第十六話 時風型駆逐艦の任務・・・
時風
「大和さんが・・・御曹司」？
前回
謎の武装集団の正体は大和の父が経営する
警備会社の社員であり大和は自分が
その会社の御曹司だと時風に話した
大和
「あぁ・・・矢野陸海警備会社の
社長の息子だ・・・あまり話たくなかったんだけどな・・・」
シナノ
「何でなのお兄ちゃん」？
涙を拭きながらシナノが聞いてきた
大和
「・・・いや・・・なんと言うか・・・恥ずかしいというか」
少し恥ずかしながら言う大和
ヒュウガ
「そんな恥ずかしがるものじゃあないでしょ兄貴」
正晴
「そうですよ大和坊ちゃま」
大和
「他の理由もあるんだよ・・・」
雪花
「あら？他の理由って何？大和」
雪花が聞くと、大和は少し暗い顔になって小声で言った
大和
「・・・変な目で見られたくなかったからだよ母さんなら分かるだろ」？
雪花
「・・・まぁ確かに変な目をしてくる人とかいるからね」
シナノ・ヒュウガ
「お兄ちゃん（兄貴）の気持ちよくわかるよ（ぜ）・・・」
時風
「・・・大丈夫ですよ大和さん」
そう言って時風が大和の手を握った
大和
「・・・と、時風」？
時風
「大和さんが会社の御曹司でも私は大丈夫です」
大和
「ありがとう・・・時風」
雪花
「・・・（半年いない間に少しは成長したわね大和）・・・
こちら列空１全員降りて来ていいわよこの旧海軍が
開発した特攻駆逐艦を早くここからださないと・・・」
大和・時風
「「へっ？・・・いまなんて言った（いいました）」」？？
雪花の言葉に真っ先に食いついたのは大和と時風であった。
雪花
「ん？旧海軍の開発した特攻駆逐艦を早くここから出さないと・・・」
大和
「ちょ、ちょっと待ってくれ母さん！時風が特攻駆逐艦ってどう言う事だよ」！？
時風
「え・・・私が・・・特攻駆逐艦？・・・」
雪花の言葉に時風と大和は驚いた
シナノ
「え？なんなの特攻駆逐艦って」？
ヒュウガ
「特攻駆逐艦ってのは旧海軍の神風特別攻撃隊
みたいな任務をこなす駆逐艦・・・だと思うよ姉さん」
一人だけ話に付いていけてないシナノに説明するヒュウガ
雪花
「大和・・・私が半年間いなくなったのはこの
時風型駆逐艦３隻とこの艦に積まれるあるものを探したのよ
それであなた達には旅行と行って時風型を探してたのよ」
時風
「あの～・・・あるものってなんですか」？
まだ驚きを隠せない時風が声を少し震わせながらいった
雪花
「・・・貴方にはショックが大きいかもしれないけど・・・話していいの」？
時風は静かにうなずいた。
雪花
「・・・あなた達時風型駆逐艦は・・・この岡山の人形峠で開発された
原子力爆弾を各時風型に１発ずつ積み込んで使者を乗せていると情報を言って
油断した米艦隊のど真ん中で爆発させる・・・その原子力爆弾の運搬専用に
開発されたのが特攻駆逐艦・・・時風型よ」
時風
「っ！？・・・原子力・・・爆弾・・・」！？
大和
「なっ！？何だって！？原子力爆弾！？今原子力爆弾って言ったか」！？
シナノ
「げ・・・原子力爆弾って・・・」
ヒュウガ
「約半径４キロを壊滅させられる爆弾だよ姉さん」
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登場人物紹介
矢野雪花
出身 岡山県岡山市
年齢 （２０１０年現在）３５歳
髪型 ショートヘアー
身長 １７２センチ
体重 ５２・４キロ
誕生日 ８月１５日
家族構成 夫（闘気）息子（大和・ヒュウガ）娘 （シナノ）
好きなもの・旧大日本帝国海軍・家族・会社の社員
嫌いなもの・書類整理・ゴキブリ
大和・シナノ・ヒュウガの母親
半年間行方不明になっていたのは旧海軍の特攻駆逐艦を
探すために資金集めをしていた
過去に２０歳で海上自衛隊に入隊していた過去を持つ
なお身体能力はふつうの人よりずば抜けている
大和とヒュウガが旧海軍好きになったのは雪花のおかげである
難波正晴
出身 岡山県岡山市
年齢 （２０１０年現在）６８歳
身長 １７４センチ
体重 ６４キロ
誕生日 ４月７日
家族構成 妻・息子２人・孫４人
好きなもの・矢野家・大和・シナノ・ヒュウガ・闘気・雪花・旧海軍戦闘機
嫌いなもの・虫・矢野家に害をなすもの
矢野家に仕える執事で矢野家に４０年仕えて来ている
矢野家には絶対的な忠誠を誓っている
その為身体能力など雪花と同等であり
矢野家に害をなそうとするものは必ず成敗される
その反面・大和・シナノ・ヒュウガにはとてもやさしい
なおヒュウガが料理好きになったのは彼のお陰である
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