第二十八話 ヤヴァイ状況・・・
大和
「・・・ヒュウガ遅くないか」?
時風
「そうですね・・・」
シナノ
「探し物ってなんだろう・・・」
時波
「やはり拙者達も付いて行った方がよかったのではないでござるか」?
前回
大和と時風達は時波がなぜヒュウガとシナノを
吊るし上げにしたのか理由を聞いた後
全員で外に出たがヒュウガが
不審者を見つけ一人で立ち向かったが
その正体は時風と時波の妹の時だった
大和
「やっぱり俺達も探してきた方がいいかもな・・・」
時風
「じゃあ戻りま(兄貴~)ん」?
大和たちが戻ろうとしたらヒュウガがドックから歩いてきた
シナノ
「遅かったね~何かあったの」?
ヒュウガ
「いやぁ~ちょっとね・・・あれ?どこ行ったんだろう・・・」?
時波
「どうしたでござる」?
ヒュウガ
「いや・・・さっきね・・・」
大和・時風
「「・・・おい(あの)ヒュウガ(さん)・・・後ろの子誰だ(ですか)」」??
ヒュウガ
「へっ?後ろ」?
そう言って後ろをみると時がヒュウガの服を掴んで隠れていた。
ヒュウガ
「えっと・・・時さん・・・なんでそこに隠れてるのかな」?
時
「え、えっと・・・やっぱり恥ずかしいです・・・」
大和
「・・・ヒュウガ・・・その子だれ」?
ヒュウガ
「あぁ・・・この子は時さん・・・駆逐艦時の艦魂だよ」
時風
「時の艦魂って・・・私の妹の・・・」
時
「あ、はい・・・わ、私は貴方の妹の時です・・・時風お姉さま・・・」
ヒュウガの後で少しうれしそうな顔をしながら言う時
時風
「・・・これで・・・これで私の妹達が全員そろいましたね」
時風が声を震わせながら笑った
時波
「拙者が気配で気づかないなんて・・・妹ながあっぱれでござるな・・・」
ヒュウガ
「あれ?・・・先についていたからあってると思ったんですが」?
時
「あ、あの・・・その事なんですが・・・私が逃げ回ってただけです・・・」
顔を真っ赤にしながら時が言う
大和
「だがこれで時風三姉妹がそろったって事だな」
時風
「はい大和さん」!
そう言いながら笑顔になる時風
シナノ
「それじゃあお母さんの所に行こ・・・ん?・・・あれって・・・」
警備会社の中に入ろうとしたらシナノが
何かを見つけた
大和
「ん?何か落ちてたかシナノ」?
そう言って大和がシナノの所に近づいた
そこには一台の車が止まっていた。
大和
「ゲッ!?・・・あの日産のインフェニティに悪趣味な
黒の色にファイアパターンをいれてる車は・・・」
ヒュウガ
「まさか・・・ここにいるとは・・・」
時風・時波・時
「「「ん???誰のですか(でござるか)」」」???
時風三姉妹が首を傾げて大和に聞いた・・・
その返答は・・・
大和・シナノ・ヒュウガ
「・・・俺達(私達)の親父(お父さん)の車だ(です)・・・」
時風・時波・時
「「「へっ!?!?!?何ですって」」」!?!?!?
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