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41.失踪

冷え性なので寒いです

号泣しているエリードをひとまず店の中に入れて、話を聞くことにした


「それでどうしたんだ?エリスに出て行かれたのか?」


「うっ………うぅ……うわぁぁぁぁぁん!」


「え!?ちょっ!どうしたんだんだよ!」


「エリスが……エリスがいなくなったんです!」


冗談で聞いたのだが、どうやら当たってしまったようだ

しかし失踪とはまた物騒な事件だな


「落ち着け………とりあえず心当たりがあるなら話せ」


「はい、実は今朝の事なのですが……」


そう言うと、エリード今朝の事を話し始めた









■□■□■□■□■□■□


「はぁー今日もいい天気だな!………う~ん、エリスはまだ寝ているのだろうか」


エリスがこんな時間まで寝ているとは珍しいな

仕方ない、この兄が直々に起こしに行こうではないか


部屋の前に着いたエリードは早速エリスを起こすために声をかける 


「エリス、いつまでも寝ていないで早く起きるんだ………………エリス?…本当に寝ているのか?」


気になったエリードは悪いと思いながらも、扉を開けることにした

そこで驚きの光景を目にした


「エ、エリス?どこにいったのだ?」


なんとエリスは部屋から忽然と姿を消してしまったのだ

それだけではなく、部屋は何かを必死に探したかのように荒らされていた


しばらく立ちすくんだままのエリードだったが、すぐに警備兵を呼んだ


「警備の者はいないのか!」


「はっ!ここに」


「今すぐ父と母を集めよ、その後人を出来るだけ集めるのだ」


「御意!」


まずは両親に知らせなければ、それだけではない、すぐに捜索隊を編成し向かわせよう

本当は私自身が探しに行きたいが、それが敵の思う壺、という事もあるため迂闊には動けない


「エリード!エリスが消えたというのは本当か!?」


「父さん………本当です……すみません、私がもっとしっかりすれば!」


「よせ、今自分を責めても意味はない。そんな事よりエリスを探す方が先だ」


「えぇ、既に人は集めるように言ってます」


「分かった、そっちはお前に任せるぞ」


こうしてエリスの捜索が始まった








■□■□■□■□■□■□


「まぁこんな感じです」


「あぁ……うん」


話は聞いたのだが、いまいちよく分からないな

理解は出来たが、何故オレに助けを求めたのだろう


それはこっちが聞く前に向こうから話てくれた


「それでヒトトセさんに助けを求めたのは理由があってですね………もしかしたらエリスはヘルオーガの所へ行ったかもしれないのです」


長かったのでオレがまとめるとしよう

どうやらオレがヘルオーガ討伐に行くのを知り、かなり行きたがっていたようで、もしかしたら1人で勝手に行った可能性がある

自分じゃヘルオーガに勝てるか分からないのでオレに頼んだ


まとめるとこうなった

いや、力的にはエリードでも余裕なんだけどな

別にヘルオーガは強い奴しかいないわけじゃない

エリード程になれば戦わなくても逃げるくらいは楽勝だ


まぁせっかく頼ってくれたんだ、ここは一肌脱いでやろうじゃないか


「分かったよ、まぁちょいと待ってな。すぐに見つけてきてやるよ」


「ヒトトセさん……ありがとうございます!」


とりあえずエリードは家に帰らせた

エリードに聞いた話では、エリード自身は動揺はしたがすぐに平常心を取り戻したようだが、どうもそうは見えない

まぁアイツはシスコンだから仕方ないだろう


こうしてこの日は終わった








■□■□■□■□■□■□


次の日…………


「という訳でエリスを助けに行くぞ」


「えぇー…………」


「僕は……まぁ構わないけど」


………あんまり反応は良くないな

アマタツは結構エリスの事気に入ってたんじゃなかったか?


「お前らなんか反応薄いな」


「だってここらのヘルオーガは全員店で働いてるだろ?わざわざ行かなくても帰ってくるだろ」


確かにそうなんだがな………

まぁ引き受けちまったからにはやらなくちゃならないんだよ


まぁ強制的に連れて行いくんですけどね









■□■□■□■□■□■□


「ここら辺か?」


あれからトウヤ達がまだ渋るようなので、シャドウバインドで縛った後、ドミネイトキューブに閉じ込めた


ハッハッハッこういう事に関してオレの右にでる奴はいない!


早速付近を探索する事にした

エリスはいったいどこにいるのでしょうか

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