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吸血鬼になったけどゲームを始めます

アカウントを誤って消した為、書き直し部分がそこそこあります。そもそも2年で20話程度しか更新してなかったので軽症です。

ストーリーを覚えてないので致命傷です

よろしくお願いします



俺の体に異変が起こったのは夏休みが始まって、二日しか経っていない日の夜だった。

7月の下旬とはいえ、暑苦しさを感じない涼しい夜だった。

それなのに深夜、まるで熱帯夜かのような暑苦しさ、寝苦しさを感じて目を覚ました。


「えぇ……え?ん…?」

体温を測ろうと部屋を出ようとしたとき、クローゼットの横にある姿見に自分の姿が映った。


汗で濡れている寝巻の背中に、違和感ありありの真っ黒な羽、口の端からチラチラと見える長い八重歯。そして、血のような色をした目、その姿はまさに「吸血鬼」だった。


「なんだこれぇぇぇぇぇぇ!!??」

その絶叫は近隣住民には聞こえなかったみたいだが、窓辺で寝ていた野良猫がビクッと体を震わせ外に逃げていった。


「はぁ…はぁ…、まぁ一日ぐらいならいっか。…夢かもしれないし……まぁ夢だな、うん。寝よう」

暑いし頭もボーっとしていた俺は体温を測らずに、そのままベッドにダイブして何も考えずに目を閉じた


その翌朝には羽は無くなり目の色も戻っていた…がしかし、異様に伸びた八重歯が前日の夜の出来事が現実であったことを示していた。


試しに、背中に力を入れてみるとバサッと昨晩生えていた羽が煙と共に現れた。生えているというよりも、くっついているの方が表現としては正しいのかもしれない

触ろうとしても触れられず、羽が壁にぶつかってもすり抜けるだけで実体はなかった。


そんな体の異常が出た日から俺は睡眠がとれなくなった。何故かは分からないが、寝ようとしても朝昼晩一切の睡眠がとれなかった。そのせいで時間が余りに余りまくる。メリットとしては、学校の課題をすぐに終わらせられたことぐらいだった』


そういえば昨日…ドアを開けて陽の光を浴びた右手が灰になって消えたんだっけ?夜になって月の光を浴びれば一瞬で戻ったけど……これも書いておくか?


昼に外に出れば灰になる。夜に出かけてもすることがない。両親は夏休みが始まってすぐに3週間の結婚記念日旅行に出かけていて、弟と姉は二人とも友人の家に泊まっているから家には一人。


こんな変な体になったのにやることがない俺は、とりあえずPCで日記を書き始めた。

日記っていうより自分の生態日記みたいなものになってるけど

何故PCかというと、現物でこんなもの残してたら完全なるブラックなオリジンの結晶になるからだ。データでも同じだけど鍵付けとけば見られない


っていうか子供を一人残して家族が全員出かけるのどういうことだってばよ?俺まだ未成年だよ?ピチピチの中学2年生だよ?こんな異常事態を相談する相手がいないのどうすればいいのカナ???


ブゥゥゥン……


机の上に置いていた、マナーモードにしているスマホが震えた

見てみると、誰かからLIMEが来ていた


『やっほ~!元気にしてるかな~?レンくんが大好きな、宮島

みやしま

ちゃんだぞ~!どうせ彼女もいない、友達もいない、家族も遊んでくれないであろう!可哀そうな、哀れで、惨めな、レンくんのために面白いゲーム見つけてきたから一緒にやってあげるぜ~☆』

明らかに喧嘩を売ってきている文章だが実際は

「元気してる?面白いゲームを見つけたから皆でやりたいんだけど一緒にどうかな?」

どうせこんな所だろう


彼女の名前は「宮島由洋

みやしま ゆな

」引っ越す前までいた中学校の元クラスメイトだ。幼小中と同じ学校だった、言わば幼馴染だ

転校してから接し方が分からなくなったのか、ぶっ飛んだメッセージが飛んでくるようになった。ただ俺「垣崎

かきざき

蓮人

れんと

」の事をレンくんと呼ぶのは変わらないでいるから嫌われてはない…と思う。


『元気。ゲームの名前は?』

短くそれだけ返すと素早く返答が帰って来た


『「ファンタジー・ファンタジー」ってゲームだよ~♪( ´∀` )あの有名ゲーム会社「伽藍堂」が遂にVRオンラインゲームに進出してきたってネットで話題らしいよ~!どうせ、夏休みやることなくて暇なんだろ~?おうおう!あーくん達もやるみたいだから一緒にやれると良いな~ってことでしめーだ!!』

ファンタジー・ファンタジー……安直な名前だけどあの伽藍堂が出してるなら間違いないな

どうせ、外に出れないし誰も居ないしお年玉使って買っちゃうか…




その数時間後、荒野を駆ける宅配業者によって届けられたファンタジー・ファンタジーをウキウキに起動する俺の姿があった。

そもそもの文章がガタガタって思ったので機会を見て改善します。って言って前も2年放置してました

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