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オレの異世界生活は大変楽そうです  作者: 永久の桜
5章:崩壊へのカウントダウン
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46.忍び寄る影

今回から始まる章の話はシリアスが多いと思います

後この章は早めに終わります

昨日は痛かったなぁ、主に足と心が

正座をしてから3時間、ずぅっとクーのお説教だった

さらに途中でシアは泣き出し、原因は心配をかけたトウヤが悪いと更にクーに怒られる

その間に逃げようとしたら、案の定見つかってまた怒られる

本当にきつかった

しかもアマタツはすぐにどっか行っちまった

アマタツだけお説教抜きっていうのは不公平だよな

よし!暇になったら何かイタズラしておくか


「今日も良い天気だな………ん?」


今日も晴天で太陽の光が浴びたかったので外に出てみると、郵便受けに手紙が入っていた


この手紙、オレ宛てだな

早速見てみよう、イタズラだったら犯人を捕まえて、男だったら全裸でアマタツに差し出す

女だったら………子供は許すが大人は許さん


「なになに………“初めまして、私はピール・グラシエリという者です。実は依頼したい事があるのですが、あまり公には出来ないのでこのような形をとらせて頂きました。次の収穫祭の夜9時頃に裏の丘まで来て貰えないでしょうか”………なんだこりゃ」


まず誰だよピール・グラシエリって

こんな奴聞いたことがないな

そういや次の収穫祭っていえば明日だったはず

どうしようかな、皆に相談したら絶対着いて来そうだな

まぁもし敵だったとしても大丈夫だろ


ソウはろくに考えもせずに決めてしまった

これが後にあんな事になるとは今のソウでは気付くはずもない


「収穫祭がある明日まで時間はあるし、何かするか……」


そう言って家に入っていったソウ

それを見ていた奴らがいた


「あれがヒトトセ・ソウだ………奴はかなり危険だ、注意しろよ」


「分かっている、対象は?」


「今日はまだ確認されていない、多分家の中だろう」


「そうでしょうね、じゃあ私はまた後で伺いますよ」


それを合図に皆バラバラに散らばっていった

その中の1人か振り向きこう言った


「ふふふ、待っていて下さいね………シアイール・フロスギア」



■□■□■□■□■□■□


「「「「「いだだきます」」」」」


はぁやっと朝飯が食えるな

それにしてもあれは何とかしてもらいたい

実は、朝はパンとご飯が交互になってるのだが、今日はパンだった。その時は大体紅茶を飲むのだが、アマタツが塩と砂糖の置き場所を変えてしまうためまたしょっぱい紅茶が出来てしまった

本当に勘弁してもらいたい

今度からアマタツだけ別の容器にしようかな……

それより、今日は店の日だな

飯食ったら準備をするか


「ごちそうさま、先行ってるから」


「はいよ、あ、ソウ、パンと卵の在庫がもうすぐ無くなるぞ」


パンと卵か、早いなぁ

最近はフレンチトーストが人気らしく、パンと卵ばっかり使っている

また仕入れておくか


とまぁいつも通り店の準備をして、開店するのであった



■□■□■□■□■□■□


「おい、あの手紙はちゃんと出して来たんだろうな?」


「勿論だ、抜かりはないぜ」


ここは山小屋

ここで4人の男達がなにやら話し合っていた


「で、捕らえ後はどうするんだ?」


「さぁな、だが依頼人は捕らえて連れてこいって言ってんだ、その通りにするだけだ」


男はそう言うと、ドッカリと腰を下ろした

そして、周りを見た後こう切り出した


「……今回の作戦はいけるのか?」


それに答えたのは4人の誰でもなかった

その人物はドアにもたれかかっていた


「いけるさ、必ず成功する」


「……根拠は?」


「話す必要はない、不満なら降りればいい」


男の言葉が気に入らなかったのか、座っていた男は舌打ちをして黙り込んだ


「クククッ、お前らは協力してくれさえすればいいんだよ」


小屋には男の静かな笑い声が響いた



■□■□■□■□■□■□


「はぁ、今日も皆お疲れ様」


ソウ達の店はいつも通り店を閉める時間になった

今日もかなりの売上になったようだ


「後片付けはオレがしとくから、皆先に帰っててくれ」


そう言って皆を先に帰らせた


(明日もこれでいくか、これならバレずにいけそうだな)


この日は明日いかに早く片付けられるかを考えて、何回も練習していたのであった

こうして収穫祭の日になった


この日も昨日と同じ様に後片付けを引き受けて皆を先に帰らせた後、ソウは待ち合わせの場所である裏の丘に向かった



■□■□■□■□■□■□


「ここら辺だと思うんだがな………」


今は9時5分前、まぁ妥当な時間に来たと自分でも思う

オレは時間にはルーズな方なのだが、流石に初対面で遅れるのはマズいと思ったので、早めに来たのだがいい感じに来れて良かった


「ヒトトセさんですね?初めまして、手紙を出させて頂いたピール・グラシエリといいます」


……コイツいったいどこから現れたんだ

まぁそんな事より早く依頼したい事を話してもらいたい

あんまり遅くなるとまたクーが怒って面倒だからな


「依頼……よりは頼みと言った方が正しいでしょう」


「頼み?………なんなんだ?」


コイツが現れた時からどうも嫌な感じがずっとしている

しかもコイツの顔……いったい何を企んでる?


ソウがそんな事を疑問に思っていた時、いきなり後ろの方で爆発音が聞こえた


「な、なんだ!?」


慌てて振り返ると自分達の家がある方角から火柱が上がっていた

それを見た瞬間すぐに向かおうとするソウの前にピール・グラシエリが立ちはだかる


「………なんのマネだ?」


「頼みはアナタに少し私と遊んで頂きたい………ふふふ、通りたければ私を倒してからですよ」


「テメェ………」


どうやら先に行くためにコイツをぶっ飛ばさなければならないようだ

1人足止めをされるソウ

果たして他の皆は無事なのだろうか

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