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歩の今事情
「んァ……」
珍しい……アイツが人と喋ってる……
よか、た。な……
「おい、何見て……ァ」
頬を少し赤く染める深山 直人。「みやま なおと」
「別に!直人は何見てんのっ!まーさーかーのー?ゆうかさん?」
いじるように下から直人を見上げる
「ちが、そっちじゃ!!……ァ///」
わっかりやす……
「梓のほうか?ふーん……あずさみたいなのが好みな訳なの?」
顔を近づけて頬をすり寄せる。
「や、やめろよっ///……そ〜だよ……東見さん、好きです……///」
……直人って本当にかわいいな。イジリキャラ的に
「ふぅん……外見か。」
直人がムスリと顔をしかめてデコをくっつけてくる
「んなわけねぇだろっ!」
近距離で大声を出される
「うるせぇ!……性格?静かなのがいいの?」
自転車に乗るだけのり、こがずにいる。
「静か、っか……多分東見さんは明るいこなんだよ……でも。冷たくあたってしまう子、て感じ。」
「……まぁ、そうっちゃ、そうだな。アイツは、そういう奴だからな……」
「……あゆ?」
今度は直人が下からのぞき込む
「ん、帰るか!直人、ちゃんと着替え持ってきたな?」
「……もちろん!」