表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/69

第四十四話 見える者と見えない者

飛龍

「・・・本当にいるのか」?


大和

「・・・完璧に見えてないな」


時風

「そのようですね・・・」


前回

大和は飛龍を時風に会わせようとして、飛龍を時風のいるドックに招いたが、飛龍は時風が見えていなかった


大和

「どうしようか・・・」


時風

「どうします?・・・」


二人が悩んでいると、飛龍がある事を思いついた


飛龍

「う~ん・・・時風さんが紙とペンを持ってそれに文字を書けばいいんじゃないの」?


大和・時風

「「それだ(です)」」!!


数分後、大和が時風にペンと紙を渡した、時風は渡された紙に文字を書いた


飛龍

「・・・(紙とペンが宙に浮いているようにしか見えないな・・・)」


飛龍は紙とペンが光景を信じられなかった


時風

「(始めまして飛龍さん、私は駆逐艦時風の艦魂、時風です)」


飛龍

「あ、こちらこそ始めまして、難波飛龍と申します、以後、お見知りおきを・・・」


時風

「(難波って事は、正晴さんの・・・)」


飛龍

「はい、正晴祖父ちゃんの孫です」


二人が話している中、大和は・・・


大和

「・・・(話せるようになったのはいいけど・・・何だ?このもやもやは・・・)」


時風

「大和さん、どうしたんですか」?


大和

「あ、あぁなんでもないよ・・・」


飛龍

「・・・・」


大和

「さぁ、そろそろ時間だ、俺達は帰るよ時風」


時風

「はい、分かりました・・・」


大和が立ち上がると時風は少し悲しそうな顔をした


大和

「大丈夫だよ、明日もちゃんと来るからさ」


飛龍

「俺達は明日も学校があるからな、早目に帰らないと・・・それにそろそろ受験が近いし・・」


大和

「だからなるべく早く帰らないといけないから・・・」


シナノ

「お兄ちゃ~ん!飛龍さ~ん!そろそろ帰るよ~」!


シナノが二人を呼んで二人が外に出ようとした時


時風

「あ、大和さん!ちょっと待ってください」


大和

「ん?飛龍、先に外に出ていてくれないか」?


飛龍

「分かった」


そう言って飛龍が先に外に出て、大和は時風に付いて行き、時風の艦内に入った


駆逐艦時風艦内、時風の部屋


大和

「一体なんだんだい、時風」?


時風

「あの・・・これ」!


そう言って時風が机からだしたのは御守だった


大和

「これって・・・」?


時風

「ほら、大和さんってもう受験の季節ですよね?私も出来る事があったらなぁ~と思いまして、一ヶ月ほど前から作っていたんです・・・気に入っていただけましたか」?


大和

「う、うん・・・ありがとう時風、これで受験が受かる気がしそうだよ」!


時風

「気に入っていただけて良かったです・・・受験頑張ってくださいね、大和さん」


大和

「あぁ!頑張るよ時風」!


シナノと飛龍の状況


飛龍

「・・・大和遅いな」


シナノ

「時風ちゃんといちゃついているのかな」?


飛龍

「それはないでしょう・・・大和はある意味へタレな所がありますからね」


シナノ

「そうなんだよねぇ~・・・恋の事も鈍い人が二人いるし・・・こっちはとっても疲れちゃうよ」


飛龍

「ん?大和だけじゃなくてもう一人鈍い人がいるのですか」?


シナノ

「そうそう・・・案外すごい近くにいるしね」


飛龍

「へぇ~・・・そうなんですか・・・」



次回へ

難波飛龍なんばひりゅう

出身 岡山県総社市

年齢 (2010年10月現在)15歳

身長 172センチ

体重 54キロ

誕生日 5月30日

家族構成 祖父(正晴)祖母 父 母 姉二人 弟一人

好きな物 陸上兵器 陸上自衛隊 戦闘ヘリコプター 鉄爪 友達 大和 

嫌いな物 いじめをするやつ 信矢 納豆 もやし


大和と一緒の学校に通う中学生で、大和とは幼稚園からの付き合いである

周りからは大和の相棒と呼ばれている

細川信矢が敵視する人物の一人になっているが、飛龍はガンスルーしている

難波正晴の孫であり、正来は正晴と同じ仕事に就きたいと思っている


細川信矢ほそかわのぶや

出身 岡山県岡山市

年齢 (2010年10月現在)14歳

身長170センチ

体重58キロ

誕生日 2月14日

家族構成 父 母 

好きな物 モーゼルC96大型拳銃 父 

嫌いな物 大和 飛龍 勉強 とにかく目立つ奴


大和と飛龍の同級生

クラスの中では嫌われ者で少し不良っぽい所がある

反抗しようにも、父親が市議会議員をしているのでだれも反抗できない

大和と飛龍にいつもぼこぼこにされている

宝物は父親から貰ったモーゼルC96のガスモデルガン


ご意見ご感想お待ちしております

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ