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第二十五話 少年侍VS女忍者!?

大和

「へぇ~ここが母さんの専用ドックかぁ~」




時風

「す、すごいですね・・・私が居たドック以上にすごい設備です」!




周りにはいろいろな機械や整備車両

天井には大きなクレーンが垂れ下がっている




前回

駆逐艦時風は雪花専用ドックに到着したが

大和と時風はまだ時風の艦内に取り残されたままだった。





大和

「それにしてもおかしいな・・・」





時風

「へっ?何がですか大和さん」?




大和

「いや・・・普通俺達を起こしに来てくれてもいいじゃないのか」?





時風

「それもそうですね・・・」





大和

「何かあったのかな・・・ん」?





そう話していると大和が急に立ち止まり

床に落ちているある物を拾った





時風

「どうしたんですか大和さん?

その布切れになにかあったんですか」?



大和

「この布切れ・・・シナノの服のだ・・・」



時風

「ふぇっ!?シナノさんの服ですか」!?



大和

「あぁ・・・なんでここにおちてるんだ」?




時風

「何かに引っかかって破れたと・・・っ」!?!?!?



大和

「ん?どうしたんだ時風」?



時風

「や・・・大和さん・・・う、上を見てください」



大和

「へっ?上・・・」?



そう言って上を見ると・・・




大和

「し、シナノ!?ヒュウガ」!?




天井から縄でぐるぐる巻きにされ吊り下げられている

シナノとヒュウガ




時風

「し、シナノさん!ヒュウガさん!大丈夫ですか」!?




シナノ・ヒュウガ

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」




大和

「駄目だ・・・気を失ってい・・・時風危ない」!!!



ガバッ



時風

「キャッ」!



時風が天井に吊り下げられているシナノと

ヒュウガを見ている時、急に大和が時風を押し倒した




大和

「・・・大丈夫か時風」?




時風

「は、はい・・・な、何かあったんですか?(うわ~大和さんの顔が近いですぅ~)」




大和

「そこ見てみろ・・・(うわぁ~・・・とっさにかばったけど時風の顔が近い)」




二人とも赤面だが時風が先ほどまで立って居た所を見ると・・・




時風

「しゅっ!手裏剣」!?



さっきまで居た所に手裏剣が6個地面に刺さっていた

時風は艦魂だから艦船に被害がなければ死なないが

やはり痛みはあり気絶くらいはするのだ




大和

「誰だ!?出てこい!?小癪こしゃくなてを使うより正々堂々と攻撃したらどうだ」!?




大和が時風を抱き起こしてドックに響き渡る声で言った

すると・・・




??

「ほう・・・そんなに言うなら正々堂々と戦ってやろうではないか」!



ストンッ



大和と時風の後ろから声と着地する音が聞こえた

大和と時風が後ろに振り向くとそこには・・・




大和・時風

「「へっ?・・・忍者」」!?




そこに立っていたのは顔に覆面ををしていて

背中に時風の刀に似ている刀を背負っている

忍者の格好をしている少女であった

年齢は多分12~13歳くらいで

ポニーテールをしている





??

「それだけ言う事はお主・・・よほど刀の心得があるようだな・・・

早速だが行かせてもらうでござるよ」!!!




そう言うと少女忍者は背中の刀を抜いて大和に襲い掛かった




大和

「オワッ」!!!




すかさず大和は備前長船永光を抜いた




カキィイイイイイイイイン!!!



鉄のぶつかりあう音がしたすると・・・



ヒュルルルルルルルルルルル・・・


ドスッ!



何かが落ちる音がした



??

「ば・・・馬鹿な・・・拙者が・・・拙者が刀を飛ばされるなんて・・・」




少女忍者の刀が飛ばされ地面に刺さっていた




大和

「ふぅ~・・・いきなりだったけどそうやって突っ込んで

くると誰でも刀を落とされるよ」



そう言って備前長船永光を鞘にしまう大和



??

「くっ・・・不覚・・・」




大和

「おい・・・お前の名前はなんて言う・・・

ここに入ったら生きて出られないって言われている

ドックの中になんでお前みたいな女の子が入った」?



??

「拙者は・・・」




すると??はその場から立ち上がり

覆面を取って言った




??

「拙者は駆逐艦時風型二番艦の艦魂の時波でござる」!




大和・時風

「へっ!?・・・時波」!?





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