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オレの異世界生活は大変楽そうです  作者: 永久の桜
2章:学園に通おう!
24/73

22.名前は人それぞれ

クーとシアが料理を作った3日後の朝

この日はよく晴れたいい天気だった

え?料理はどうしたかって?

もちろん全部食べたさ、残すなんて勿体無いからね

どれもおいしかった…………あれ?前が見えないな、ははっおかしいな、目から汗が出てるみたいだ


という事があったが、気を取り直してもう一度

今日はいい天気だ、入学というか転入にはもってこいな日だな

あの日から3日間転入に向けていろいろ準備をしていた

転入の為の金を学校に送り、学校で必要な物を買いに行き、校長をクーとシアがいじめられないように脅したりと大忙しだった


「皆準備出来たみたいだな、それじゃあ行くか!」


さぁ楽しい学校生活の始まりだ!






「あ!転入書類忘れた、取ってくる」


「「「幸先悪いわ」」」


「ソウちゃん忘れちゃ駄目だよ?」








学校に着くとまずはどの分野に行くのか選択があった


・魔法専攻……厨二病

・戦士専攻……筋肉バカ

・武器制作専攻……オタク

・召喚術専攻……主人気取り


………どれも説明文が酷すぎる

何者かの悪意を感じるな


『やーいやーい、バーカバーカ』


出たなサリエル!最近出番が無いからってこんな真似をしやがって

もうお前の台詞単純すぎるだろ………


『ちょ!?それは言っちゃだめよ!』


次に出てくる時は、もう少し台詞が長かったらいいな


『それフラグじゃ!───まだ────待ち────』


そうしてサリエルとのテレパスが切れた

本当に何がしたかったのだろう……


とりあえず皆、無難に魔法専攻を選んだ

厨二病ならまだ大丈夫そうな気がしたのだ


「皆!これから学校生活を楽しむぞ!」


「おー!」


「「「………」」」


おい!答えてくれたのシアだけじゃないか!

なんだよー、皆ノリが悪いなー


「ソウが言うとフラグにしか聞こえないんだよな」


「そうね、私もそう思うわ」


「僕もだね」


お、お前ら…………

オレってそんなに信用が無いのかよ………









教室………


オレ達は皆同じ教室だった

まぁ校長を脅し………凄い偶然だと驚いた

転入と言えば、まずは教室での自己紹介である


「シアです、宜しくお願いします!」


元気いっぱいなシア


「クーレニア・ハデスよ、宜しく」


邪神であることは伏せておくみたいだ


「ツユリ・トウヤだ、ツユリが苗字で、トウヤが名前だ。間違えるなよ?」


いつも通りのトウヤ


「ヒトトセ・ソウだ、トウヤと同じくヒトトセが苗字で、ソウが名前だ」


それに続くオレ


「アマタツ・ケントだよ、宜しくね」


アマタツが挨拶をした瞬間、教室の男が全員気絶した

横で見ていたオレは、いつ聞いたかも分からないとある伝説を思い出した

それはまだオレが天国にいた頃の事だ



回想……


「昔の事なんだけどね、男神ホモノカミだった時は声を発するだけで気絶させられたんだよね」


「「へ、へぇー、すごいなー」」



回想終了……


さすがは元・神

生まれ変わりでも、その力は衰えを見せない


「え、えぇー今日は自習にします!」


オレ達目立たないように生きていくんだったよな?………









「そこのお前ちょっと待て!」


あれから散々だった

男は全員気絶するわ、駆けつけた先生も気絶するわ、横にいたオレ達まで何か疑われたりするわと、負の連鎖で教室はパニック状態になった


「おい!聞いているのか!」


………また面倒事に巻き込まれたようだ


「おい貴様ら、おれ達が誰だか分かってるのか!」


「あぁ!はいはい、あの人ですよね!あの有名な」


こんな時に限ってオレ1人なんだよな

他の皆は教室、オレ1人だけトイレ

なんたる不幸、とりあえず適当に相手してさっさと消えてもらおう


「おれは輝光神エリードこと、エリード・ギャラクシオンだぞ!」


え?なんだって?


「輝光帝ガイザー・パラディオスと言えば、聞いたことくらいあるだろう」


この2人の名前を聞いてから、オレは涙が止まらなかった


「お、おい!いきなり何を泣いているんだ!?」


「おれは何もしてないぞ!」


もういい!もう無理するな

今までずっと頑張ってきたんだろ?

オレは彼らの肩に手を置いて


「今まで名前をバカにされてつらかっただろう?大丈夫だ、オレはバカにしたりしない」


「「え?」」


「何かあったら遠慮なくオレに相談しろよな?」


「お、お前はおれ達の名前をバカにしたりしないのか?」


当然だ、彼らに罪は無い

全ては痛い名前を付けた彼らの親が悪いのだ


「お前が初めてだよ、おれ達の名前をバカにしなかったのは。他の奴らは皆陰でバカにするんだ」


「オレは魔法専攻のヒトトセだ、何かあったら遠慮なく相談しろよな?」


「「あ……あぁ!」」


今日は良いことしたなぁ

明日は何か良いことがありそうだ











次の日…………


「「おはようございます!ヒトトセさん!」」


学校へ行き教室の扉を開けると、昨日の2人が並んで挨拶してきた


「あ!鞄持ちます」


「ささっ!お席にどうぞ」


「お、おおぅありがとう………」


いや、その……なんというか……

はっきり言うと、鬱陶しい

まさかこんな風になるとは思わなかった

良い友人になれると思ったのだが………

やっぱりそう上手いこといくわけないようだ

友人ではなく舎弟が出来たような感じであった

彼らの名前は本当に痛いですね……

親はいったいどういつもりで名前を付けたのでしょうか

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