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第三十九話 途中経過

少し時間を動かします

前回

大和達は闘気から話を聞いた、話によると時風型を沈めずに

矢野海上警備会社に所属させる話であった



時風達の場合


船員確保などは矢野海上警備会社の職員だけで十分であった


時風型3隻を矢野海上警備会社に所属される事が決定されると、時風型3隻は

広島県呉市にある矢野艦上警備会社専用の造船ドックに入れられた


3隻のうち時風、時波は損傷も少しあったので船体補強や修理が少し長引いてドックから出たのは

4週間後であった


時は損傷は少なく船体の補強などですみ、時が最初に帰ってきてすぐに

矢野海上警備会社に海上保安庁から依頼が来た内容は尖閣諸島の警備であった

動かせる大型艦艇が時しかいなかったので、時が尖閣諸島沖に回された



そして、尖閣諸島漁船衝突事件が発生した

漁船が海上保安庁の巡視船に衝突しそうになった時、駆逐艦時が間に入って

巡視船をかばい自らが傷を受けた


2度目の体当たりの時も漁船は巡視船を狙っていたが、再び時が間に入って

自らの体に傷をつけた、

漁船は拿捕し、日本に連れ帰り、時は呉まで戻り修理、武装を強化をした


中国政府は尖閣諸島沖に旧日本軍の駆逐艦が現れたと言ったが、

日本政府は何かの見間違えではないのか?と反論して時風型を公表しなかった



現在の時風型3隻は矢野海上警備会社岡山本社の雪花専用ドックで停泊している



ここまでが10月1日までの経過である



大和達の場合



大和、シナノ、ヒュウガは自分の家に帰ったらまず宿題を必死に終わらせて

呉の時風達の所で学校が始まるまで一緒にいた


学校が始まって全員、ちゃんと登校した

大和は相変わらず備前長船を持っての登校であった


9月7日の尖閣諸島漁船衝突事件を帰宅後知った

ヒュウガは少しオロオロしていたが時が無事であると聞くと落ち着いた


大和達の日課は、休みの日には必ず時風達に会いに行く事が追加されたが、

なんら支障はなかった


ここまでが10月1日までの経過である



矢野海上警備会社、雪花専用ドック


大和

「・・・・・・」



ここに大和が一人で足を踏み入れたその瞬間・・・


ヒュルルルルルルルルルルルル!!!



大和

「っ!?はっ」!!



ドゴオオオオオオオオオオオン!!!



大和の頭上から大きな鉄球が落ちてきて、大和は咄嗟とっさによけた

それから横の柱から矢が飛んできたが備前長船で切り落として行った

だが・・・



クイッ!



大和

「ん!?・・・しまった」!!!



バサッ!!!



大和の下から大きなネットに絡み取られてしまった



雪花

「は~い訓練終了よ大和~今回は惜しかったわね」



柱の後ろから雪花と時風が出て来た


大和

「だ、だってよ~、感知センサーとかハイテク機器を使った後にいきなり古典的な

ブービートラップをやると誰でも失敗はするよ母さん」


時風

「私は艦魂ですからセンサーに引っかからなかったですけど・・・これは誰でも引っかかりますね」



雪花

「でしょお?やっぱこの作戦で行った方がいいわね」



大和

「だからって息子を実験台にするなよ・・・」



雪花

「だって大和、シナノ、ヒュウガの中では貴方が一番運動神経が抜群なのよ?

これほどいい実験台はないわ」



大和はこの時、いずれ殺されかけるんじゃあないかと思ったらしい




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