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ゆうかさんとあずささん

ーゆうかー


……気まずい。しゃべんないこは楽だと思ってたけど、会話つなぐ事はできない、か。


「じゃあ、またね!」



「(コク」


東見さんもゆっくり頷くのを確認し、背中を向けて歩きその場を済ませた。


ーあずさー


「じゃあ、またね!」


元気のいい声が空を切った。


小さく頷き、無愛想に歩き出した背中を見ていた。


わぁぁあ……!ゆ、ゆうかさんと、喋っちゃった!


気持ちが高ぶり、顔が熱くなるのを感じる。


川の流れをじっと見つめ、先程の会話を思い出す


何故かとても長い時間を過ごした気分だ。



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