第六十二話 爆発・・・
前回
大和は一式陸攻から身を乗り出していた為、一式陸攻が揺れた時に放り出された、だが落下傘があったもでそれを開いた
三重県沖約100キロの海上にて・・・
??1
「撃ち落とせ!たかが6機に何手こずっているんだ」!?
敵隊員
「そんな事言っても艦船機関銃は扱った者は少ないんですよ!それに65年前の物になるとなお更です」!
??1
「この役立たずどもが」!
そう言って??1は右腰に下げているホルスターからモーゼルC96大型拳銃(ストック付き)を出して、空中にいる彗星に狙いを定めた
??1
「機銃で落とせ無いお前らがどれだけだらしないか見せてやる」!!!
ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!
ボンッ!ボボンッ!!
??1の撃った弾丸は彗星の水冷発動機に命中し、彗星の発動機から煙が吹き始めた
敵隊員
「おお!流石です」!!!
??1
「お前らがだらしないからだ!とっとと敵を蹴散らして行くぞ・・・そろそろ本計画の始動だ」!!!
敵隊員達
「「「「「「おおう」」」」」」!!!!!!
雪花の状況
無線
「こちら彗星3号機!被弾した、先に撤退する、後を頼む」
雪花
「了解3号機!撤退して休んでて・・・グットラック」!!!
その頃の大和は・・・
大和
「小さい頃パラグライダーやっててよかったぜ・・・後部に着艦するか・・・」
そう言って落下傘を器用に操り、時風の後部甲板に着地した
大和
「あらよっと」!!!
敵隊員1
「敵が一人入ってきたぞ」!!!
敵隊員2
「殺せ」!!!
そう言って敵隊員はトカレフTT33を向けた
大和
「やべっ」!?
大和が腰に下げていた長船を抜こうとした時・・・
ヒュンッ!!!
ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!
敵隊員1・2
「「グワッ」」!!
突然爆発が起こり、敵隊員が吹き飛ばされた
大和
「何だ」?
大和が空を見ると雪花の一式陸攻が通り過ぎ、その後ろにベル412多用途ヘリコプターが見えた
ヒュウガ
「兄貴!大丈夫か」!?
飛龍
「大和!加勢に来たぞ」!!!
大和
「ヒュウガ!飛龍」!?
ヘリのドアからヒュウガと飛龍が出て来てヘリから飛び降りて時風に着地した
飛龍
「ご苦労様!撤退してくれ」!!!
そう言ってヘリは旋回して飛び去った
大和
「どうしたんだヒュウガ、それに飛龍まで・・・」
ヒュウガ
「兄さんの恋人で俺の片思いの人の姉さんを危険になってる時に・・・ゆっくり見物なんてしてると思うか」?
飛龍
「俺の大事な人を殺めた輩共への復讐と・・・将来の主人を守るのが執事の勤め・・・西後まで一緒付いて行くぜ!大和」!!!
大和
「お前ら・・・ありがとう・・・まずは機銃座を全部黙らして、その後に時風を探すぞ」
ヒュウガ・飛龍
「「了解」」!!!!
そう言って少年三人は行動に出た・・・
雪花
「あの子達・・・帰ったら専用ドックに4時間くらい閉じ込めとくか・・・全機に告ぐ!大和達を援護する!機銃弾を仕様し、敵を蹴散らせ!大和達に当てない事!いい」!?
無線
「「「「「了解」」」」」!!
大和達は時風の機銃座にいる敵を攻撃していた
大和
「みねうち」!!!
敵隊員
「ギャッ」!
飛龍
「この野郎」!!!
敵隊員
「ガハッ」!
ヒュウガ
「兄貴!あらかた片付いたぜ」!
大和
「よしっ・・・飛龍とヒュウガは艦橋の敵を殲滅して時風を止めろ、俺は時風を探す・・・」
大和達が動こうとした時・・・
拡声器
「あー・・・現在時刻午前0時00分・・・2011年の始まりである・・・そして、我々の時代の始まりでもある」!!!
拡声器から声が響いた
大和
「何だ・・・」?
拡声器
「この放送はテレビを通して全国に届いている・・・我々はこの腐り切った日本を変える為に我々はある物を手に入れた・・・」
飛龍
「ある物」?
ヒュウガ
「まさか・・・」
拡声器
「・・・日本初の原子力爆弾2発を今東京湾に輸送中だ・・・これを東京で爆発させる為・・・海で輸送している・・・この腐り切って弱腰となった奴らに我ら死を持って正義の鉄槌を落とす事になろう」!!!
大和
「原爆はすでに敵の手中か・・・」
拡声器
「しかし・・・それを邪魔しようとする奴らがこの特攻艦の中に潜り込んでいる・・・我々の計画を邪魔させない為に排除しろ・・・我々の世界の為に」!!!
飛龍
「ふざけやがって・・・」
ヒュウガ
「ん・・・待てよ・・・兄貴、祖父ちゃんの記録だと原爆は3発だったよな」?
大和
「あぁ・・・祖父ちゃんの記録によると原爆は3発だが・・・後1発は何処だ・・・」?
時風内部にて・・・
敵幹部
「司令、無線でいたずらは止めろと言ってますが・・・」
??1
「やはりな・・・計画通り爆発させろ・・・」
敵幹部
「了解・・・発火」!!!
そう言って幹部はスイッチを押した、すると・・・
カッ!ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!
突然大きく光ったと思ったら、その後に大きな爆発が起こった
大和
「グッ・・・」
飛龍
「な、何だ」!?
ヒュウガ
「あ、兄貴・・・あれ・・・」
ヒュウガが指をさす方向をもいると、約20キロ先の海上に大きなきのこ雲が出来ていた
大和
「野郎・・・やりやがった・・・」
飛龍
「一発爆発させやがった・・・」
ヒュウガ
「畜生・・・さっさと倒しに行こうぜ兄貴」!!!
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ご意見ご感想お待ちしております
シナノ
「爆発しちゃったね・・・」
作者
「生態系に多大な影響があるな・・・」
シナノ
「大分やばいじゃん・・・それ・・・」
作者
「次回・・・敵の親玉と対決です・・・」
ではこの辺で・・・