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第三話 家出少年の驚き!

学校始まった~

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 大和

「いや~すいませんね~二度も気絶してしまって」


前回大和は時風の膝枕から逃げようとして

壁に激突してさらに壁にかけてあった棚が落下して気絶したのだ。


 時風

「いえ、私にも責任はあったんですし・・・ところで、何で膝枕しただけで逃げたんですか」?


時風が聞くと大和は頬を赤くしていった


 大和

「いや・・実は俺女子との面識がまったくなくてそれで逃げたんです」


 時風

「あ~そう言うわけですか」


 大和

「ところで・・・」


 時風

「はい、何ですか」?


大和がまじめな顔になり言った。


 大和

「君は大日本帝国の駆逐艦と言ったよね?俺の知る限り時風と言う駆逐艦は帝国海軍にはなかったぞ」


すると時風もまじめな顔になっていった。


 時風

「私は65年前にこの隠しドックで作られました」



 大和

「終戦の年に作られたのか」?



 時風

「はい・・・私が完成したのは1945年8月1日、日本は敗北の道を歩んでいる中私は生まれました」



 大和

「その六日後には広島に原爆投下その後三日後に長崎に原爆投下その七日後に日本無条件降伏・・・」



 時風

「原爆・・・あのアメリカの新型爆弾のことですか」?


 大和

「ああ・・・そうか君は原爆の名前を知らないんだね」



 時風

「はいその原爆の説明は後でいいです」


 大和

「ああ続けてくれないか時風」


 時風

「はい、無条件降伏する前日私を開発した研究員達は私の事に関する資料を全部燃やしました」


 大和

「全部燃やしたのか」?


 時風

「はい全部燃やしてました」


時風は少し悲しそうな顔で言った


 時風

「その後私は65年間ここで1人でいました」


 大和

「君が大日本帝国海軍最後の駆逐艦と言いたいわけだね」


 時風

「はい・・・」



 大和

「しかし・・・君の本体の関わる資料も燃やしたんだろ」?


 時風

「多分燃やされていると思います」


 大和

「そうか・・・せめて武装だけでも知りたい・・・ん?まてよ・・・あーーー」!!!!



突然大和が大声をだした。



 時風

「ど、どうしたんですか」?



 大和

「さっき俺の上に落ちてきた棚にあった工具箱に君の船体に関する情報があったんだよ」!


 時風

「本当ですか」!!!


 大和

「ああ、ちらっと見えたんだよ{駆逐艦時風性能}と書かれた紙がえ~と確かここに・・・あった」!!


 時風

「そんなところにあったんですね」


 大和

「見てもいいか」?


時風

「はい、どうぞ」









時風型駆逐艦性能

排水量2300トン(基準)2600トン(満載)

全長120・9メートル

全幅10・5メートル

機関艦本式タービン2基2軸

最大速力38・5ノット(約69キロ)

航続距離18ノットで7000里

重油730トン

乗員250人

武装50口径12・7センチ主砲連装2基

5式40mm連装機関砲4基

96式25mm三連装機関銃8基 同単装15基

5式61cm4連装魚雷発射管2基

94式爆雷投射機2基

爆雷100個

同型艦時風・時波・時



 大和

「・・・すごいなお前・・・」


 


 時風

「・・・はい自分でも驚きです・・・」



 大和

「しかも同型艦もあるし・・・」



 時風

「・・・いるんでしょうか・・・私の妹達・・・」


 大和

「いるさ、きっと・・・」




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