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第三話「再戦」

「こういう時は回復剤だ!」

ランスが思いついたかのように言う。

そして倒れたライバーの近くに寄り槍を抜いた。

ライバーは服のポケットからビンを取り出した。「回復剤」と書いてある。

回復剤のビンを開け中身の液体をライバーの口に入れる。

その瞬間ライバーの傷が治った。


しばらくしてライバーが目を覚ました。

「ここは?森か。」

起きたライバーがそう言う。

「そうだ。」

ライバーの言葉にランスが答えた。

「負けてしまったんだな。くそっ。槍だけはお前より上だと思っていたのにな。」

「偉そうに言わないでくれ。ライバーだって強かったよ。」

ライバーの怒り混じりの言葉にランスがフォローするかのように言う。

「まぁ仕方ないな。兵士になるんだからな。」

「そうだよ。こんな所でライバーに負けてたら戦場で死んでしまうよ。」

ライバーの納得するかのように言いランスがそれに同感するかのように言う。

「ははは。そりゃそうだな。」

とライバーが言った瞬間、魔物の咆哮が聞こえきた。


二人は槍を持ち構えた。

そして魔物が飛び出してきた!

恐竜のような魔物だ。腕にいかにも切れそうな爪、硬そうな尻尾、口の中には鋭い牙がある。

「どうやらこいつがこの森のボスみたいだな。」

「そうみたいだ。」

ライバーとランスが話していると魔物が突っ込んで来た。

二人を引っ掻こうと爪を振りましている。

それを軽々と避けるランスとライバー。

「攻撃をやめるなさそうだ。」

「んじゃ殺すか。」

ランスが深刻そうに言うとライバーがどうでもよさそうに言う。


二人は魔物を攻撃しようと突っ込むが魔物が尻尾で攻撃しようとしてくる。

「おお!あぶね!」

ライバーが避け、ランスも避けた。

魔物は爪でライバーを攻撃しようとするが

「無駄だぜ!」

魔物の攻撃を避け

「これでもくらいな!」

とライバーの大声と共に魔物の悲鳴が聞こえる。

ライバーが魔物を刺していた。

「やるねライバー。僕も負けられないよ。」

ランスがそう言うとランスは走り出した。

しかし魔物が口を開け

「もしかして・・・避けろランス!」

「え?」

ライバーが大声で言うとその瞬間、魔物の口から火が出た。

ランスは火の中に消えていった。

「ランスーーーーーーーーーー!」

魔物の口から火が出なくなると火を吐いていた場所にランスの姿はなかった。

それを見たライバーの顔には笑みがあった。

その瞬間、魔物の顔の上にはランスがいて

「喰らえ!」

魔物の顔に向け槍を向け、そのままランスは突っ込んでいく。

魔物の顔に槍が刺さった瞬間、魔物は悲鳴をあげ倒れた。

何が起こったかというと火が来る瞬間にランスは高く飛び

火を避け、魔物の顔の上に行ったのだ。

「死んだか?」

ライバーが魔物に近寄ると魔物が咆哮をあげて起き上がった。

「まだ生きているのか!」

ライバーが驚いている。

「仕方ない。あれをやろうライバー。」

「分かった。」

ランスとライバーは魔物に向かって走り出す。

ランスとライバーがジャンプし魔物を挟んだ。

「これでも喰らえ!」

二人の声が重なる。

ランスとライバーが魔物に槍を向けそのまま魔物に突っ込む。

二人は地面に落ちていく。

槍は魔物に刺さり魔物が倒れる。

「どうだ!?」

ライバーが倒れた魔物に近寄る。

次話をお楽しみに。


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