34.突然の来訪者
最近書いている途中にねてしまいます
まずは掃き掃除からだ
「【クリエイト】………こんなもんだな」
とりあえず掃除道具を作成した
だがその前に1つ忘れていた
この家は住む為ではなく、店の為なので掃き掃除よりも片付けからだった
恐らく前の住人だろうか、家の中には家具が沢山残っていた
長い間使われていなかったためか殆どの家具が使い物にならなかった
もしかしたら店に使えるかと思ったのだが……
まぁそう簡単にはいかないものだ
片付けは30分程で終わった
使えない物は集めてブラックホールで吸い込めば終わるから簡単だ
これでやっと掃き掃除が出来るな
「【クリエイト】【ドール】」
ドールは対象物を操る魔法だ
クリエイトで人形を作り、ドールで操作する
そしてこの家の掃き掃除をさせる
これこそ匠の技“掃除するのめんどくさいから誰かにやらせよう”だ
その間に喫茶店で使う机や椅子などを作っておこう
こういうところに金がかからないのは非常に助かる
自画自賛になるが流石オレの魔法
「………机とかはどれくらい必要なんだろうか」
机は予備も作っておくべきだろうか
……いや、いつでも作れるから大丈夫だろう
今は10個もあれば十分だな
カウンター席も作るからそれくらいが妥当だと思う
それらを作り終えたと同時に、掃き掃除も終わったようだ
それなら次の仕事を与えよう
「行け!雑巾戦隊!ゾウキンジャー」
掃き掃除の次は拭き掃除だ
ゾウキンジャーにはしばらくの間、床の埃と戦ってもらおう
いや、この際掃除は全てやってもらおう!
4時間後…………
「掃除終わったー!」
オレが作った人形達が思いのほか働いてくれたので、予定よりもかなり早く掃除が終わった
その間オレは何をしていたかというと……
3時間前…………
「はぁ……暇だな、クリエイトで遊んでるか」
2時間前…………
「これ頑張ったらフィギュアとか作れるんじゃないか?……もっとイメージを明確にして、細部もしっかりと………」
1時間前…………
「いける!これは売れるぞ!……そうだ!フィギュアだけじゃない、プラモデルだってミニチュアだって作れるぞ!」
こんな感じにクリエイトでいろいろな物を作っていたのだ
作った物はクーとシアのフィギュアだ
予想以上に出来が良くて、多分もう少し細かい所も作れるようになったらプラモデルにミニチュアを作る事も可能になるだろう
オレが作れるようなったら店で売ろう
この世界にこれだけの物を作る技術は無いはずだ
建造物や人物なども作ってみようと思う
「ただいまー」
掃除が早く終わったので昼過ぎには帰ってこれた
「あ!ソウちゃんおかえり!」
「ただいまシア、お土産だ」
「これ私?すごいねありがとうソウちゃん」
喜んでもらえてみたいだ
こっちも作ったかいがあったというもんだ
「クーにもあるぞ」
「私にもあるのね………まぁありがとう」
明日は皆で開店準備だ
あとはメニューも作らなくちゃいけないな
コーヒーは基本だろう、それから軽食も作らなくちゃな
なんだか楽しくなってきたな
最近は特に忙しかったから余計にそう感じる
一緒に売る雑貨の方も考えないと
とりあえず傷薬などでいいか
「トウヤ、今日の昼飯は?」
「今日はオムライスだ」
オムライスか、前にケチャップをシアに任せたら大変な事になったな………
辺り一面真っ赤に染まってしまったのだ
……今日はクーに頼もう
「ふわぁぁ………腹が膨れたら眠たくなってきたな…………ん?」
部屋でひと休みしていると窓から何かが入ってきた
「なんだこれ、紙切れみたいだが…」
その紙切れを開いてみると文字が書いてあった
──ヒトトセ・ソウへ
〔あれから君達を見ていたけどどうやら間に合って助けられたみたいだね。それで少し話がしたいんだ、街の門の近くの広場で待ってるよ P.S なにやら面白い事をするみたいだね〕
これを書いたのは恐らくあのガンナーだろう
話がしたいと書いてあるが、いったい何の話だろうか
この事は皆に話すべきかな……
……いや、止めておく
多分、危害を加えようというわけではないだろう
まぁこちらが応じる必要はないのだが、わざわざこんな真似をするくらいだ
何か大事な話に違いない
というわけで早速出発
「この広場か………」
時間を指定してこなかったが大丈夫かね?
まぁこちらは何も悪くないので気にしない
「待っていたよ、というか来てくれたんだね」
「一応な」
さてどう出てくるか楽しみだな
「さっそくだが話をさせてもらうよ。今日ね街をブラブラと歩いていると面白い事を聞いたんだ。君達が店を開くってね」
再び彼の前に現れたガンナー
彼の思惑とは………




