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序章 恋愛にハッピーエンドは存在しない説

西谷 政紀 1995年10月27日 大阪府在住 基本怠け者のダラリスト 社交性が皆無で友達が少ない事がコンプレックスだが指摘されると「俺狭く深くがモットーだから」と言い訳をしばしば

誰か僕と友達になってください!!!!!!

日曜の昼下がり、緑に生い茂った木の下で

この俺、高校1年男子 誠也せいや 真咲まさきは高校生活最大の勝負に挑んでいた。


坂井さかい 理沙りささん 好きです!僕と付き合ってください!!!」

端正な顔立ちで、流れる黒髪ストレート、ぱっちりお目々に笑顔が素敵な彼女に高校入学早々一目ぼれした俺は彼女に告白した。

平均的な顔立ちで、もじゃもじゃしたマッシュ頭、眠そうな二重にぎこちない作り笑顔がトレードマークな俺のどこが良かったのか

「はい!喜んで!!」

彼女はそんな俺を二つ返事で受け入れてくれた。


かくして、俺は見事意中の相手と結ばれることに成功、始まって僅か10行でハッピーエンドに!!!!


ならなかった、、、、、なるわけなかった、、、


俺は恋愛というものを勘違いしていた


恋愛というのは結ばれてはい終わりとかいう靴紐を結ぶようなそんな簡単なものではなかった


いや、、、


挨拶を積極的にすることから初めて、そこから積極的にしゃべりかけて、クラスの何人かで遊ぶ口実をつけ連絡先を聞き出し、遊ぶ時もクラスのみんなに協力してもらい二人だけの空間になる時間を作り、そして遊ぶ人数を徐々に減らしていき最後は二人だけで遊ぶ予定を立てる、いわゆるデートだ!ここでOKがでればもう少し!デート代はこっちが誘っているのだからきっちり払い、後は数回にデートを重ね粗相のないように王子様を演じれば、、、最後に残るのは告白だけ!!ムードを大事にして自信を持っていざ告白!!!


とまあ、こんな感じで結ぶ方が結構大変なのだけど、、、、


しかし


結んだ紐を維持するのは始めの方は簡単だが日がたてばたつほど大変になってくる、むしろ

維持する方が結ばれるよりも困難になってくるのだ


たとえば


「ね、ねえりさ、昨日一緒に歩いていた男子は一体誰かな?」

「誰だっていいでしょ、あんたには関係ない」

「か、関係無い事ないだろ 俺は君の彼氏なんだ」

「でたそれ?ホントそれうっとおしい!!アイツは違うのよ!」

「あ、アイツって!今あいつの事アイツ呼ばわりした!?」

「ええそうよ、アイツをアイツ呼ばわりして何が悪いのよ?アイツとは別になんでもないわよただの昔からの幼馴染で、」

「アイツが幼馴染!?なにそれ聞いてないんだけど??幼馴染がいるなんて、アイツといる時の君の顔はとても楽しそうで、、」

「アイツ、アイツうっとおしいわね!遊戯王カードか!!気のせいじゃないの!?やめてよねホントにあんたの妄想も大概にしてほしいわ!!!」

「でも、、だって、、」

「そんなにそう見えるなら、そうさせてもらうから」

「え?どういう、、、」

「今日アイツの親いなくてね、私が料理を作る事になってるから」

「そ、そんな待ってよ!!」

「じゃ、そういう事だから」

「り、りさ、ぎゃっ!!!!」ズサササー!!!


小石につまずいて盛大にコケる俺を見向きもせづスタスタと歩いていく理沙を俺はにじんだ涙をぬぐう事に必死で、追いかける事が出来なかった。付き合ってから3か月が過ぎたころの話である。


ここで俺は唱えたい「恋愛にハッピーエンドは存在しない説」を



初めまして西谷 政紀です 最後まで読んでくれてありがとうございます。小説家になろうに投稿しようと思ったきっかけは日ごろのストレスをぶつける場所がどこにもなくしょうがないからここでぶつけようと思ったのと、友達出来たらいいなっと思ったのと、就活面倒だな、、、

ここで才能を開花させたら働かなくてよくなるんじゃね?と思ったから始めました。(すみません)

どうかこれからよろしくお願い致します。そして気にいっていただけたならどうか僕の友達「ファン」になってください。

ここまでストレートに言うやつは僕くらいなにだろうか??

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