び国外追放を言い渡したのだ。その取り巻きの中にデルトルスも含まれていた。
実際、公爵令嬢は苛めをしておらず、そもそもアリシアと面識がないどころか学院にも通っていなかったので反論するも向こう側は一切話を聞かない。むしろ頓珍漢なことを言い出す始末。
しかも何の権限もない第二王子が公爵令嬢を国外追放にできるわけがない。しかし第二王子は王家の総意として無理矢理国外追放にさせてしまった。
これが唯の公爵令嬢なら第二王子達の無能さが露呈した醜聞で済んだが、その公爵令嬢の立場が問題だった。彼女は人型魔導兵器アレクロイドを操る王立騎士団の団員で『ノースランドの戦女神』の異名をもつ天才パイロットだった。
何故公爵令嬢が騎士団員なのか。それには当時のノースランド王国の立場を説明する必要がある。
第二王子達が学院に通う以前からノースランド辺境では隣国の大国ヴァーラス帝国の侵攻が始まっていた。当初は国境付近に数機のアレクロイドが確認される程度であったが、やがて行動がエスカレートしていき、ついにアレクロイド同士の衝突に発展していった。それによって軍部はよりアレクロイド乗りの練度を上げる必要があり、貴族から平民まで優秀な人材を集めた。その時現れたのが武の名門リーデハイム公爵家の令嬢レイナ・リーデハイム。武芸に長けた彼女にはある特徴があった。
『魔素活性化体質』ーーその名の通り魔素といわれる万能エネルギーを活性化させる体質で、魔素はアレクロイドの動力源である魔導炉に使用されているので軍部にとっては是非とも欲しい人材だったのだ。
そんな経緯で十五歳で騎士団に入団したレイナはその後もメキメキと能力を伸ばしていき、やがて同期の騎士団長子息のマーカスと共に、騎士団のエース格に成長していった。
だからこそ彼女の国外追放は騎士団にとって大きな痛手であった。それまでヴァーラス帝国相手に互角に渡り合っていたのはレイナの存在が大きかったからだ。
無実の公爵令嬢を勝手に国外追放、しかもそれが『ノースランドの戦女神』だったという事実を把握した国王やリーデハイム公爵家当主は大激怒。第二王子達を捕縛しようと動こうとするが、ここで第二王子側は暴挙にでる。
「国王夫妻の暗殺、つまり事実上のクーデター。対外的には国王夫妻は病気で退位したと発表してたみたいだけど、各国はそれに騙されるほど愚かじゃないさ。それに第二王子の即位と共に平民の女との婚約発表とは。随分と愉快なことだと思ったよ。まあ国民は騙されて美談として喜んでいたね、追放された令嬢が国民に人気絶大の『ノースランドの戦女神』だとは知らないとはいえ」
「何か言いたい?」
「いや別に。その国は随分酷いことになっていると思ってね。それこそ工作員が同盟国である我がスヴァルト王国の国家機密を盗みだそうとするくらいに切羽詰まっているようだ」
デルトルスは何も反論できなかった。青年の言った通りノースランド王国は今、滅亡の危機に瀕していた。
原因はふたつ。ひとつは王妃とその取り巻き達による国庫の浪費だ。王妃は毎日のように夜会を開いて最高級のドレスを使い回し、取り巻き達は王妃に宝石などをプレゼントととして贈る。しかもその金は国のもの。当然財政難に陥るが、王妃達は贅沢をやめず逆に税収を上げ、国民の負担を強める始末。中には国王に苦言を呈する貴族もいたが、不敬だとして処刑、または追放されてしまう。そのため誰も王妃達の暴走を止めることができなかった。
そしてもうひとつはヴァーラス帝国の侵攻の深刻化。かつては国境付近で防衛線を張っていたが、レイナの追放に加え、第二王子のストッパーで司令官だった妾腹の第一王子の戦死が響き、次第に戦局は悪化。さらに財政難の影響で新型アレクロイドの開発がストップし、スペックの落ちるアレクロイドで最新鋭機のアレクロイドを駆る帝国軍を相手するという悪循環に陥る羽目になった。第一王子の後任として国軍を率いていた騎士団長は同盟国であるスヴァルト王国に援軍を国に要求するも却下されてしまう。そして二年前、ついに騎士団長も戦死し、国土の半分を帝国に占拠された。現在はマーカスが騎士団長を務め、何とかまとめている状況だ。
「実は現国王になってからノースランドは傲慢な対応が目立っていてね。同盟に関してもどうするか悩んでいたんが、まさか同盟国の国家機密まで盗もうとするなんて考えてもいなかったよ。これで同盟破棄も待った無しだ。おかげでノースランドは完全に孤立したよ、やったね」
青年がわざとらしく語る内容を聞いてデルトルスの顔色は白を通り越して土色まで変わる。ようやく自分達の立場と自分がやらかしたことが分かったようだ。
(今更自覚しても遅いんだよ。もう外交担当の奴らも動いてるだろうし。向こうの騎士団は気の毒だけど)
「そ、そこを何とか「居ないと思ったらこんなところにいたのかジン・シュトラウス少佐」え‥‥?」
現れたのは燃えるような赤髪をしたスタイル抜群の美女。軍服を着てることからジン・シュトラウスと呼ばれた青年と同じ軍人であることが分かる。
「これはこれはレイナ・ハミルトン中佐。何用かな?」
「……シュトラウス少佐、その喋り方は何だ? ゲルド少将の真似か? 気持ち悪すぎて反吐がでそうなんだが」
「気持ち悪いとはひどくないかな。そんなに毒を吐かれると俺のハートはボロボロだよ」
「で、少佐は牢の囚人相手に何してたんだ?」
「無視は堪えるから勘弁してよ。中佐は冷たいなあ」
「二度も言わせるな。お前は一体何をしている?」
「何してたって言われても遊んでただけさ。……かつて『ノースランドの戦女神』と呼ばれたレイナを裏切ったこいつとね。手ごたえが全くないからつまらないけどね」
「ひい! 」
心底つまらなそうにジンの視線がデルトルスに向かう。そこでようやくデルトルスの存在に気づいたレイナは一度溜息をつき、
「余計なことを。……だが感謝する、ジン」
「ツンデレ乙……ぐほぉ⁉︎」
レイナの音速を超える拳がジンを壁にめり込ませる。
「ツンデレ言うな。殴るぞ」
「殴ってから言うセリフじゃないよね! というよりレイナ……じゃなくて中佐こそ何か用があるんじゃない?」
レイナは豊満な胸から折りたたまれた紙を取り出し、ジンに渡す。
「出撃命令がでた。目標はーーノースランド王国王都ベラスケス」
作戦概要が書かれた紙を見たジンは愉快そうに笑った。
「なるほどねえ。やっぱり上層部はノースランドを捨てたか。ま、今のノースランドの戦力じゃ俺らの進軍は止められないよね。向こうの騎士団も帝国相手に手一杯だし。ルートとなるところの領主もこっちの傘下になってるし」
よほど人望がなかったのか、ちょっと良い条件を出しただけでスヴァルト国境付近の貴族はですぐ食いついた。あまりの食いつきの良さは上層部は罠ではないかと深読みしてしまうほどだった。
「馬鹿な、 俺はそんなの聞いてないぞ!! 大体何故スヴァルト王国にレイナ・リーデハイムがいるんだ!? 」
今まで空気だったデルトルスが喚きだす。一工作員風情が何様のつもりなのだろう。
「そうだ、分かったぞ。さてはその身体でスヴァルトの奴らを誘惑したんだな! 」
どうやら彼は自分の立場を分かっていないらしい。レイナは気にすることなく呆れているが、目の前にいるジンの顔が険しくなっていることに気づいてない。
「何も言えないのか、この淫売「黙れ」ガァアアアアアア!? 」
乾いた音と共にデルトルスの足から鋭い痛みと熱が走る。彼の太腿には風穴が開いていた。
「痛い痛い痛い! あ、足が、俺の足がぁああああ! 」
「ギャアギャアと五月蝿いな。もう一発入れてやろうか」
無表情のままデルトルスに拳銃を突きつけているジン。銃からは火薬の臭いが漂う。デルトルスを襲ったものはジンの弾丸だった。
「む、無抵抗の捕虜に攻撃を加えるのか……」
「捕虜? 何言っているんだ。ここにノースランドの捕虜なんか存在しないよ。存在するわけがない。いるのは組織の裏切り者だけさ」
再びジンの拳銃が火を噴く。数発の弾丸がデルトルスを貫いた。彼の悲鳴が牢屋に響く。
「痛い……痛い……」
何発もの弾丸を食らいながらもデルトルスの意識はまだ保たれていた。彼を貫いた弾丸はいずれも急所から外れている。いや外されていた。
「痛いか?苦しいか?今すぐ楽になりたいか?」
デルトルスは涙を流しながらコクコクと頷く。
「だが断る」
ニンマリと嗤いながら、彼の拳銃が火を噴き、弾丸はデルトルスの足を貫いた。
「ア……アァァァァァァァァァァァ!! 」
「そうか痛いか、辛いか。でもな、無実の罪で母国を追われ、その国に殺されかけたレイナはもっと痛かったし辛かったんだよ。国のために戦ってきたのにその国から切り捨てられ、信じていた者から裏切られた絶望がお前に分かるか?分からないよなあ、売女に好かれたいために主人を裏切ったお前にはなぁ! 」
再び引き金を引く……が弾が出ない。弾切れだ。だが、
「うへへへひょひょひょひょぐへへへ」
デルトルスは狂ったように笑いだす。ジンの発したとてつもない殺気で、すでに何発も撃たれて追い込まれていた彼の精神は崩壊してしまった。
こうなってしまえばジンにはデルトルスを痛みつける必要はない。マガジンを入れ替えると、デルトルスの頭へ弾丸を放つ。今度こそデルトルスの命は消え去った。
「チッ、やり過ぎたか」
レイナの苦しみをデルトルスに十分味わせることができなかった。
バツが悪そうにするジンの表情がレイナには痛ましく感じた。
「もういいさ。私は満足だよ」
「でもっ! 奴を苦しめられなかった! あんなのレイナのと比べれば大したことなかったのに……って、え?」
柔らかい感触が下を向いていたジンを包みこむ。ジンはレイナに抱きしめられていた。ジンの頭にはレイナの豊かな二つのお山の感触が。
「だけどお前は私のために怒ってくれた。それに奴が言っていたレイナ・リーデハイムはもう死んだ。今いるのは五年前、お前に命を救ってもらったレイナ・ハミルトンだ。過去のことなんて気にしてないよ。でも、その……あ、ありがとう」
恥ずかしくなったのか、レイナがジンを突き放して背を向ける。
「ほ、ほら、出撃準備だ。さっさと行くぞ」
その顔を真っ赤にした姿は戦女神というより一人の乙女だった。
「ほんと、ツンデレだよレイナは」
ジンは早足で歩くレイナを追いかける。頭に感じた柔らかい感触を噛みしめて。
カタパルトにトリコロールのアレクロイドと朱色のアレクロイドが立っている。トリコロールのパイロットはジン・シュトラウス。朱色のパイロットはレイナ・ハミルトン。
『しかし、ノースランドはとんでもない奴を怒らせてしまったな』
『自分でもそう思う。国民には何も恨みはないけど、レイナを苦しめた上層部には一発殴ってやんねえとな』
『よりによって『暴風の魔人』の逆鱗に触れるとはノースランドには同情するよ』
『だあああ、その名前はやめて下さい‼︎メッチャ恥ずい‼︎』
『ふふっ、では先行ってるぞ。レイナ・ハミルトン、ディアブロ出撃する』
『オーライ。ジン・シュトラウス、シャトランジ・オルタ行くぜ!! 』
トリコロールと朱が平原を駆る。その後ろにはスヴァルト王国の量産機である灰色のアレクロイド、シャトランジMarkIIが十数機がついてきている。
『覚悟しとけノースランド‼︎この“暴風の魔人”ジン・シュトラウスと』
『“朱い悪魔”レイナ・ハミルトンが』
『『推して参る!! 』』
スヴァルト王国一の天才パイロットーージン・シュトラウス少佐と元ノースランド王国のエースパイロット現スヴァルト王国軍人レイナ・ハミルトン中佐率いるアレクロイド部隊の快進撃はここから始まる。
スヴァルト王国とヴァーラス帝国を敵に回したノースランド王国はもはや抵抗らしき抵抗はできなかった。
そして一ヶ月後に王都ベラスケスが陥落。
戦争続行は不可能と判断したノースランド上層部は未だ現実をみない国王夫妻と王妃の取り巻きだったその側近達を無理矢理幽閉させて全面降伏した。
戦後、ノースランド王国領はそれぞれ半分ずつ両国の属領となり、戦争責任者として国王夫妻と側近達は処刑されて、伝統あるノースランド王国はついに滅亡した。
これは余談だが、処刑当日、民衆に国王夫妻の浪費、側近達の横領と王妃との不貞が暴露された。当然、民衆は大激怒したが、それ以上に当事者の乱心ぶりが酷かったらしい。彼らは自分達が処刑されるまで互いを罵りあい、王妃は「リセット! 」や「悪役令嬢のせいで! 」など意味不明な言葉を叫んでいた。
さらに恐ろしかったのはギロチンで首を跳ねるとどういうわけか、鬼のような形相を浮かべた首達の髪が絡まり合い、ほどくことができなかったという。死んでも離したくなかったのか、また死んでも逃さなかったのかは本人達にしか分からない。
ジン・シュトラウス
下級貴族の三男坊でスヴァルト王国軍所属。階級は少佐。軽い性格だが熱い魂の持ち主。数百年に一人の逸材といわれるほどの超天才アレクロイド乗り。操縦技術などの戦闘技術はユグドラシルにおいても他のアレクロイド乗りを圧倒する。異名は『暴風の魔人』。五年前に瀕死のレイナを助けた。年齢は二十代前半。
レイナ・ハミルトン
元はノースランド王国の貴族リーデハイム公爵家の令嬢。燃えるような赤髪をしたスタイル抜群の美少女。天才アレクロイド乗りで騎士団所属時は『ノースランドの戦女神』と称された。突然第二王子に無実の罪で婚約破棄、国外追放を言い渡される。追放後も追っ手に襲われ撃退するも瀕死の重傷を負い、ジンに救われる。その後はスヴァルト軍入りし、『朱い悪魔』の異名をもつまで成長した。階級は中佐。男勝りな性格で脳筋疑惑がある。その凛々しさから女性に人気だが、自身はジンに好意を抱いている。ツンデレ。年齢は二十代前半。
アリシア
学院で逆ハーを築き、レイナの苛めがあったとでっち上げ婚約破棄させた諸悪の根源。贅沢を尽くし、王妃になった後も取り巻き達とも肉体関係にあった。
第二王子
無能。傲慢な性格でとても王の器ではなかった。両親を暗殺して無理矢理王に上り詰めたが、その無能さと傲慢な性格が災いし同盟国であるスヴァルト王国から同盟破棄された。
義弟
幼少期に分家から跡取り候補としてリーデハイム公爵家へ養子入りした。しかし義姉が優秀であるゆえに女公爵になる可能性があったため、アリシアと共謀しレイナを陥れた。レイナ追放後は当主に勘当されかけたため当主を暗殺して当主の座についた。レイナへ追っ手をやった張本人。
デルトルス・ワーグナー
元リーデハイム公爵家執事。レイナが騎士団に入るまで専属執事として仕えていた。元々は孤児で公爵家当主に拾われた過去をもつ。義弟と共謀してレイナを追放させたが、義弟に厄介払いされ工作員に堕とされた。
ノースランド王国
ユグドラシル中央大陸の北部に位置する。それなりに広い領土をもつがアレクロイドの後進国であったため、スヴァルト王国と同盟を結んでもらっていた。主力機は第一・五世代のガイネル。
スヴァルト王国
ユグドラシル中央大陸の中央部に位置する大国でアレクロイド先進国。ユグドラシル屈指のアレクロイド技術をもつ。主力機は第二世代のシャトランジMarkII。
ヴァーラス帝国
ユグドラシル中央大陸の西部に位置する軍事大国。この国の侵略政策が第一次魔導大戦の原因となった。植民地に圧政を敷くことで有名。主力機は第二世代のグレンダム。