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第二十三話 夜の会話

大和

「何とか敵は逃げたぞ・・・時風は大丈夫か」!?




時風

「は、はい・・・手に少し怪我をしましたけど・・・」




前回

時風は正体不明の部隊に攻撃を受け

右舷に被弾したが大和が40ミリ機関砲で撃退し

空中で飛翔中の弾頭を撃ち落とすことに成功した




雪花

「まぁ何とか撃退できたけど・・・何者かしらあいつら・・・」





シナノ

「そんな事どうでもいいから早くここからいなくなった方がいいと思うよ」





時風の腕に包帯を巻きながらシナノが言う




ヒュウガ

「俺もシナノ姉さんの意見に賛成だ・・・

それに時風さんの修理も早くしたほうがいいし」





雪花

「分かってるわよ・・・海上警備会社まであと何キロ」?




隊員

「あと6海里(約10キロ)くらいです」




雪花

「そう・・・これで時風型が全艦そろったわね」




大和

「母さん俺は外で風に当たってくるから・・・」




そう言って大和は外にでる




時風

「・・・・・・・・・」



スクッ!



シナノ

「あれ?時風ちゃんどこに行くの」?




時風

「あ、私も大和さんについて行きます」



シナノ・ヒュウガ

「じゃあ俺も(私も)・・・」



ガシッ



雪花

「ヒュウガとシナノは残ってなさい(ニヤリッ)

行ってらっしゃい時風ちゃん」



二人の服の首根っこをつかむ雪花

顔はなぜかにやついている(なんでだ)?



時風後部主砲




大和

「・・・ふぅ~・・・40ミリの反動ってあんなにすごかったのか・・・」




主砲にもたれかかりながら座る大和

そこへ・・・




時風

「大和さん・・・」




大和

「おっ・・・時風・・・動いていていいのか」?




時風

「はい・・・さっき攻撃を受けた時よりか大丈夫です・・・隣いいですか」?




大和

「あ、あぁ・・・いいよ」




そう言って大和の隣に座る時風




時風

「・・・先程はありがとうございます大和さん」




大和

「いや、いいんだよ時風お礼なんて・・・」




時風

「それに・・・」




大和

「それに」?




時風

「そ、それに・・・『俺が時風を守るんだぁぁあああああ!!!』

って言ってくれたのもうれしかったです・・・」




頬を少し赤らめながら時風が言う




大和

「あ、あぁ・・・えっと・・・その・・・なんと言うか・・・

(うぁぁああああああ俺なんであんな事言ったのかが分からねぇえええ!!!)」




おい大和・・・お前の心の中はどうなっている?(by作者)




時風

「・・・守ってくださって本当にありがとうございます大和さん」




大和

「い、いや・・・君を沈めるわけにはいかないからね」




時風

「本当に・・・ありがとう・・・ございますぅ・・・」




ポンッ




そう言って時風が大和にもたれかかってきた




大和

「と、時風」!?




時風

「すぅー・・・すぅー・・・」




小さな寝息を立てて眠っている時風




大和

「さっきの事で疲れたんだな・・・よいしょっと」!




そう言って時風をお姫様抱っこして艦橋に戻った大和であった。

・・・余談だが何故か雪花の顔がにやついていたのは別の話である





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