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魔法使いルーフィと時間旅行記者  作者: 深町珠
悪魔の愛、天使の愛
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愛と心、現世・時間

もちろん、お父さん嫌いって子もいるけど

心の底から言ってる子って、そんなにいなくて。


ハイスクールくらいだと、いろいろ

男の子とかを

ちょっと、粗暴で嫌、って思ったりするから。


それで、お父さんが乱暴な事をした記憶、とか

あったりすると


それを連想して、嫌い、って思う事もあったりもするけど

自然に、大人になると

忘れてしまったりする。



ふつう、娘を可愛がらないお父さんは少ないし

めぐは女子高だから、男の子から嫌な事をされる事も

学校では無かったりする。


なので、クラスメートでお父さん嫌い、な子って

めぐのお友達にはいなかったよう、である。





好悪の感情は、単純なシステムで

電気で決まっている。


と言うと、不思議に思うけど

理科の実験で、小学校の時に

塩水を電気分解したような、あんな単純な仕掛けで

決まっている、と思うと

だいたいアタリ(笑)。


塩水の濃さが変わると、電気分解される気体の量も変わる。


ある量に達すると、「好き」とか、そう感じるように出来ている。

好き・嫌いって、そんな程度のもので


その量が「閾値」。thretholdだ。




コンピューターは、これを真似て作られたけど

気持、そのものをコンピュータが真似できないのは


記憶を、一杯ならべて連想する仕掛けが

スーパーコンピュータでも、まだ出来ないから、だ。



その、大切な記憶は膨大で、それが人柄、とかを形成している。



なので、神様が「めぐの人生をリセットする」と言い出した時

天使さんは、それを思い直してもらうように、考えた。


経験が変われば、別の人になってしまうし

今、ルーフィを想っている、その大切な時間も

訪れないかもしれないから、だ。



時間。

誰にでも平等なのは、3次元の場合で


ルーフィは、魔法でそれを乗り越えたりできる。


4次元の時間軸を持っているのである。





Megも、ルーフィに付随する事はできる。



もちろん、めぐも

Megの3年前(笑)だから素質はあって。



能力の兆しが見え始めている。



きちんと、能力を使いこなせれば

神が、めぐの人生をリセットする必然は無くなるのだけれど


今、気づいているのは、天使さんくらい、だ。





「つぎのデートはさ、どっか美味しいものでも食べてさ」と

ルーフィが言うと、めぐはちょっと淋しそうな表情になって。



「はしたないわよ、ルーフィ」と、わたしはそう言って嗜める振りをして

ルーフィの無神経さを諌めた(笑)。



ルーフィも気づいて「そっか、レディのする事じゃないよね」と。



この国にも、そういう風潮があって。

それは、働くより投機の方が儲かるのが流行った頃だった。


政府がそれを流行させて、土地の値段、などと言う

本来価値の無いものを吊り上げてお金儲けを企んだ。


この間まで言っていた、金融緩和と同じような企みで

所詮はギャンブル、なので


正当な事をすると、損をすると言うヘンな風潮が横行したのである。


それは、30年程前だったから

丁度、めぐのお父さん世代は、そういう風潮に晒された時期で


紳士淑女よりも、ギャンブラーと遊女が増えた時代だった。




それで、お金を使って女の子にサービスするのが当然、なんて

ヘンな時代だったから


女の子も、高いものを買ってもらうのが普通、とか

美味しいものを食べさせてもらって当然、とか。


それはつまり、お金を払う方が労働でなくて

ギャンブルで得たような金を使っていたから、で。



そういうハシタナイ事は、紳士淑女はしなかった。


めぐのお父さん、お母さんもそうだった。




それは、例えば人の価値をお金で買うようなもので

高く売ろうとする女の子は、商行為をしているのと同じ。

だからハシタナイので、まともな女の子は

そういう誘いには乗ってはならない。



まともな男の子も、そういう事はしない。




形を変えて、金融緩和などと言い

また愚行を繰り返そうとしていた政府は

この世界では、ルーフィらの尽力で

心を入れ替える事ができた、のだけれども(笑)。



それは、人間界にありながら

動物界の法則で生きる事と同じだ。



転生する時に、再び人間には戻れないと

思うべきだろう。






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