新世界への扉
事件の内容は事故であった。
新しい技に挑戦していたヴィヴィアンが、それに失敗して怪我をしたのだ。
結果として彼女はしばらく入院し、その間の練習ができなくなった。
このままでは公演に間に合わない。……と言うか、舞台に華が無い。
さぁ、どうするかと悩んだ団長は、俺を見つけてこう言ってきた。
「君……結構いいカラダしてるね……」
と。
場所はステージの建設現場で、俺はその時尻を向けていた。
どうにも血走った目に見えたので、直後の俺は尻を引くのだ。
「い、いや、そういう意味じゃなくて……女装に耐えうる体つきだよね、
ってさ」
そして、団長の続けた言葉で、更に厳重に身構えたのである。
そう思って見るとどうも怪しい。いつもモモヒキにTシャツ姿だし、俺を見る目がやらしい気がする。
一歩を下がって警戒していると、ロッソを連れたアレクがやって来た。
「どうしたんですか団長?」
そして、アレクが団長に聞く。とりあえずこれで助かったと思い、近寄ろうとした俺であったが、「実はな」と団長が話した事により、疑問の為に停止するのだ。
まさかアレクも団長の仲間か?! と、勘ぐった事が原因である。
アレクは話を聞いた後に「あー」と言ってこちらを見て来た。
「確かにヒジリなら体格も似ているな。良かったら力を貸してくれないか?」
頼まれているらしいが意味が分からない。
「どういう事さ……?」と質問すると、アレクは「つまり」と言った上で事情をきちんと説明してくれた。
「ヴィヴィアンの代わりになって欲しいんだ。サーカスにはやはり華が無いとな。
ウチにはあいつ以外になれる奴が居ない。だからヒジリに女装して欲しい訳さ」
ストレートのド直球だ。俺にはちょっと受け切れそうにない。
問題無いだろ? と言わんばかりの口調だったが、俺はそれを「無理!」と言って断った。
「無理な事は無いさ。体つきなんてそっくりだ。メイクの事ならプロが居るし、心配する事は何も無い」
「あるよ! そんな世界に踏み込んで帰って来れなくなったらどうすんの! ていうか無理だから! ヴィヴィアンの服とか、普通に俺には入らないから!」
入ったらする、と言う訳では無いが、それを理由に女装を断る。
すると、アレクは「いやいや」と言って、
「入るさ。ヴィヴィアンだって男だしな」
と、俺が絶句する言葉を吐いた。
「ワオ!」と言うのは肩に居るユートで、俺はおそらく口を開けていた。
「だったら大丈夫だね?」
とユートに聞かれたが、反応する事は出来なかった。
ヴィヴィアンが男。あんなに可愛いのに、実は中身は俺と一緒。
知って良かったのか。知らない方が良かったのか。
失恋したと言う訳では無いが、衝撃は滅茶苦茶大きかった。
「引き受けてくれるなら八千ギーツ出すよ。
今までの分に上乗せしても良い。とにかく、サーカスには華が要るんだ!
頼む! ヒジリ君! いやむしろヒジリンちゃん! 団長の一生のお願いだから!」
「ヒジリ兄ちゃんお願いだよ!」
「頼むヒジリ! オレ達を救ってくれ!」
団長とロッソ、アレクが言って、三方向から俺に迫る。
肩を掴まれ、逃げられない俺は、観念してそれに「……はい」と言い、三人から「おぉ~!!」と喜ばれるのだ。
もうどうでもいいや♡ と、ちょっとだけ思った故のヤケクソだった。
「やったねヒジリ! サーカスに出られるよ! カレルさんにも教えてあげなきゃ!」
ユートのそれには「絶対に言うな!」と言い、三人から「は?」と疑問をされる。
「いや……ちょっと、思い出し怒りです……」
と、無理矢理それに言い訳すると、三人は「そ、そう……」と引いていたようだった。
兎にも角にも出演が決まり、俺は翌日から練習にも加わった。
ヴィヴィアンがやろうとしていた新技――
アレクに受け止められて戻るまでは同じで、そこからアレクのブランコの間を回転して抜けて着地をするというもの――
も、練習の末に出来るようになり、投げつけられたナイフの束も、普通に受け止める事が出来た。
積まれた椅子の天辺にも、細工も無しに飛び乗れたし、肉体を使う事に於いてはマジェスティは、どの道でも食っていけると俺は感じた。
「(でも、特定の人間を有利にして、一体誰の得になるんだ……?
そりゃあ、ありがたいのはありがたいけどさ……)」
それと同時にそんな事も思ったが、答えが出て来るはずは無い。
故に、今は考える事をやめて、今度、Pさんに会った時にそれを聞こうと思うのである。
「最近何か忙しそうね? 良いようにコキ使われてるんじゃないの?」
「受け取りようによってはまぁ……でも、一応、合意の上なんで、あまり気にはしないで下さい」
それは、とある日の朝食の事で、聞いて来たカレルには苦笑いで答える。
聞いたカレルは「どういう事……?」と、眉根を下げて疑問していたが、まさか「女装をさせられています」とは言えず、俺は黙々と食事を続けた。
「サーカスにねー? 出るんだよねー?」
「ユート!」
そこで、ユートが喋ってしまい、それ以上は言わせない為に「きっ」と睨む。
それを見たカレルは「ふーん…」と言って済ませたが、何かを勘ぐっている様子ではあった。
「っていうかそれってお酒ですよね? 前から思っていたんですけど、そういうのも評価に響いてるんじゃないですか?」
誤魔化す為にもそう言うと、カレルは「なっ……」と一瞬怯んだ。
言葉の対象はほぼ毎朝飲んでいる、バーボンだかウイスキーだかのアルコール度数が高い酒だ。
「そ、そんな事無いでしょ! あたしのお金で買ったものだし、景気づけにチョコっと飲むだけじゃない? それとも何かしら? 朝から酒なんて、フキンシンとでも言うつもりかしら?」
それから反撃に移って来たので、「いやいや」と言って首を振る。
「中身は兎も角、体は十才でしょ……普通に成長に良くないですよ。
二十才になるまでは我慢して下さい」
そう言って酒瓶を奪い取ると、カレルは「イヤァァァ!」と、泣きそうな顔をした。
例えるなら子供を攫われる親のようで、俺は一瞬だけ躊躇する。
「……そんな顔をしても駄目ですって。試しに一か月、我慢してみて下さい。絶対ポイントが違いますから」
「恨んでやる! 変わらなかったら、一生この事を根に持ってやる!」
そんな言葉を背に受けながら、俺は仕事と捜索に行く。
初公演が行われたのは、それから四日後の夜の事で、ムダ毛の処理にキツイ前張り、挙句にはカツラを被った俺は、一座の華の「ヒジリン」として観衆の前でデビューを果たした。
「ヒジリンさん可愛いです!」
「これ、良かったら受け取って下さい!!」
一日目の夜が終わった時に、大量のプレゼントを受け取った俺は、
「(あれ……割と良い気分なんだけど……?)」
と、危険な世界への第一歩を踏み出した事に気付くのである。
公演はその後に三日続き、一日毎に少しずつ、俺は危ない世界へと近付いて行く。
「(結構可愛いって事だよな? 男の娘としてやっていけるんじゃないか?)」
とか、本気で考えて「にやにや」していた。
「ありがとうございましたー! またの公演をお待ちくださーい! ありがとうございましたー! ありが…っ!?」
が、最終日の見送りで、ある人からの視線に気付き、俺の表情は凍り付くのだ。
「……何やってるのあなた」
冷ややかな目で見つめていたのは、サーカスを見に来たカレルであった。
「正直、超絶にキモイんだけど、理由があるなら教えてくれない?」
と、胸をえぐるような言葉を向けられ、真っ当な世界への生還を果たすのである。
「い、家に帰ったら話しますね……わたしも……じゃない、俺もこんなの、全然本気じゃありませんから……仕事じゃなかったらこんな格好……」
「でしょうね……というか、そうだと思いたいわ。じゃあ先に帰ってるから」
俺が言って、カレルがそう言う。
その後には一度も振り返らずに、人混みに紛れて帰って行った。
「ボクがサーカスって言ったせいかなぁ?」
「いや、むしろバレて良かったよ……こんな事を続けていたら、きっと評価はボロボロだった。深入りする前に見つかって良かった……」
ユートの言葉にはそう言って、冴えない笑顔で客を見送る。
そこからのプレゼントは全てお断りし、その度に「すみません」と謝って置いた。
その日はそれから打ち上げとなり、約束の給料もここで貰った。
八日×八千ギーツで、六万四千ギーツの収入。
「また頼むよ!」
という団長のそれには、「いやぁ……」と苦笑いで応えて置いた。
確かにおいしいバイトではあるが、自分の性質上、女装はヤバい。
それが強く実感できたので、引き受ける事には遠慮をしたのだ。
「で、ヒジリ兄ちゃんはこれからどうすんの? 旅費が出来たからどこかに行くのかい?」
「まぁ、そうなるかな。って言っても、どこかで情報を手に入れないと、どこに行くかも決められないけどね」
場所は郊外。
中心には火があり、団員達がそれを囲む。
左に座っていたロッソに聞かれ、顔を向けて俺が返した。
「情報?」
と、首を傾げるのは、右に座るアレクであった。
人を探している事を正直に言うと、「探し人か。名前は?」と、俺に聞いて来た。
「ナエミ。珍しい名前らしいね」
聞かれた為に伝えると、ロッソが「ナエミ?」と、声を出す。
「どっかで聞いたなぁ……」
と、顔を顰めるので、「どこで!?」と、ロッソに詰め寄った。
「ちょ、ちょ、ちょっと待って。思い出すから……
えーと、どこで聞いたかなぁ……」
もやもやしながら待って居ると、ロッソは十秒後位に「あっ!」と言った。
「この前の所だ! どこだっけ? この前どこで公演したっけ?」
言葉の対象は俺では無くて、通り過ぎたアレクにあった。
聞いたアレクは「ああ」と言い、
「コールドの街だな」
と、答えを返した。
少なくとも現時点では、一度も聞いた事が無い街の名だ。
「そこそこ! そこで浜辺に打ち上げられた人が居て、住民達が騒いでたんだ。
で、その人が自分の事を、どうやらナエミって名乗ったらしいよ。
言葉が通じなかったって話だから、名前かどうかも分かんないけどね」
それを聞いたロッソが言って、「間違いないよ!」と俺が言う。
ナエミという名は珍しいらしいし、言葉が通じないのなら尚更の事だ。
「その後はどうなった? どこかに行ったとか?」
続けた質問には「さぁ……」と返され、仕方が無いので「そうか……」と呟いた。
知っている事は話してくれたのだろうし、こちらとしても聞く事は無い。
後はこの事をカレルに伝えて、明日にでも早速出発するだけだ。
「どうするの? 行くの?」
ユートの質問には頷きで返し、アレクとロッソに礼を言った。
それからその場に立ち上がり、「お世話になりました!」と皆に伝える。
「帰るのか?」
「また来いよー!」
「こっちこそ助かったよー!」
皆がそれぞれ返してくれたので、それに応えて頭を下げた。
「じゃ、行くよ。二人とも元気で。あと、ヴィヴィアンにもよろしく伝えて」
「ああ」
「兄ちゃんも元気で」
最後にアレクとロッソに言って、お世話になった職場を後にした。
初めてのアルバイトが良い職場だったのは、俺にとっては幸運な事だった。
その上でナエミの情報を得られるとは夢にも思っていなかったが。
ただ一つ、黒歴史が一ページ増えた気がするが、そこは早めに忘れる事にした。
翌日の未明は審判の日だった。
「ヒージリン♡」
と、第一声で言われ、言われた俺が「ぐっ……」と言う。
こちらとしては忘れようとしているのに、小出しに突かれては忘れられなくなってしまう。
「いやいや、なかなかサマになってたよ」
そんな事を思っているとは、Pさんは分かって居ないのだろう。
それに構わず言葉を続け、仕切りの向こうで「ははは」と笑った。
「今月は色々と見せ場があったねぇ。その分ポイントも多めだよー」
言葉の後にメニューが出される。
とりあえずの形で「そうですか」と返して、仕切りの下からそれを受け取った。
広げてみると言語の下が、
言語三 マルカル語 (大陸南部の主要言語) 七P
と変化していた。
魔法二 治癒魔法(治癒力の促進。自己に限る) 五P
特能二 気配探知 六P
真実三 生き延びた果て 九P
前回からの持越しは以上で、四つの中から取得に悩む。
「ちなみにポイントは十七Pで、先月と併せて二十Pでーす。
女装した時にナルらなければ、マイナス三Pが無かったんだけどね」
しっかりバレてる。誰にも言わなかったのに。
だが「出鱈目を!」なんて言っても無駄だし、すみません、と言うのも何か変だ。ここはそれを全て認め、今後は気を付けるしか術は無かった。
「カレルさんだっけ? マジェスティの子。ヒジリ君は色々と勉強させて貰ったね?」
「そうですね……マジェスティとしての先輩と言うだけでなく、単純に、人生の先輩としても色々と教えて貰っています」
「それはアレかな? 男と女の、ちょっぴりHな事なんかもかな?」
それには「そんな事は!!?」と焦って返すと、Pさんは「冗談だよ」と笑って言った。
カレルは中身は三十五だが、外見上では十才である。
俺にはロリコンの趣味は無いし、教えられたとしても欲情はしない。
むしろエロイ話をし始めたら「ヤメテ!」と言って拒絶するだろう。
なぜならば俺はムッツリだから、女性の前では興味が無いフリをしたいのだ。
「ま、大体の事は見えているからね。
そんな事をした日には祭りになってるよ」
どうやら本当に冗談だったようで、Pさんはそう言って笑い声を止めた。
そこである事を思い出して、「そういえば」と前置きして質問してみた。
「マジェスティってどうして優れてるんですか?
普通に転生じゃマズイんですか? いや、不満じゃないんですけど、ちょっと疑問に感じたって言うか……」
練習の時に感じたそれだ。
本当に、純粋な疑問であるが、Pさんは「うーん……」と返答に迷った。
「ま、真実を進めたら分かるんじゃないかな? 分かるよ、とは断定できないけどね。さてさて、今月はどれを取るのかな?」
それから答えを曖昧にして、スキルの選択を迫ってきた。
同じ事を聞くのは嫌だし、何よりきっと答えてくれない。
そう思った俺は質問を諦め、開いたメニューにその目を戻した。
「(言語はもう速攻で取って行こう。何だかんだで言葉が一番だし。
そうしたら残りが十三になるから、先を見据えて特能を取ろう)」
すでに、ある程度は決めて居た為に、俺の決断は早かった。
「言語三と特能二で。これで残りは四Pですよね?」
「そうだね。それは取って置く? それとも元セカに突っ込んじゃう?」
聞かれた為に「取っておきます」と答える。
現状では他に取りたい物が無く、保険の為にもそうしたかったから。
Pさんが「そう」と答えた後に、俺は隙間からメニューを返した。
「そうそう、ひとつだけ言って置きたい事があるんだ」
「えっ……?」
Pさんが言って俺が言う。何なのかと思って目を瞬かせる。
「僕はねヒジリ君。キミが好きだ。
いや、キミというキャラが割に好きなんだ。
だからもう少し頑張ってくれると、僕は非常に嬉しくなれる。
何が言いたいか分からないだろうけど、要するにこれからもヨロシクって事さ」
そういう事なら俺もそうだ。俺もPさんが割に好きだし、出来得る限りで頑張って居る。
それに、これからもヨロシクと言う部分には、むしろこちらこそという感じである。
故に、「こちらこそです」と言葉を返すと、Pさんは「あはは」と向こう側で笑った。
「じゃあまた来月。今月も頑張って」
結局何が言いたかったのか。改めてよろしくと言いたかったのだろうか。
そこの部分には少しだけ疑問して、俺は闇に飲まれて行った。
カレルに家を出る事を伝えたのは、その日の朝食の席での事だった。
聞いたカレルは「そう」と言い、カップを持ってキッチンを出た。
そして、数分して戻って来て、右手に持った地図を広げた。
「エイラスがここ。で、コールドの街が、ここからこう来てここにある。
歩けば多分、五日程の距離だから、少し多めに食料を買いなさい。
賊や魔物が跳梁する場所だから、武器もきちんと買って行く事。
もし、足りないなら貸してあげても良いわ」
それから言って、コーヒーを飲み、「物足りないわね……」と、愚痴を吐いた。
いつもであればそれは酒で、幸せそうな顔で「ぷはあああっ♡」と言っていたが、今日のカレルはコーヒーにして苦虫を噛み潰したような顔をしている。
「でも、よっぽど健康的ですよ。お金は稼いだので大丈夫です。
その気持ちだけ貰って置きます」
愚痴に対してはそう言って、気持ちに対して礼を言う。
「ま、いつでも帰って来なさい。楽しかったわよ。特に最後のは」
最後――おそらく女装の件を指し、笑ったカレルには「勘弁して下さいよ……」と返した。
「じゃあそろそろ行きます。色々とお世話になりました」
椅子から立って頭を下げると、カレルは「良いのよ」と首を振る。
あの日以来、色々あったが、俺が出会う大人は良い人が多い。
運が良いと言えばそれまでなのだが、その縁には感謝をするべきだろう。
誰に? と聞かれると答えに窮するが……
「また会う日までお元気でー」
これはユートで、「あなた達もね」とカレルは笑って言葉を返す。
そして、最後に俺の肩を叩いて「死ぬんじゃないわよ」と言って出て行った。
「(別れが苦手な人なのかな……? だとしたら俺と同じだ)」
ここを別れとするのであれば、見送りをするのがカレルは嫌なのだ。
一層寂しくなってしまうし、見えなくなった後がどうにも辛い。
俺自身にもそういう所はあるので、理解をした上で部屋に戻った。
そして、荷物をまとめた上で、片づけをしてからカレルの家を出る。
それから街の市場に向かい、食糧と水と槍を仕入れた。
「(あとはあれか)」
最後に向かうのは雑貨店で、店主は俺との約束通り、マントを売らずに保管してくれていた。
「売りつけておいてなんなんじゃが、理由が無いのにつけなさんなよ?
これはつまりヨゼル王国への、アテツケともなりかねん品じゃからな」
その言葉には「はい」と言い、代金を払ってマントを受ける。
それを袋の中にしまって、ようやく旅立ちの準備が終わった。
「よし、行くか!」
ピシェトから貰った袋を担ぎ、槍を右手に俺が言う。
「レッツゴー! ナエミちゃん必ず見つけよーね!」
と言う、ユートに「ああ」と言葉を返し、俺達はコールドの街へと旅立った。
古都エイラスでの思い出と、消したい黒歴史を胸の内に入れ。
何だかんだで引き摺って行くタイプ。
過去に仕上げた作品である「私を魔医者と呼ぶなッ!」を、一話から修正しています。
内容自体は変わりませんが、セリフやら言動が変わったりしています。
以前に読まれていた方の中で、興味がある方が居られましたら、もし良かったらもう一度どうでしょう!?
勿論、ご新規様も大歓迎ですよ!