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第二十六話 時風と時波

大和・時風

「「へっ!?時波」!?!?





時波

「時波でござるが・・・何故そんなに驚くのでござる」?





前回

大和と時風は雪花専用ドックを歩いてたとき

天井に吊り下げられているシナノとヒュウガを見付けた

矢先に少女忍者?に襲われたその正体は・・・




時風

「えっ・・・今時波っていいましたか」?




時風が声を震わせながら言った




時波

「あぁ言ったでござるが・・・お主も艦魂でがざるか・・・」




時風

「は、はい私は時風型駆逐艦一番艦の艦魂・・・時風です」





時波

「っ!?・・・い、今時風と言ったでござるか」!?




時風

「はい・・・」




時波

「で、では・・・拙者の姉上でござるか」!?




時風

「はい・・・貴方のお姉さんの時風です」




すると時波は時風の前に近寄りひざまずいた




時波

「改めて言わせてもらうでござる姉上

拙者は時風型駆逐艦二番艦の艦魂時波でござる・・・

姉上と会える日を65年間ずっと待っていたでござる」




時風

「私も・・・貴方に会える事を楽しみにしていました・・・」




時波

「姉上・・・」



ガバッ



そう言って立ち上がり抱き合う二人




大和

「・・・(よかったな時風)・・・あっ!シナノとヒュウガ忘れてた」




時風

「あ、そう言えば忘れてましたね大和さん」




時波

「・・・さっきから気になっていたのだがお主の名前はなんて言うのでござるか」?




そう言って飛ばされた刀を鞘に戻す時波




大和

「あ、まだ自己紹介まだだったな・・・俺の名前は矢野大和だ」





時波

「ふぇっ!?い、今矢野大和と申したか」!?




大和

「言ったけど・・・どうしたんだ」?




時波

「つ、つかぬ事を聞くがお主・・・矢野菊雄の孫でござるか」!?




大和に近寄って聞く時波




大和

「そ、そうだけど・・・うちの爺ちゃんがなにか?・・・顔が近いんだけど」




時波

「あぁすまぬでござる・・・しかしあの強さは孫にまで次がれるとは・・・」




大和

「・・・その言動からすると菊爺にも艦魂が見えていたようだな」




時波

「うむ・・・拙者が何度も勝負を挑んでもいつも負けていたでござる・・・

あの鬼神のような威圧で負けた時もあるでござる・・・」



時波が冷や汗をかきながら言った。



大和

「・・・この刀の前では戦いに敗れるなっていわれてるからなぁ~

多分菊爺もこれを持って暴れてたんだろう・・・」



そう話ていた時・・・




シナノ

「あの~・・・お取り込み中に悪いんですけど・・・降ろしてもらえます」?




吊り下げられているシナノが起きた




大和

「お、起きたかシナノ」?




時風

「すぐに降ろしてあげますから待っててください」




時波

「昨日の不審者を吊り上げていたのだが・・・大和殿と姉上の知り合いでござるか」?




大和

「・・・俺の妹と弟だよ時波」




時風

「それより時波ちゃん・・・なんで吊り上げたの」?




時波

「えっと・・・その・・・なんと言うか・・・」




シナノ

「そんな事どうでもいいからはやく降ろしてぇ~~~」



大和

「すぐおろすから泣くなシナノ」





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