第十五話 矢野三兄妹の母降臨
大和
「っ!?・・・か、母さん」!?
時風
「えっ?・・・えっ!?大和さんのお母さん」!?
雪花
「半年ぶりね大和・・・元気だった」!?
前回
大和と時風は武装集団??に対し先手を少し打ったが
その武装集団??の隊長は大和の母だった・・・
大和は40ミリ機関砲から降りて走って
雪花のところに駆け寄った
大和
「母さん・・・だよな?・・・本当に・・・母さんだよな」?
大和は声を震わせねがら言う
雪花
「えぇ・・・あなたの母親、矢野雪花よなんでこんな所にいるの大和」?
大和
「・・・父さんと喧嘩して・・・家出した」
雪花
「そう・・・またしょうもない事で喧嘩したんでしょ闘気さん
いっつもそうだからね・・・貴方のお父さんは」
大和
「母さん・・・単刀直入に聞くけど・・・この上にいる特殊部隊みたいな人達誰」?
雪花
「あら?なんで知ってるの?・・・この駆逐艦時風の艦魂の能力かしら」?
大和・時風
「「えっ」」!!??
雪花の言葉で大和と40ミリ機関砲の後ろに隠れている
時風が驚いた
大和
「も・・・もしかして母さんも・・・」?
雪花
「えぇ私とこの人も見えてるわよ艦魂が・・・そこの40ミリ機関砲から水平帽が丸見え」
時風
「ふぇ!?見えてますか大和さん」!?
大和
「丸見え・・・」
雪花にも艦魂が見えていた
(なんで矢野家の人間は艦魂が見えるんだ?・・・)
雪花
「ところで私の配下の隊員全員ここにおろしていい」?
大和
「いいけど・・・もしかしてあの隊員ってうちの陸上警備隊か」?
??1
「ご名答ですよ大和坊ちゃん」
いままで黙っていた男が目だし帽をとりながら言った
大和
「っ!?爺や!?正晴爺やまで来てたのか」!?
正晴
「お久しぶりです大和坊ちゃま半年ぶりですね」
目だし帽子の下にあった顔は60代くらいのお爺さんであった
時風
「えっ?・・・えっ!?どどど、どう言う事ですか大和さん」!?
時風は大和に聞こうとしたら・・・
ヒュウガ
「あ、兄貴・・・もう出ても大丈夫か」?
シナノ
「さっき銃声したけど大丈夫だよねお兄ちゃん」?
二人が艦橋の扉から出てきた
雪花
「へっ!?シナノ!?ヒュウガ!?あなた達もここにいたの」!?
シナノ・ヒュウガ
「「か・・・母さん(お母さん)」」!!??
驚く二人と母親・・・
シナノ
「お・・・お母さ~~~ん」
時風からラッタルを走って降りて雪花に泣きながら抱き着くシナノ
雪花
「シナノ・・・貴方もここに来てたの」?
シナノ
「・・・お母さん・・・半年も・・・どこに行ってたの・・・」
雪花
「あらあら、この年になったら泣かないっていってたでしょ」?
ヒュウガ
「あれ?・・・難波さんもいるじゃん」
正晴
「お久しぶりですねヒュウガ坊ちゃまにシナノお嬢様」
時風
「え?えっ!?・・・これってどう言う事ですか大和さん」
どういった状況か分からない時風がすこし慌てている
雪花
「あら?まだ貴方の事を話してなかったの大和」
大和
「あ、うん・・・話そうかな~と思ってた時に母さん達が来たから・・・
時風・・・実はな・・・」
時風
「へっ?・・・実は・・・何ですか大和さん」?
少し渋りながら大和は・・・
大和
「実は・・・俺は矢野陸海警備会社の社長の息子・・・つまり御曹司なんだよ・・・」
時風
「へっ・・・大和さんが警備会社の御曹司」!?
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