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第八話「奇襲」

ランスは山賊のアジトの前まで来ていた。

「見張りがいるのか。」


入り口には二人の見張りがいた。斧を持っていて強そうだ。

ランスは見張りにばれないように木に隠れていた。


「仕方ない。」

とランスが言うと槍を構えた。


ランスが見張りの所へ飛び出した。ランスは槍を振り、一人の見張りを倒した。


「な、何者だ?」

山賊が怯えながら言う。


「あなた達を倒しに来た者です。」

「なんだと。死ね!」

見張りが斧を振るとランスが避けた。そしてランスが槍で見張りを倒した。


ランスがアジトに入るとたくさんの山賊がいた。しかし寝ていた。

周りに酒の瓶がたくさんが転がっていた。


「メリカさんは何処だろう?」

とランスが辺りを見回すと縄で縛られている女がいた。メリカだった。

ランスはメリカを見つけると走っていった。

そしてランスが縄を斬る。


「メリカさん、起きてください。」

とランスがメリカの肩を揺らす。


「う、う~ん。」

メリカが目をさました。メリカがランスの姿を見ると

「きゃあ!」

と悲鳴を上げてしまった。


「うん?何だ?」

と山賊の一人が起きてしまった。


「仕方ない。」

ランスが槍を構え、山賊を刺した。


「ぐああああああ!」

と山賊が悲鳴を上げた。メリカの悲鳴よりも大きかった。

寝ていた山賊がだんだん起き出した。


「何だ?どうした?うお!」

「女が逃げているぞ!それと知らない男だ!」

山賊がランスを指で指しながら言う。


「あんた、誰だい?」

メリカがランスに聞いた。


「ランスです。あなたを助けに来ました。」

「あたしはメリカ。まずこの山賊を倒さなきゃね。」

「そんな、先に逃げてください。」

「あら、あたしを舐めないでくれる?あたしのの強さ知らないの?」

とメリカが腕を伸ばしながら言う。


「ちょっと見ときな。」

と言うとメリカが山賊の腹を殴った。


「うぐっ。」

と山賊が言い倒れた。


「この女!」

と言い山賊がメリカに襲いかかって来た。


「邪魔。」

とメリカが襲ってきた山賊の顔を蹴った。

山賊は顔を押さえながら後ろに倒れた。


「す、すごい。」

ランスが驚いている。


「女だからって甘く見ないでよね。」

メリカが怒っている。


「それでは僕はここのボスを倒すので。」

とランスが言って歩いていこうとすると


「待って。あたしもいくわ。」

「そんな、危ない。帰ってください。」

「あたしをなめないでくれる!」

「分かりました。ですが危ないと思ったらすぐに逃げてくださいね。」

「分かったわよ。」


二人はボスがいるかと思われる場所の前まで来た。

わざとらしく王座などが置いてある。どこから持ってきたのだろうか?

二人、壁で隠れている。


「はぁはぁつきましたね。」

「さすがに疲れたわね。」

二人が息を切らせながら言う。


この山は高く、最上頂まで登るまでかなり苦労する。それでもって山賊がいるので、山賊とも戦わなければならない。


「そこに隠れている者!出でこい!」

といきなり声が聞こえた。


「ばればれのようね。」

とメリカが出ていった。それにランスがついていった。

王座の前に男が立っていた。昨日、メリカを気絶させた男だ。


「お前は昨日の娘か。」

「その節はお世話になったわね。」

とメリカが指を鳴らしながら言う。


「何故、あなたはこんな事をするんですか?」

ランスが男に問う。


「ふん。私は私の好きにするだけだ。貴様らの事情など知ったことは無い。」

男が偉そうに言う。


「やはり、あなたとは戦わなければいけなんですね。」

「さて昨日の仕返しさせてもらうよ!」

「来るがいい。結果は見えているがな。」

今、戦いが始まろうとしていた。

更新が二ヶ月ぶりです。

すいません。

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