小ネタその2
第2回小ネタです
彼らは天国にいた時期に何をしていたのでしょう
この話は本当に小ネタです 本編にはあまり関係ないので見なくても問題はありませんが、見て頂けたら嬉しいです
ある日の天国
まだ宗達が天国に来る前の事であった
「今日も仕事か、面倒くさいわねえ………」
相変わらずだらけているサリエル
そこにラファエルがやってきた
「相変わらずですねサリエル、早く仕事を始めなさい」
「うるさいわよラファエル、そんなんだから行き遅れのババアって呼ばれるのよ」
サリエルのこの言葉から2人の喧嘩が始まった
まぁサリエルも行き遅れのババアなので、どっちもどっちであるのだが
「た、大変です!皆さん蝋燭の様子がおかしいです!」
喧嘩を始めてから30分
下っ端の男が慌ててやってきた
「何かありましたか?」
「はい、全て………正確には男性の命の蝋燭が今にも消えそうなんです」
「………どこの世界ですか?」
「地球という星がある世界です」
地球という言葉を聞き、サリエルとラファエルは奴が再び現れたと思った
かつて地球には男神と呼ばれた者がいた
その者は人間として生を受けながら、神にまで登りつめた者であった
だが、元は人間、彼は寿命で既に死んでいる
(もしかしたら男神の子供でしょうか………ありえますね)
ラファエルはサリエルとともに蝋燭を見に行くことにした
「これは酷いですね………」
蝋燭を見にくると、とても酷い状況になっていた
男性の蝋燭全てがいつ消えてもおかしくないような状況だったのだ
「元凶は、なんと読むのでしょう………尼断Ⅱでしょうか、彼ですね」
この時の尼断Ⅱは生まれて3年
だが、既に地球の男性は危機に晒されていたのだ
過去にとある偉人がこんな言葉を残した
『“尼断Ⅱ嫌人”自ら女を断ち、人に忌み嫌われる存在。彼が現れた時、世の男性は恐怖のどん底に突き落とされるだろう』
ここで少し彼の名前について
何故彼の名前に数字があるのかお分かりだろうか
数字はⅡ、つまり彼は2番目ということ
そう、あの男神の生まれ変わりなのだ
「ラファエル、私は今すぐに消すべきだと思うわ。彼の存在は危険すぎる」
「ですが、そうすると他にも影響がでます」
男神が現れた時、天国は放っておいたのだ
その時、地球の男性は現在の約50分の1まで減ってしまった
今回も放っておくという訳にはいかない
だが、寿命や病気など、人によって決まっている死に方ではない場合、周りの人間も巻き込むのだ
(この場合、“春夏秋冬宗”と“五月七日十夜”という人間が犠牲になりますね)
仕方ない、後でいくらでも謝ろうと思い、一思いに蝋燭の火を消した
その日3人の男が死んだ
ちなみに天国と地球では時間軸が違うので
火を消した時、尼断Ⅱ達は3歳だったが死んだときは16歳になったのだ
「これがあなた達死んだ理由よ!」
「「ふざけんなぁぁぁぁぁ!!」」
「ひっ!」
あり得ねえ!絶対にあり得ねえ!
何なんだよ、どうしてオレとトウヤが巻き添えなんだよ
「そんなに怒らないでよ、しかもやったの私じゃないわ」
そういう問題ではないと、宗は突っ込みたかった
しかしもう遅いのだ
ラファエルめ、オレ達を馬鹿にしてるな?
こうなったら目にものを見せてやる
「あっ!オレ達を巻き添えにしたラファエルさんじゃないっすか、お仕事お疲れ様っす」
「今日は何人犠牲にしたんすか?」
「もう止めてぇぇぇ!私が悪かったですからぁぁぁ!」
あれから1年間、ラファエルを見かける度にこの挨拶を続けてきた
ふっ、オレ達を馬鹿にするからこうなるんだ
また別のある日………
「ふと思ったんだけどさ、尼断Ⅱって神なの?」
前の話で尼断Ⅱが男神の生まれ変わりということは分かった
生まれ変わりということは尼断Ⅱも神になるのだろうか
「いや違うよ、前の僕は神になったけど今は本当にただね人間だね」
「ふ~ん……………まぁどうでもいいけどな!」
聞いておいてなんだが、正直どうでもよかった
ふと思っただけなので独り言に近い
またまた別のある日………
「今日は何する~」
「する事ないな~」
天国は暇すぎる
ここには何も娯楽がないのだ
地球ならいくらでも暇つぶしができたけど、本さえもない天国は暇になったら寝るくらいしかできない
「よし!ここにゲ一セン作ろうぜ!」
「お!それいいね」
早速行動開始だ!
10年後、天国はかつてないほど賑わうようになった
理由は勿論ゲ一センである
彼らの天国改造計画はまだまだ続く………
短いですが今日はここまで
それにしても本編の進行速度が遅い……




