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オレの異世界生活は大変楽そうです  作者: 永久の桜
2章:学園に通おう!
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23.回避はしない!

「はぁ………疲れた」 


先程の舎弟の件でかなり疲れた

とはいえ、初日から寝たりするわけにはいかないのでなんとか気力を振り絞る

オレ達はタイミングが良かったのか、ちょうど入学式と同じタイミングで入った


「皆さんおはようございます。今日は初日ですし、外に出て魔法を使う練習をしましょう」


先生は真面目な青年といった感じだ

しかしいきなり魔法を使う練習か………

派手にやり過ぎないようにしないとな








訓練場………


「ではまず皆さんの実力が知りたいので、こちらが用意したこの訓練用の人形にそれぞれ、自分が一番強いと思う魔法を当ててください」


先生はあぁ言ってるし、やっちゃっても大丈夫だよな

いくらオレ達のステータスが異常だからって、魔法は関係無いだろう…………多分


「ソウ、俺新しい魔法を思いついたんだよ。ちょうどいい機会だし見せてやるよ」


それは楽しみだ

いったいどんな魔法かな?


「次はハデスさんですね」


クーの出番のようだ


「………面倒くさいわね【フォールテンペスト】」


久々に見たよこの魔法

というか先生大丈夫かな…………

死んでないといいんだけど

クーが放った魔法は訓練用の人形を跡形もなく消し去ってしまった

後でオレに請求が来るんじゃないかな………


「………次、シアさん」


あっ!生きてた

あまりの事に先生は考える事を止めて、次を促した


「はーい!【アイシクルレーザー】」


氷の光線が人形に突き刺さる

今度は人形が粉々になってしまった

これはもし請求が来たらトウヤに払わせよう

子供の責任は保護者がとる、これが我が家の方針だからな


「………次……時間が無いので3人同時で」


そろそろ先生の精神がヤバいな

大丈夫、後1回耐えれば終わるから

そういえば、この前戦ったあのガンナーから一つヒントを貰った

フラッシュバンは目くらましに使える

今から起こる事はちょっと心臓に悪いからな

皆には結果だけ見てもらおう


「【クリエイト】トウヤ、威力は抑えろよ」


「僕はこうだね、いくよトウヤ【属性強化“雷”】」


「分かってるよソウ【アブソリュートゼロ】」


ここから先は皆にはまだ早いからね


クリエイトでフラッシュバンを作り、目くらまし

その間に属性強化をしてからのアブソリュートゼロ

これならフラッシュバンの効果が切れるまでに全てが終わる

トウヤが抜刀と同時に人形は既に切り刻まれている

皆にはただ人形が砂のようにサラサラと消えていく所しか見えていないだろう


「……………う~ん」


先生は現実を受け止められずに気絶した


「「ヒトトセさんまじすげえっす!」」


「あ、あぁ………ありがと」


厨二コンビはいつも通りだ

その日の残りは全て自習になった

もちろんその日の夜、学校から人形の請求書が来た

5体の内、1体はトウヤに、1体はアマタツ

残りの3体はオレが払った

結構高かったよ………もう貯金が……

トウヤとアマタツには今度何か奢って貰うとするか









次の日………


「おい!ここにヒトトセとかいう奴はいるか!」


また面倒事に巻き込まれそうだ

その前に退散しないと…………


「ヒトトセさん、どこ行くんですか?」


………バカやろう

なんでそのタイミングでオレを呼ぶんだよ

空気読めよ、だがら厨二コンビなんだよ……


「お前が調子に乗ってるヒトトセとかいう奴か……」


「あなたは?」


「おれはお前の一つ上の学年のカマセイ・ヌダゾだ」


「プププ………ヌダゾさんププ……ですか……ププププ」


やべえ、笑いをこらえるのが辛い

名前が残念すぎる、もう可哀想な領域に入る


「ププ………はっはっは!カマセイ・ヌダゾだってよ!ははははっ!噛ませ犬だぞだってよ!あははははっ!!」


もう我慢が出来なくなり、つい大声で笑ってしまった


「あははははっ!!……………はっ!?」


「テメェ随分と舐めたマネしてくれたな………決闘だ!ぶっ殺してやる!」









訓練場………


さぁ本日もやってまいりました訓練場!

今日はここでとある決闘が行われるとの事

まずは青コーナー………カマセェェイ・ヌダァァァゾォォォ!!

続きましては赤コーナー………ヒトトセェェ・ソォォォウ!!


現実逃避をしていても意味がない、真面目にやろう


「覚悟は出来たんだろうな?」


「あっはい、大丈夫です」


「このやろう………くらえ【ファイアボール】!」


………物凄く遅い

でも先輩の顔に泥を塗る訳にもいかないので、ワザとくらう事にした


──ボン!


「うわぁぁぁ、やられたぁぁぁ(棒)」


ふっ、あまりの完璧さに皆オレがやられたと思っているだろう

とりあえずくらう瞬間に地面を蹴って、100mほど吹っ飛んだように見せた

吹っ飛んでから壁に激突というようにした

これなら完璧だな、絶対にバレない


「ヒトトセさん!大丈夫ですか!?………君は後で職員室に来なさい」


慌てて先生が駆けつけてきた

もう完全に相手が悪くなっている

これからはよく考えてケンカを売れよ?


「い、いや違うんだ!アイツはワザと飛んだんだよ!」


今この状況で君の話を聞く奴は誰もいない

もう少し頭を使おうぜ?

考えてケンカを売らないとこうなるのですね………

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