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第五十一話 犯人遺体発見

前回

大和とヒュウガはシナノの分までの人生を生きて行く事を心に決めて、立ち直った


2010年12月16日、矢野海上警備会社専用港にて・・・


闘気

「・・・これより、駆逐艦時波、駆逐艦時はソマリア沖に出没する海賊に対する護衛任務を発動する、

長期の任務になるが、頑張ってくれ!出航」!


闘気が社員に激励の言葉を送り、その場で敬礼した


ボォーーーーー!!!


機関音高らかに、駆逐艦時波と駆逐艦時は港を出航した・・・

後ろには時風が見送る為に平走していた

駆逐艦時風、時風の部屋にて・・・



大和

「えぇ~では長期任務に付く時波と時・・・頑張って行ってください」


ヒュウガ

「それだけかよ・・・」


時風

「まぁまぁ、いいじゃないですかヒュウガさん」


時波

「そうでござるよヒュウガ殿、一生懸命考えてくれた者に対してそれは失礼でござる」


「話しは変わりますけど・・・時波お姉様のその格好・・・なんかしっくりきません」


時波の格好はいつもの忍装束ではなく、時風達と同じ水兵服を着ていた


大和

「なんで今日はいつもの忍装束じゃなくて水兵服なんだい」?


時波

「出撃の時はこの服装をすると決めているのでござる・・・それに、今日は我々の司令官の誕生日でもあるのでござる」


ヒュウガ

「上官の誕生日って・・・」


ヒュウガが頭に?マークを浮べた時、大和が口を開いた


大和

「・・・大日本帝国海軍超弩級戦艦大和・・・の事だね」?


時風

「・・・そうです、我々が普通の駆逐艦として配属されて・・・大和司令も沖縄特攻をせずにいれば、我々の上官になるはずだったんです」


「だけど・・・私達が開発される前に大和司令官は沖縄に向かって最後の出撃をしました・・・」


大和

「・・・大和司令官って言われてドキッってなるんですけど」


時風

「同じ名前ですからね」


部屋に居た全員が笑いに包まれた


ガチャッ


正晴

「大和坊ちゃま、そろそろ時風を会社に戻さないと・・・」


皆で笑っている時に正晴が入って来た


大和

「もうそんな時間ですか・・・じゃ、時波と時の二人は自艦に戻って体調管理をする事」


ヒュウガ

「それじゃあ時、時波、頑張ってな」


「ヒュウガさんも、お体にお気をつけてください、それでは皆様、二ヶ月の間、さよならです」


そう言って転移する時


時波

「それでは、拙者も行くでござる・・・大和殿、ヒュウガ殿・・・気をしっかり持たれよ・・・姉上を頼むでござる」


そう言って転移した時波

大和達は甲板に出て、時波と時を見送った、大和が発光信号を取ってこう2隻に言葉を送った



『貴官達ノ奮戦ヲ期待ス、思ウ存分暴レテコイ!矢野海上警備会社、所属艦一号時風ヨリ』


そう送って、二隻の甲板からは、社員が敬礼で返事を返してくれた、その中には時波と時の姿もあった


港に帰っての事・・・


飛龍

「大和!帰ったか」!?


飛龍が走って大和の所へ来た


大和

「飛龍!久しぶりだな!・・・大丈夫か」?


飛龍

「あぁ・・・そんな事より、これ見てくれ」!


そう言って手に持っていた新聞を大和に渡した


新聞の一面にはこう書かれてあった


『岡山市内で連続不審死相次ぐ!一人は売れ出し中のアイドル』!?


大和

「4人の連続不審死って・・・確かに大変な事だけど・・・」


飛龍

「それが・・・4人の内の3人のDMAがシナノさんの体にあった犯人のと一致したんだ」


大和・ヒュウガ

「「何だって」」!!??


飛龍

「一人は新聞の見出しにある通り、今全国で売れ出し中のアイドルで、その隣に写っている奴は岡山で去年殺人事件で指名手配されている男で、最後の一人は県議会議員の若手・・・一番最初の男は細川の親父の右腕だった奴だ・・・若手も細川議員よりの奴で全員、撃たれて殺されるか溺死体で仏様になってるぜ」


大和

「・・・一体何が起こっているんだ」?


ヒュウガ

「少し思うんだが・・・細川が関連している事が多くないか」?


正晴

「・・・調べて見る価値はありそうですね」


次回へ

ご意見ご感想お待ちしております


シナノ

「時波ちゃんの水兵服姿・・・可愛いかったなぁ~・・・」


作者

「・・・何処で見てた」?


シナノ

「企業秘密・・・」


作者

「会社かよ・・・」


ではこの辺で・・・

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