第十二話 全員睡眠・・・?
全員
『いただきま~す』!!!
前回、大和 時風 シナノはヒュウガのカレーができるまで
時風内部を探索し旧海軍の試作砲弾を大量に発見した。
パクッ
時風
「ん~~~!!!おいしいです~」!!!
シナノ
「ヒュウガの作る料理はおいしいでしょ」?
大和「うん、最近のより格段にうまくなってるな」
ヒュウガ
「そんなに褒めても何も出ないぞ、本当は1日たってから食べた方がいいんだけどな
今回の自分での評価はまぁ100点満点中70点ぐらいかな」?
時風
「そんなことありませんよ!!!これはもう満点ですよ満点」!!!
大和
「え、えらく気に入ったようだな時風」
時風
「こんなにおいしいカレーは大日本帝国海軍でもありませんよ本当に」!!!!!!
興奮する時風をシナノがなだめる。
シナノ
「と、時風ちゃん落ち着いて」!!!
そうシナノが言うとはっと我に帰る時風。
時風
「はっ・・・すす、すいません取り乱してしまって・・・」
頬を少し赤らめて恥ずかしがりながら謝る時風を大和がなだめる
大和
「いやいや、俺の友人もヒュウガの料理食べて『うますぎるー』!!!って
言いまくっていたからな」
ヒュウガ
「それが原因で、『俺の家の料理人になってくれーーー」!!!って拉致られかけたぞ」
苦笑いしながらヒュウガが言った。
時風
「俺の家って・・・大和さんのお友達にはお金持ちでもいるんですか」???
時風が冗談で言ったら・・・
矢野家三兄妹
『何でいるの分かったの』???
時風
「本当にいるんですか」!!!???
時風がその場から立ち上がって驚いた。
大和
「あ、そうか・・・時風にはまだ言ってなかったな」
時風
「ふぇ?それどういうこと何ですか」?
時風が聞こうとしたがこれはまた今度になるだろう
なぜなら・・・
シナノ
「ふぁ~~~・・・眠くなっちゃった・・・」
ヒュウガ
「え~っと今の時間は・・・午後10時20分だな」
大和
「もうそんな時間か・・・」
シナノ
「そういえば時風ちゃんこの艦シャワーついてる」?
時風
「あるにはあるんですが・・・お湯が出ませんよ」
ヒュウガ
「ボイラーに火を入れればいいんじゃないか」?
大和
「それは駄目だヒュウガ」
ヒュウガ
「何でだ?兄貴」?
大和
「密閉した室内で煙を出すと一酸化炭素中毒で死ぬからだ」
ヒュウガ
「あ、そうか・・・やらなくて良かった・・・」
ヒュウガが冷や汗をかきながらいった。
シナノ
「なら今日はお風呂無しか~・・・まぁいいか」
ヒュウガ
「ならもう寝る」?
時風
「なら寝室へ案内します、ついてきてください」
大和
「行くぞシナノ、ヒュウガ」
シナノ・ヒュウガ
「「は~い」」
全員立ち上がって厨房を後にした。
・・・数分後・・・
時風
「あ、部屋は分けた方がいいですよね」?
時風が三人を寝室の前に連れてきて振り返って言った。
シナノ
「あ、私は一緒の部屋でいいけ・・・」
大和・ヒュウガ
『断固別々で』!!!!!!!
突然大きな声を出して相部屋を拒む男子陣
時風
「は、はい、なら大和さん達はそっちの水兵室にはいってください
ベットのシーツはちゃんと置いてあるんで」
ヒュウガ
「あ、ありがとう時風さん、じゃ、じゃあ先に入ってるからな兄貴」
大和
「ああ、分かったよヒュウガ・・・時風、ちょっと・・・」
時風
「はい、?何ですか大和さん」?
そう言って時風に耳打ちして言った
大和
「(いいか時風今日寝る時は服のボタンか紐はきっちりつけて置いた方がいいぞ)」
時風
「(な、何でですか)」?
シナノ
「何してるのお兄ちゃん」?
大和
「じゃ、じゃあ俺は寝るからなおやすみシナノ、時風」
時風
「おやすみなさい大和さん、ヒュウガさん・・・ (何で冷や汗欠いてあんなに拒んだんだろう)」?
ガチャッ、
シナノ
「うわぁ~・・・広い部屋だね時風ちゃん」
その部屋は駆逐艦では珍しくとても広い部屋だった。
真ん中には何かを置くための台がある。
時風
「私が寝室として使っている部屋ですが・・・前は何の部屋か分かりません・・・
あ、シナノさんはそちらのベットを使ってください」
シナノ
「うん、ありがとう時風ちゃん」
そう言ってベットに寝転がるシナノ
時風
「それじゃ電気消しますよ」
髪留めをはずした時風が言う。
シナノ
「うん・・・おやすみ時風ちゃん」
時風
「おやすみなさい」
そう言ってベットの上に寝転がる時風
時風
「(今日は久々に人に会えたな~・・・それに大和さん、カッコイイしな~)」
カチッ
・・・女子就寝・・・
一方男子陣は・・・
ヒュウガ
「なぁ兄貴・・・時風さんにちゃんと言ったか」?
大和
「いや・・・全部言うところでシナノが来たから逃げてきた」
ベットの上で話す二人・・・
ヒュウガ
「どうする?・・・明日には時風さん屍みたいになっちゃったら俺しらないよ」
大和
「もう考えない方がいいぞヒュウガ・・・」
ヒュウガ
「それもそうだな・・・おやすみ兄貴」
大和
「おやすみ、ヒュウガ・・・」
男子も就寝・・・
次の朝・・・
時風
「キャアアアアアアアアアアアアアアアアア」!!!!!!!!
突然、悲鳴が聞こえヒュウガと大和はベットから飛び起きた。
ヒュウガ
「うわ!!!!!な、何だいったい」!!!???
大和
「時風の部屋からだ!!!行くぞヒュウガ」!!!
そう言って大和とヒュウガは隣の時風の部屋に駆け込んだ。
バンッ!!!!!!!!!
大和・ヒュウガ
「大丈夫か (ですか)!!??時風 (さん)」!!!!!!
二人はドアを蹴破って中に入った
しかし二人は後に後悔しただろう
時風
「へっ・・・・・・」???
大和・ヒュウガ
「へっ・・・・・・・・・・」??????
時風はなぜか水兵服の上がなくなっており
上半身丸裸の状態なのだ・・・
大和
「ブフッーーーーーーーーーーーーーーー」!!!!!!!!
バタンッ!!!
大和は鼻血を滝のように出して倒れ・・・
ヒュウガ
「がはっ・・・」!!!!!
バタンッ!!!
ヒュウガは口から血みたいなものを吐いて倒れ・・・
時風
「ひっ・・・・・・・・・・・」
バタンッ!!!
時風は顔を真っ赤にして倒れた
3人仲良く倒れたところで・・・
シナノ
「ふぁ~~~・・・おはよ・・・えええ!!!何!何なのこの状況」!!!!!
時風を襲った容疑者が起きた。
今日この日少年二人が大人の階段を上った (笑)
次回へ
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