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オレの異世界生活は大変楽そうです  作者: 永久の桜
5章:崩壊へのカウントダウン
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49.決着

最近少し文字数が増えたんですよ

……やったね


トウヤを止めるのだが、その前にやらなくちゃいけない事がある

オレはテレパスで2人に伝える事にした


『クー、アマタツ、聞こえるか?お前らは周りに転がってる奴らを巻き込まれない場所まで避難させろ』


『それじゃトウヤはどうするのよ!?』


『そうだよ!どうするの?』


それについては大丈夫

ちゃんと考えてあるさ


『お前らが戻って来るまでオレがトウヤの相手をする』


オレはこうするのが一番良いと思う

まぁオレとアマタツならアマタツの方がアタック型だと思うから、アマタツがトウヤの相手をした方が良いような気もするが、2人とも魔法や技が周りに被害を及ぼすからな

それもかなり

そもそも目的はトウヤの無力化だから、オレが相手をした方が良い


多分1人じゃ無理だろうけどな

それに襲ってきた奴らには聞きたい事が沢山あるので死んでもらっては困るのだ


『………分かったよ、こっちも出来るだけ早く戻って来るよ』


じゃオレも行きますか


「はっ!考え事をしてるなんて余裕なんだな!」


「まぁな!この程度じゃまだまだだぜ!」


互いの剣が何度も交差する

最初は互角に見えたが、徐々にソウが押され始めた


「どうした?俺を止めるって言っておきながらこの程度か?」


(ちっ!やっぱり剣での打ち合いは分が悪い)


接近戦が得意なトウヤと得意でないソウ

不利だと感じたソウは戦法を変えることにした


(真っ向から戦っても相性が悪い………やっぱりオレは阻害、妨害が合ってるな)


ソウは打ち合うよりも無力化する事にした



■□■□■□■□■□■□


「ふぅ、はぁ、これで全部だね………」


「そうね、早く戻りましょう」


十数人の男達を運び終えた、クーとアマタツはソウの援護にまわるべく急いで戻るのであった



■□■□■□■□■□■□


「くっ!【インフェルノフレイム】!」


「遅い!【結晶華】」


ソウの放った黒い炎をものともせず切り裂いたトウヤ

すると切り裂かれた炎が切り口から凍ってしまった

ソウは凍った炎を見て慌てて距離を取ると、炎ごと先程までソウがいた位置に横一線の斬撃が通り過ぎた


(危ねえ!てか炎を凍らすってありかよ!)


1人で大丈夫だなんて大口を叩いたが、予想以上にしんどい

これならあの2人も一緒にやってもえばよかった


「これならどうだ!【クリエイト“フラッシュ”】」


「はっ!こんなものがなんだ!」


フラッシュと言いつつ投げた物はC4

フラッシュバンだと思ったトウヤは、そのまま刀で斬ってしまった


「っ!しまった!」


斬り終わってからC4だと気付いたトウヤはすぐに後ろに跳んだ

しかしその隙を見逃すソウではない

トウヤが跳ぶとほぼ同時にソウも跳んだ


「【シャドウバインド】………これで終わりだ」


「あっ!………ちっ!やられたか」


ふぅ、キツかったぁ……

同レベルだとこんなにもキツいのか


「トウヤ、オレの勝ちだ………もういいだろ」


「ま…ダだ………マダおワッてねェ!」


………なんかヤバくなってないか

トウヤの目が赤いんだけど……

言葉も何かノイズのようなものが入って聞きづらい


「ウォォォォォォォォ!」


「ま、待て!それ以上は止めろ!」


ソウの叫び声に耳も貸さず、トウヤは違う何かに変わっていった

外見は何も変わっていないが、明らかに違う


(………もう手遅れか)


そう感じ取ったソウは最終手段にでることにした


「「ソウ!」」


幸か不幸か偶然2人が帰ってきた


はぁ……これだけは本当にしたくなかったんだがな

トウヤはもう手遅れ

ならせめてオレが終わらせてやる


「2人とも……外すなよ」


「…………うん」


クーは何も言わなかった

それも仕方ない、やっぱり仲間に手を掛けるのは嫌だろう

だけどオレ達がやるしかないんだ


「悪いなトウヤ、天国で会えたらいくらでも謝ってやるよ」


そう言って3人は駆け出した

既に作戦は考えてある

トウヤにシャドウバインドを当てれば後は2人がやってくれる


「っ!【フォールテンペスト】!」


「【サンダーボルト】!」


クーとアマタツが放った竜巻と雷を、トウヤはまるでなんともないように避けてしまった

多分身体能力は格段に上がってるようだ

そうでもなければあれだけの威力とスピードがある魔法を避けるのは難しい


「まだだ!手を止めるな、攻撃しまくれ!」


今のトウヤにシャドウバインドを当てるには、2人に攻撃しまくってもらい余裕を無くしてもらわなければならない


そしてあれから何分たっただろう

いや、もしかしたら何十分とたっているかもしれない

アマタツが放った雷がギリギリトウヤの体を掠った

直撃すれば致死量の電気が流れるので、掠っただけでも身体の動きが止まる

といってもほんの一瞬

だけどその一瞬があれば魔法を当てられる


「【シャドウバインド】!クー、今だ!」


「【ナイフ】!」


トウヤの身体に無数の黒いナイフが刺さる

なんとか逃れようと暴れるが、シャドウバインドのせいで抜け出す事が出来ない


「アマタツ!」


「……ごめん!【トールハン」


「止めてーーーーーー!」


今まさにアマタツがトールハンマーを当てようとした時、誰かが叫んだ


「もう………止めて……お願い……」


声の主はシアだった


(馬鹿な!あれだけの怪我で動ける筈が……)


シアはソウのドミネイトキューブを破り、あれだけの怪我を負いながらここまで来たのだ

だがシアが来てもやる事は変わらない

ソウはもう一度やるように2人に言おうとした時、トウヤに異変が起きている事に気付いた


「ぐっ!……アぁあ!止メろ………誰がテメエなんカニ……渡スかよ!」


(なんだ?一体どうなってやがる……けどチャンスだな、今のうちに気絶させる!)


「【闇界】!荒っぽいが悪く思うなよ!」


トウヤの視界を奪った後、ソウは背後に周りトウヤの首を腕で締め上げる

俗に言うヘッドロックというものだ

そしてトウヤの身体から力が抜けた事を確認して、ソウは腕を解いた


「お兄ちゃん!………お兄ちゃんは死んでないよねソウちゃん!?」


「あぁ、気絶してるだけだ」


「よかっ……た……」


そう言うとシアは安心したのか気を失った


はぁ、本当に気絶させる事が出来て良かった

今回の結果はベストでは無いだろうけど、バッドエンドではないだけマシかな

やっと決着がつきました

長かったぁ………

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