第二十七話 ヒュウガと・・・?
大和
「よいしょっと・・・大丈夫かシナノ?ヒュウガ」?
シナノ
「うん・・・何とか・・・」
ヒュウガ
「起きたらいきなり縛られて吊るされてるからびっくりしたぞ俺・・・」
前回
大和に襲い掛かったのは時風の妹の時波であることが分かった
65年の長い時をへて時風と時波は再開したのであった
時波
「本当にすまなかったでござる・・・まさか大和殿の兄妹に危害を加えてしまって」
ヒュウガ
「いやいいんだけど・・・何で俺と姉さんを吊るし上げにしたんだ」?
時波
「・・・実は姉上が入港した時に偵察をかねて中に転移したのでござったが
そこでお主たちがいてなんで子供がいるのかと思ったのだが・・・
もしかしたらスパイではないかと思い眠り玉を投げて眠らせ
天井に吊るし上げにしたのでござる」
時風
「・・・そこは『話す』って選択技はなかったの」?
時波
「あ、それがあったでござったな」
時波以外の全員
「「「「いや気づくよ普通」」」」!?!?!?!?
時波に全員突っ込んだ
時波
「そ、そんな全員で突っ込まなくてもいいではないか・・・」
大和
「いや・・・普通は話をするものだよ時波・・・」
時風
「そうですよ・・・それをいきなりスパイって決め付けて
眠り玉投げつけて天井に吊るし上げって・・・たち悪すぎです」
時波
「・・・そこまで言う事ないでごじゃるぅ~」
涙目になりながら時波が言う
シナノ
「はわわわ・・・べ、別に気にしてないから大丈夫だよ時波ちゃん」
ヒュウガ
「お、俺も気にしてないから泣かないでください時波さん」
(姉さんに似ている人だな・・・)
時波
「グスンッ・・・本当でごじゃるか・・・」?
シナノ・ヒュウガ
「「うん(あぁ)本当だよ」」
時波
「・・・かたじけない」
そう言って泣くのをやめる時波
大和
「さてと・・・母さんの所行くか」?
シナノ
「うん!早く行こうよお兄ちゃん」
時風
「私も行きます大和さん・・・時波もくるよね」
時波
「合点承知のすけでござる」
大和
「古いぞ時波・・・行くぞヒュウガ」
ヒュウガ
「あ、わりぃ兄貴・・・俺時風に忘れ物したから先に行っといて」
大和
「分かった・・・行くぞみんな」
時風・時波・シナノ
「「「は~~い」」」
全員外に出たあとヒュウガは・・・
ヒュウガ
「さてとっ・・・そこのドラム缶の後ろに
いる事はわかってる・・・さっさと出てこい」!
そう言ってヒュウガはポケットから折りたたみナイフを出す
(中学1年生が何持ってんだよ・・・by作者)
ヒュウガ
「・・・正体あらわせ」!
??
「キャッ」!
そう言ってドラム缶の後ろに回り込み誰かを押さえ込み
ナイフを相手に突きつけたのだが・・・
ヒュウガ
「へっ・・・お、女の子」?
ヒュウガが押さえ込んだのは
水兵服姿の少女であった
外見年齢は11~12歳くらいで
髪型はショートヘアーで両方を髪留めでとめている
??
「はわわわわ・・・こそこそしてたのは謝ります・・・
そ、そのナイフをお、下ろしてくれませんか」?
ヒュウガ
「あ、あぁ・・・ごめんなさい・・・ところで君は誰だ」?
そう言って押さえ込むのをやめるヒュウガ
少女はおどおどしながら言った
??
「わ、私は・・・く、駆逐艦時風型三番艦の艦魂の時です」
ヒュウガ
「やっぱり時風さんの妹だったか・・・」
時
「あ、貴方の名前は何ですか」?
ヒュウガ
「お、俺は矢野ヒュウガ・・・なんで隠れてたんだい」(照)?
時
「わ、私は少し恥ずかしがりやで、人見知りですぐ物に隠れる癖があるんです・・・
でも、なぜか・・・あ、貴方とはすらすらとしゃべれます・・・」(照)
何故か二人の頬は少し赤くなっている
なんかぎこちない話?が続いている
なんかヒュウガにフラグが立ってるし・・・
ヒュウガ
「えっと・・・い、一緒に時風さんの所に行く」(照)?
時
「は、はい・・・付いて行きます」(照)
次回へ
登場人物紹介
時波
時風型駆逐艦二番艦
出身 不明
髪型 ポニーテール
外見年齢 13~14歳
身長 156・2センチ
体重 ・・・聞かない方が身の為
誕生日 8月2日
家族構成 姉(時風) 妹(時)
好きなもの・修行・時風・時・大和・シナノ・ヒュウガ
嫌いなもの・きつい追い討ち
駆逐艦時風型二番艦時波の艦魂
時風と同じく65年間別の隠しドックで作られて放置
されていた所を雪花が発見した
何故か忍者の格好をしているが
忍術が得意で忍法も使える
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