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オレの異世界生活は大変楽そうです  作者: 永久の桜
6章:王様はアマタツ!?
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52.突然の出来事

今回からまた新章です

アマタツ君がカッコいいかも………な章です

今現在、ヒトトセ・ソウとツユリ・トウヤは2人揃って唖然としたままボーっと突っ立っていた


「なんだありゃ……」


「俺には分からん……」


「オレもだよ……」


今起こった事をありのままに話すぜ

オレは皆の朝食をトウヤと作ってる最中に、家の外から叫び声が聞こえたから急いで見に行ったら、なんとアマタツが変な連中に連れ去られていたんだ

何を言ってるのか分からないと思う

ただ、あれは普通の誘拐なんかじゃねえ

もっと恐ろしい何かだ


という訳で、今朝の出来事のリプレイを見てみよう



■□■□■□■□■□■□


「あ~、よく寝たな………」


今日はソウが皆の朝食を作らなくてはいけないため早起きをした

昨日は早めに就寝した為、グッスリ眠って疲れは全く無かった

本当はアマタツだったのだが、アイツには昨日買い物を頼んだのだ

頼んだ物は牛乳だなんだが、コレは街には売っていないので、少し離れた場所にある牧場まで行く必要がある

よって朝早く出掛けないとあそこの牛乳は人気なので、すぐに売り切れになってしまう


「トウヤに頼むわけにはいかないしな………よし、頑張るか!」


トウヤは1週間程前に退院した

これは入院中に気付いたのだが、実はトウヤはかなり重傷だったらしい

身体中の筋肉が結構ズタズタになっていたみたいだ

あれだけの速さで動いていたけど、実はかなり身体に負担を掛けていたようだ

医者からは1ヶ月は安静にしておけ、と言われたが、恐らくオレ達の身体だと、1週間もすれば治るだろう

けど、大事を取ってあと2~3日程休んでもらうつもりだ


「おはよう、珍しく起きるの早いわね」


「おはようクー、ちょっと朝食作り手伝ってくれ」


「嫌よ、面倒くさいわ」


ちょっとくらい手伝ってくれても良いじゃないか、と心の中で愚痴った彼は分かったよとだけ言って、朝食を作り始めた


(今日は何にするかな?やっぱりご飯だな)


少し悩んだが、最近ご飯を食べていない事を思い出し、朝は和食にすることにした


彼が調理を開始して約20分

味噌汁の匂いに吊られてトウヤとシアが起きてきた


「おはよう2人とも、先に顔洗ってこいよ」


「「はぁ~い」」


2人は仲良く洗面所に行った

味噌汁を作り終わったソウは、ご飯と味噌汁だけでは淋しいと思い、何品かおかずを作る事にした


「ソウ、手伝うよ」


「トウヤか、別にいいんだぜ?怪我人なんだから大人しくしてろよ」


「別に問題ないさ、このくらい」


トウヤが言うならまぁ良いだろうと思ったソウは、トウヤと朝食を作るのであった



■□■□■□■□■□■□


「ふぅ、やっと買えたよ」


僕は今街から少し離れた牧場にいる

何故かっていうと、昨日ソウに頼まれたからだ

面倒くさかったけど、トウヤはあんまり動いちゃいけないし、ここは僕が動くべきだよね


「はぁ毎度毎度いちいち牛乳をここまで買いに来るのは面倒だよね………今度はソウに牧場を作ってもらおうかな」


溜め息をつきながらも、牛乳の品質が落ちる前に帰ろうとアマタツは急ぎ足で街に向かった


そしてアマタツのあとをつけるように動く人影が沢山あった

彼は自分がつけられている事にまだ気付いていない


「♪~~♪~♪~~お!もうすぐだ」


鼻歌を歌いながら呑気に歩いたりスキップしたりと無警戒なアマタツ

そしてアマタツが家の扉を開けようとしたその時


「皆の者!!国王を捕まえるのじゃぁぁ!」


「「「「ウオォォォ!!!」」」」


「え?ちょっ!?何!なにするの!?う、うわぁぁぁぁ!!」



■□■□■□■□■□■□


──うわぁぁぁぁ!!


「な、なんだ!?………あぁ!?卵焼きが!?」


突然の叫び声にうっかり卵焼きを落としてしまったソウは、声の主を特定すべく急いで扉を開けた

そこにはアマタツが助けてと言いながら、連れ去られているところだった


「いったい何があった……ん…………だ」


すぐに追いついたトウヤもオレが見ている光景に唖然としたままだった


ここでリプレイ終了



■□■□■□■□■□■□


「これが今朝の出来事だ」


「ねーねーお兄ちゃん、ソウちゃんは一体誰に向かって話してたの?」


シアよ、そこは気にしちゃいけないな

しかしあえて言うなら、前回のあらすじ的なノリで聞けば問題ないさ


現在時刻は凡そ正午、アマタツがさらわれてから結構たっているのに、未だに誰1人としてアマタツを助けに行こうとは言わない

皆放っておいても多分帰って来るだろうと思っていたのだ


しかしその4日後、1通の手紙が届いた

その内容が衝撃的なものだった


“僕は神国アマターで王様をやっています。そしてこのままこっちで暮らしていきます、今までありがとうね”


この手紙を読んだソウはクシャリと握り締める


「ふざけやがって………」


ソウの態度を何も言わずに勝手に出て行ったアマタツに怒ってると思ったトウヤ、シア、クーは


「そうだよな、俺達に何も言わないなんてよ……」


「うんうん、間違ってるよね!」


「どうせ何を行っても無駄でしょう?まぁついて行くけど」


皆こんな事を言っているが、当の本人であるソウの心の中はこうなっていた


(あの野郎、牛乳も持って行きやがった………絶対に取り返す!)


ちなみにまえがきなどをあてにしてはいけませんよ?

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