優編
まず優は5勝5敗だと言う
優は俺よりも剣術が強いため魔法を使ってくるやつにもある程度対抗出来たらしいが、
やっぱり魔法は強い剣に魔法を付与したりしたら勝てなくなるらしい
そしてその中でもいい戦いをしたのが2人もいるらしい
まず1人目は名前も語らず喋らないつまらないやつだったらしい
2人目はフラルと言うやつらしい
1人目と戦った時は
「4戦目初め」
と言う合図と共に斬りかかってきた
優はそれをギリのとこで避けた
「おいおい挨拶無しとは礼儀知らずか?」
「…」
「無視かよ」
しかし優も剣術なら猛者だ
相手の攻撃を受け流しつつ自分も攻撃する
これが龍道流の強さだ
龍道流は相手の攻撃をいなしつつ自分の攻撃を当てることに特化した流派だ
優は相手の攻撃を受け流し攻撃を続けるか
相手は風魔法で自身を動かし避ける
「風魔法か、剣士の戦いに魔法はなしだろう」
「…」
「やっぱり無視かよでもそろそろヤバいだろお前」
それを話すと同時に落雷の音が闘技場に轟いた
相手はびっくりしたような顔をした
「どうだ、びっくりしたか?」
「雷魔法をデタラメに打ってみたんだ」
「隙が出来たな」
それと同時に優の刃が相手の頬を斬った
相手は怒った様な顔になった
「…風刃」
と言ったと同時に風の刃が優を襲う
「何?!」
優は反応出来なかった
そして優は血を流しながら玄龍を構える
「これだけは使いたくなかったんだがな、」
と言い龍道流の構えから白鯨流の構えになった
白鯨流は一撃の火力が高く速度も早い攻撃に
適した流派だ
優は白鯨流の使い手と戦った過去がある
優は異世界に来て3日目の時に部屋で
(この世界ならあの流派は強いだろうな)
と言っていた多分だが相手の白鯨流を思い出し自分の技にしたのだろう
いきなり構えの変わった攻撃に相手は対応出来ず斬られまくったしかし相手は
風と岩の混合魔法で優の玄龍を飛ばした
「…これで終わりだね」
「どうかな?」
「…武器を失ったのに戦えるわけない」
そして相手の剣は優を捉えた
優は何度も斬られるが急所を外した
そして優は斬られながらもこう念じた
(剣を作れ 剣を作れ)
とその時両腕が焼けるような痛みがしながら、
2つの同じ形をした色の違う小刀を出した
それを持ち優は相手に突っ込みだした
相手はいきなり武器が出てきたことに対応出来ず
懐を取られてしまった
「勝負あり!」
「優の勝利だ」
と言った激戦を繰り広げていた、しかしフラルと戦った時は俺も皆も優の試合を見ていたからあの試合は多分1年生のトップクラスだったと思う
「10戦目初め!」
「貴方が優ですね?」
「私はフラルと申します1つ言っておきますが私の剣は宝具スノーファンガです棄権した方が良いのではないでしょうかね?」
「ふっ宝具だから何だ、残念だが、俺も宝具名刀玄龍を使っているからね」
「あら、棄権しないのですか、なら負けて下さい」
フラルはそれと同時に斬りかかってきた
しかし優はそれを読んでおり逆にカウンターをされたフラル
「カウンターですか、貴方は剣術だと強いんですね」
「剣術だと?」
「魔法が上手く使えない貴方は魔法で私に負けてもらいます」
それと同時に水の波動魔法をずっと打ち始めた
優は避ける事が出来ず大ダメージを食らった
「魔法とか…ずりぃぞ」
「おやおやもうぼろぼろじゃーないか」
「無理せずに棄権しなさいな」
「お前に出し惜しみしてたら負けるな」
と言い優は龍道流から白鯨流に構えを変え、
体に闇の魔力をまとった
その闇の魔力はフラルの水魔法を吸い取り
そのまま優の魔力に変換された
「貴方、闇魔法の適正者だったのですか」
「魔法は効かなさそうですね」
「なら私のスノーファンガの錆びになりなさい
」
と斬りかかってくるが優は白鯨流の圧倒的連撃と速度そしてパワーにフラルの剣を弾きながら
フラルを斬る
「貴方不愉快です、死んで下さいもう」
「スノーファンガ奴を殺しなさい」
その瞬間スノーファンガは光り
フィールドを作り出した
「このフィールドの前では貴方でも動きにくいだろう」
そしてフィールドの至る所から沢山の氷柱が優を襲った
動きも遅いのに体力の氷柱を避ける訳なく優は
玄龍で飛んでくる氷柱を壊していたがそれでもやはり宝具の力は凄まじく
無限に飛んでくる氷柱に段々体力の無くなってきた優は玄龍に力入っておらず一際大きい氷柱を弾いた時に一緒に玄龍まで吹き飛ばしてしまった
「貴方の命の武器はない」
「貴方は今まで戦った中で1番強かったですよ」
「そうかよ、でもよ最後に抵抗してやるぜ俺も」
「もう終わりです」
しかし優の目は死んでおらず魔力を込めた右足で踏み込みをしたその瞬間
その右足の半径15mに大量の剣が下から突き出した
「?!」
「貴方の紀行魔法ですか、これは…」
と左腕に剣の刺さったフラルが言う
「お前の剣何かよりも、こっちの剣の方が強えぞ」
「嘘を言うのでは無い」
その時優は全魔力を使いとある武器を使った
その武器は、俺の武器カリバーンだった
「?!」
「宝具を作り出したのですか」
「そんなの人の成し得ることでは無い」
「そうだ…な」
「この剣は誰よりも勝負を愛する剣よ我に勝利を与えたまえ、」
と詠唱を済ませるとカリバーンは金色に光った
「さぁいくぞフラル」
「かかってこい優!」
激しい光とけたたましい音が鳴り響いた
結果は魔力の使い過ぎで優がダウンし負けた
「こんなところだ」
「お前さ俺の武器真似やがって」
「光真こいつどう思うよ?」
「まぁまぁ」
「俺なんて253位だよ?」
「煽ってんのかてめえ」
「そんなつもりはある!」
「なぁ、こいつの方がヤバくないか」
「優すまねえ、お前の方がまともだわ」
「お前の方がは余計だろ消せ」
次回…光真&迷編